カンパニュラ

地下鉄の匂いが

あなた連れ去り

あたしは入道雲の下で

歌う

生きてるの。


空見上げ聴いてよ

そこは暗いの

あたしはふうりんそうに

なってみるわ

果てしない


夢を

夢を追っている

熱風が頬を叩いて


あなたみたいだ

ありがとう

生きているから。



地平線が沈む

夕陽とともに

あたしは泣いていたかな

どうしてだろ

生きてんだ。


熱を帯びながらさ、

いま何処を走ってるの?


明日が見える

ありがとう

生きてけるから。



地下鉄の匂いが

あなた連れ去り

あたしは真夏に開く

ふうりんそうに

なってみるわ

鐘鳴らし

あたしは泣いていたかな

どうしてだろ

生きてんだ。


生きていたいんだ。


ありがとう

生きていくから。

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