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人が幸せになるのってハードル高いよなあと思いました。多分、お金があるのは最低条件必須で、嫌なことの比率よりも1ミリでも幸福が上回っていればいいんかなあ。とかくこの世界線の女性たちは大変だと思う。正々堂々生きようとしたって社会が良しとしないから、自分たちのことを誰かに説明する時に口籠ってしまうのですね。ここと並行して書かれた星灯火は、『相手』が人間ですらないという、さらに上のハードルを飛び越えていく物語なんですね!へんてこな感想ですが、これを読み終えて星灯火の深さが増したような気がします。ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
三か四角様
こんばんは。
そうですね。これは幸せになりたくてもなかなかなれなかった人たちの物語なのかも知れません。
最後に、紗子も自分の性的指向を自身が受け入れる決意を見せたことで、ようやく幸せを手に入れる「条件」のひとつを手に入れる事が出来たんだと思います。
これが「偽りの星灯火」の島谷伊緒ですと、ガチなメカフェチかと思いきや、それを人間と全く同等に愛するという、実に突き抜けた人物なんですね。
ただ、こういった方は実際にいるようで、新聞で読んだ時は驚きました。もっとも、その「お相手」は往年のロボット特撮のマッハバロンそのものでした。現状ではモックアップの段階のようです。
その「星灯火」について、アンドロイドに心はあるのか、愛するに足る存在なのか。それがどこまで書けたかと思うと、力及ばぬところばかりが目立ってしまいますが、深いと言っていただき誠に恐縮です。今はまだ脳内で混沌とした状態でドロドロとしている後日譚はもっといいものでお目にかけたいです。
それでは、またのお越しをお待ちしております。
心の通わせ方は人により違っていて、なのに時代や周りから求められる『像』によってままならない。語られる独白から苦悩がうかがえます。
幸福とはなにか、と思わずにはいられませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
うぉーけん様
こんばんは。
紗子の苦悩はいつか書いてみたいと思っていたので、早いうちにそれが叶えられてよかったです。
性差なく愛したい人を愛せる。そんな時代になることを祈っています。これは人の根源的な幸福のひとつだと思っています。
もっともそれを実現するには大変な困難が立ちはだかっているのでしょうが…… 人の差別と悪意と憎悪と蔑みの恐ろしさは底知れないものがあります。
どうぞまたお気軽にお越しくださいませ。