変わるはずがない、と信じていたことが変わっていってしまうのを、歩美ちゃんは感じているのかな……。
こうちゃんと鈴ちゃんとの、絶対に、これからも揺るがないはずの全てが、歩美ちゃんを苦しめている……そんなことのために築いてきた関係じゃないのにねえ……。(ノД`、)
こうちゃんが部活に行っていないのも、彼女を傷つけるためじゃないんじゃないかなあ、と思いたいですが。いえ、思ってますけど!でも、今の歩美ちゃんにとっては苦しい事実でしたね。
こうちゃんを疑ってしまい、そんなはずがない、私の勘違いだ、私が悪いんだ、と思うことが歩美ちゃんの追い詰められ感を助長しているように思えるんですが……怖いですね、いじめって。その人のみならず、その周りの人まで傷つけてしまう。
もう、どんな理由でもいいから、本当のこと言ってよ!ってなっちゃいますよね……。
見つかった体操着、焼却炉にあったということは、誰かが運んだに違いないのですが。
わざわざ見つかる場所を選んでいるところにそこはかとなく愛を感じるのは私だけ……?歩美ちゃんがいずれ見つけることも、やった人は分かっていたのかもしれないなあ、と。
歩美ちゃんの頑張りが報われないところに涙が出そうになりました……。こうちゃんも、鈴ちゃんも、大切な幼なじみが何かを隠していて、自分には何も話してくれないっていうところにも、孤独を感じずにはいられない。周りで人が動いている気配があるのに、自分だけ何も分からない、みたいな重苦しさがすごく伝わってきますね……。
頑張れ、歩美ちゃん。負けるな、歩美ちゃん……!
作者からの返信
たしかに歩美は、浩太たちとの関係は変わるはずがないと思っていたかもしれませんね。
実際はそんなことあり得ないんでしょうけど。最悪のタイミングのそれを実感しちゃってるのかなと。
歩美の追い詰められ感を感じていただけたなら万々歳です……!
たしかにこうなったら早く本当のことを言ってもらうしかないんですけどね……。
もうしばし、しばしお待ちください(白目)
そしておっしゃるように、歩美にされている嫌がらせ自体はわりとぬるいんですよね。
靴も体操着もちょっと汚れたぐらいでちゃんと手元に返ってきてるわけだし。
歩美の精神的ダメージは絶大なんですけど(汗)
応援ありがとうございます、見守ってやってください……!
嬉しい感想、本当にありがとうございました!
編集済
白い布についた小さな灰が
じわじわと黒く浸食していく
私の中にある小さな疑惑が
じわじわとどす黒く浸食していく
あの人は大丈夫
そう思っていたのに
疑惑がどんどん大きくなって
私の心を蝕んでいく
閑話休題
いよいよ浩太君に疑惑の目が向けられてしまいました。
そうではないとわかっているのに、もしかしたらの方に心が引っ張られてしまう歩美ちゃん。
彼女が信じられるのは一体誰なのでしょうか…?
「土屋君は、私が靴を隠すいたずらとかしたら、私を真っ先に疑ったりしますか?」
「はぁ?お前がそんなことできる訳ないだろ…」
「…何でそう思うんですか?」
「俺がお前をずっと見てるからだよ…」
「土屋君って私のストーカーか何かですか…?」
「ストーカーを宣言した奴にだけは言われたくないな…」
「ふふふっ…」
作者からの返信
まさに浸食していく疑惑が書きたかったところだったので、詩を読みながらガッツポーズでした……!
あり得ないと思いつつ疑心暗鬼に呑み込まれ中の歩美です。
いよいよ「藁にもすがる」感じになってきたのかなぁと。
わーいきみ明日! ありがとうございますー!
いたずらとか超下手くそそうだなぁ季帆(笑)疑うどころかバレバレなんだろうな。
しかしなんだこの重い同士の平和なバカップルは……(笑)
嬉しい感想、本当にありがとうございました!