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2020年12月25日 21:58
過去に縛られざるをえない悲しさとそれでも募っていく思いが切ないですね……。寺カフェという静かそうな憩いの場で添えられる和歌が雰囲気ぴったりです。次章は心して読まねば。
作者からの返信
コメントありがとうございます!うぉーけん様こんばんは。自分は誤っていたのではないかと気づきつつも、それでも多喜への想いと槇子への思慕で心に嵐が吹き荒れる惠美の心情に思いをはせて下さったことに感謝いたします。過去の記憶しかない今は亡き多喜。思い出しか残されていない自ら拒絶した槇子。いずれもある意味では、この二人との関係に未来という「変化」がない以上、二人は惠美の心の中に固着した不変の存在となり、それを「石辺の山」にかけてみたつもりです。永遠に消えることのない痛みを伴う記憶に苛まれる惠美を表してみたかったのです。でもちょっと無理があったかな……次章10月24日、第二十話「燃え盛る炎」、ご期待下さい(70年代ドラマの予告風の語り口で、声は中江真司とかがいいですね)。でもそんなに肩に力を入れずお読みくださいませ。ご期待にそえるかどうかいささか不安ではあります。またのおいでをお待ちしております。お気軽にどうぞ!
過去に縛られざるをえない悲しさとそれでも募っていく思いが切ないですね……。
寺カフェという静かそうな憩いの場で添えられる和歌が雰囲気ぴったりです。
次章は心して読まねば。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
うぉーけん様
こんばんは。
自分は誤っていたのではないかと気づきつつも、それでも多喜への想いと槇子への思慕で心に嵐が吹き荒れる惠美の心情に思いをはせて下さったことに感謝いたします。
過去の記憶しかない今は亡き多喜。
思い出しか残されていない自ら拒絶した槇子。
いずれもある意味では、この二人との関係に未来という「変化」がない以上、二人は惠美の心の中に固着した不変の存在となり、それを「石辺の山」にかけてみたつもりです。永遠に消えることのない痛みを伴う記憶に苛まれる惠美を表してみたかったのです。
でもちょっと無理があったかな……
次章10月24日、第二十話「燃え盛る炎」、ご期待下さい(70年代ドラマの予告風の語り口で、声は中江真司とかがいいですね)。でもそんなに肩に力を入れずお読みくださいませ。ご期待にそえるかどうかいささか不安ではあります。
またのおいでをお待ちしております。お気軽にどうぞ!