地球の上

僕は生きている ここにいる

いつだって 叫んでいるけど

届かないのは 世界が広いからとか

人が多いからとか そんなんじゃなく

誰も他人に 関心がないから


報われる方法など いくつもある

しかし報われる人は いくらもいない

この星の上で ただ歯車として生きる

そう 僕は 歯車 なのだ 君も もちろん


錆びた公園のベンチは 僕の心

いつの間にか 打ち捨てられていた

誰かを愛した気持ちは いつの間にか冷め

残るのはただ 肥大した自尊心


僕は どこへ行けばいいのか

僕は 何をすればいいのか

正解 なんてものは元から無い

自由 に飛べと言われれど翼がない

ただ 落ちていくしかないのだ

ただ 一番下まで落ちるしかないのだ


そこで待ち合わせよう

僕は使えない歯車だから

そこから始めるしかない

僕は錆び付いた歯車だから

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