応援コメント

第30話 足音」への応援コメント

  • ひとりぼっちの永原くん。たとえ何があったとしても、自分を信じてくれる友達なんていないし、唯一今でも思ってくれている歩美ちゃんも、佐々木さんたちにガードされている。
    歩美ちゃんは、永原くんのことを心から信じたいし、こうちゃんや鈴ちゃんのことは昔からずっと信じてきましたが。でも、そういう気持ちとは裏腹に、信じたい人が自分にとんでもないことをしていたり、自分の好きな人に大切な幼なじみがひどいことをしてたりすると、胸が痛む。
    それでも、歩美ちゃんは信じ続けるんだろうな、と深く思いました。どれだけ自分がつらい思いをしても、それだけは通す子だろうなあ。
    そんな歩美ちゃんが眩しくて、なんだかもう逆襲された闇の魔術師永原とか、復讐に燃えるアベック(古)は全員歩美ちゃんに謝って手打ちにしようよ……とか思ってしまった私は本当に歩美ちゃん大好きです。()
    こうちゃん、歩美ちゃんが佐々木さんにクレープ食べようと誘われているのを、邪魔者が都合よくいなくなった、としか思ってないんじゃ……。
    歩美ちゃん、佐々木さんの誘いを断ったんですね。佐々木さんぽかーんとしてただろうなあ。まさか歩美ちゃんに断られるとは思ってなかったでしょうね。
    そして数秒後に怒りに燃えて、クレープを一緒に食べにいった子たちに陰口言ってそうですね。(予想)
    実はこの物語のヒーローは歩美ちゃんなのでは……。
    歩美ちゃんは小さくて気が弱いけど、実はやるときはやるイケメンな男爵家の息子、永原くんは歩美ちゃんを愛するあまりに悪役令嬢になった伯爵家の娘、とか。
    そして二人は恋に落ち……って感じですね!(?)
    歩美ちゃん、どうしようもない彼氏(すみません!)と大切な幼なじみを救済の道へ進めてやって……!

    作者からの返信

    歩美のいい子ぶりはなんだか嘘くさくなっていないかと心配だったので、そんなふうに言っていただけて嬉しかったです……! ほっとしました。
    歩美は自分がつらい思いをするより、今の状況のほうがよっぽどしんどそうな。
    ここの浩太はもう完全に歩美のこと邪魔者としか思ってませんからね……(汗)優しい言葉をかけながら、歩美のことなんてちっともいたわっていなかったはずで。
    そんな中、歩美は頑張って断りました!笑 あーーたしかに陰口言ってそうですね……やだやだ。
    永原がちっともヒーロー感ないので、たしかにそれで正しいかもしれません(笑)
    ヒーローに頑張ってヒロインを救ってもらいましょう……!笑
    嬉しい感想、本当にありがとうございました!


  • 編集済

    これは優しい少女の物語。
    その少女は本当の意味で優しかった。

    少女には2人の幼馴染がいた。
    その幼馴染は引っ込み思案だった少女を
    引っ張ってくれる憧れの存在だった。

    少女は2人の事が大好きだった。
    その居場所にいれる事が幸せだった。
    しかしその居場所は
    ある少年の手によって破壊されてしまった。

    少女は傷ついてしまった。
    それは破壊した少年によって傷ついてしまったのではなく
    破壊される過程でにじみ出た
    幼馴染2人の本当の気持ちを知ってしまったからだ。

    居場所がなくなってしまった少女は
    関係を破壊した少年に着いていくことにした。

    大丈夫。
    引っ張ってくれる人が変わっただけだ。
    あの関係を壊れたのは私が不甲斐ないからで
    永原君はそのきっかけをくれただけ。
    最初からお似合いの2人だったのだ。

    私の中で何かが変わった。

    永原君が好きだった鈴ちゃんが
    浩ちゃんと付き合い始めたのも

    浩ちゃんと鈴ちゃんが私を嫌がらせをしたと言われるのも
    浩ちゃんが永原君に嫌がらせをし始めたのも

    全部。
    全部。
    私が優しく、弱く、何事も前に進めないのが悪いんだ。

    浩ちゃんの心はもう手に入らないけれど
    永原君についてあげることはできるから。

    だから私は初めて我儘を言うよ。
    それくらいなら…欲を出してもいいよね…?

    閑話休題

    ※上記はイメージです。
     本編とずれている事を書いている可能性があります。

    嫌がらせをしつつも、周りのイメージを守ろうとした永原君と
    守るべきものが壊され、何も守る必要がなくなった浩太君。

    それでも浩太君には鈴ちゃんという味方がいるのに
    一方の永原君は本当の意味で孤立してしまっている。

    自分を守ってくれていた浩太君から「歩美は優しいな。でも、たまにイライラする。歩美のそういうとこ」という言葉の意味を捉えた時、浩太君と鈴ちゃんに糾弾される永原君の立ち位置は、一歩間違えれば歩美ちゃんが立っていたのかもしれない。
    というのが、私が感じたイメージでした。

    歩美ちゃんは優しいので、きっとこうなったのも全て自分が悪いと思っているのかもしれません。
    まぁ悪いのは間違いなく永原君なんですけどね(ぁ

    作者からの返信

    満を持しての歩美に感動……ああこれいちばん好き……(更新)
    たしかに歩美がいちばん傷ついたのはそこだったはずで。
    もともとどこかしら歪なところがある関係だったと思うので、永原がいなくても、いつかは拗れていたのかもしれないなぁと思いました。ここまで拗れることはなかったかもしれないけど(汗)
    そして鋭い視点にどきっとしました……!
    本編での行動のとおり、浩太は歩美のことはわりと簡単に切り捨てるし利用もしますからね……(汗)もし歩美がなにかしら浩太たちを裏切っていたら、容赦しなそうだなぁとふと思いました。そのへん、自分たちのことは棚に上げて歩美には厳しそうだなって(白目)
    そしてたしかに歩美は自分のせいと思っているんだろうなぁと思います。
    実際、歩美のせいといえば歩美のせいと言えなくも……いややっぱり圧倒的に永原のせいだな(笑)
    嬉しい感想、本当にありがとうございました!

    編集済