第16話  男子寮・女子寮へ?

俺に話しかけてきたのはどうやらこの高校で国語を教えている羽崎という教師だった。その周りにいる男達もこの学校の先生らしい。涼宮さんから聞いた。モンスターに襲われていた時には生徒達に指示を出していたらしい。


「逢坂さんと言いましたか。貴方はこの体育館の周囲を取り囲んでいたモンスターを一瞬で倒した強者、こんな時なのだからお互いに助け合うべきではないか?申し訳ないのだが、まだ校舎にモンスター共が残っているかも知れないから私たちが逃げ切れるまで守っていただけないだろうか」と何人かの男達を引き連れてお願いをしてきた。


「俺は先ほども言いましたがある人から頼まれて此処に来たので先にその用事を済ませないといけません。なので用心棒的なことをして欲しいのなら東側の男子寮・女子寮にいる避難者を救い出してからなら引き受けることになるます。なので此処で待っていて貰います」


俺はそういうと羽咲の周りにいた1人の教師が反論する。


「戦力になる逢坂さんが此処からいなくなったらまたモンスターに襲われた時に対処出来ない。だから先に我々を安全な場所まで連れて行ってほしい。校舎の裏側に非難用のシェルターがあるからそこまで行ければ何とかなると思う。何とかそこまで護衛をしてくれないか」


やはり、モンスターに襲撃されたためか皆さん怖がっている。まあそれもそうか、いきなりファンタジーな世界になってモンスターが体育館に攻めてきたのだから。でも申し訳ないが一刻も早く救出に向かわないと男子寮と女子寮に逃げ込んだ人達が手遅れになってしまう。


「そのシェルターの入り口の強度はどのくらいなのですか?体育館の鉄の扉でも変形をして今にも突破させそうになっていたのに。失礼ですが県立高校の学校に国が頑丈な避難用シェルターを作ってるとは思えないのですが。幸い体育館に集まっていたモンスター達の探索能力はそんなに高くなかったので今まで安全でしたが、数が異常な程いた。モンスター達を駆逐するまでは移動するという策は得策とは思えません」


俺がそう意見をするとやはりある程度分かりきっていたのか、教師陣達は黙り込んでしまった。


「僕の方でも何かしらの対策を考えてみますが、教師陣の方々もこれからどうするべきかもう一度話し合ってもらえませんか?」


俺はそう先生方に話して魔法系スキルのレベルを上げれば何かしらの対策ができると思いステータスを開く。


「ステータスオープン」


アイサカ セイヤ

レベル15

HP :345/345 (↑120)

MP :370/370 (↑120)

体力 :360 (↑120)

筋力 :305 (↑120)

耐久 :268 (↑120)

敏捷 :236 (↑120)

器用 :269 (↑120)

魔力 :355 (↑120)

対魔力:355 (↑120)

SP :249( (↑160)

JP :123 (↑80)


職業 魔法職LV10

固有スキル 早熟

付与スキル:無詠唱LV3 魔力制御LV3 魔法適性LV3 ブロンズ魔法剣LV3

EXスキル:付与魔法LV1 時空魔法LV1

SPスキル:肉体強化LV3 体術LV6 恐怖耐性LV3 剣術LV6 刀術LV1 槍術LV1 ストレス耐性LV2 毒耐性LV1 ウィルス耐性LV1 麻痺耐性LV1 HP・スタミナ自動回復LV1 気配感知LV3 敵意感知LV6 危機感知LV6 火魔法熟練LV3 水魔法熟練LV3 風魔法熟練 LV3 土魔法熟練LV3 光魔法熟練LV3 闇魔法熟練LV3 鑑定LV2

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