転生すること三万回!? いつの間にか最強を通り越して神様になりました! ~いや、嫁さんにまた会いたかっただけなのに……~
骨折さん
次の世界へ
アカシックレコード。
元始からの全ての事象、想念、感情が記録されているという記憶概念。
アストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久にそこに刻まれるという。
それ自体を神と崇める原始宗教も存在している。
人は死を迎えた時、アカシックレコードに記憶、記録を返納して、次の世界で生を受ける。
だが例外も存在する。
アカシックレコードに向かう一つの魂が無と思わしき空間を進む。
そう、例外とはその魂の持ち主だった。
ここは……?
ここはどこなのでしょう?
周りには何もありません。暗闇の中を進んでいます。
よく思い出せませんが……
そうか。私、また肉体を失ったんですね。
いつも通り。別に構いません。
どうせ次の世界に行ってもやることは変わりませんから。
契約者を見つけるだけです。
それが私の役目。
暗闇を進む中、次第と光が近づいてきます。
あの光に入れば記憶のほとんどが無くなってしまいます。
次の世界では何を忘れて、何を覚えているのでしょう。
光がどんどん近づいてきます。
あれ? 何か変……
七色に輝いています。
いつもの光ではありません。
あそこに行けば……
ううん、あそこに行きたい……
光が私を包む……
――――ピシッ
まるでガラスにひびが入ったような音が聞こえ……
私の意識は光の中に……溶けて……
…………
……………………
…………………………………………
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