朱の王冠

ここは わたしの 城

幾千も 幾万も 幾億も

輝く赤い わたしの お城


だぁれもいない だぁれも

(入って来ちゃ駄目 帰れなくなるから)


わたしは毎晩 影と踊る

(それは 燃やしてしまう言葉)


ここは わたしの 城

宇宙の彼方の大火災が

見守る わたしの お城


鐘を鳴らして一方的に愛を垂れ流す

素敵な 素敵な わたしの お城

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