僕と宇宙人との365日。

ミッシェル

第1話 出会い

毎日が平凡な日常。


何処にでもいる15歳の高校1年生鈴木晴斗すずきはると

弱気で自分の意志が弱くて気持ちを伝えられず、学校でも友達も全然居ない毎日。

たまに小さい声で文句を言うのがバレてからはあだ名は「モンク」になってしまった。

趣味は近くのパン屋さんに、朝イチで行くこと両親は共働きでたまに家に帰ってくるぐらい。

ご飯は銀行に食費が入ってるので節約

しながら使いすぎないようにしている。

毎日が変わらない…… 刺激がない。



いつものように、朝7時にパン屋が開くので

6時半に家を出てゆっくり歩いてゆく。


すると青年が倒れていた。

気は弱いがほっとけない性格。

気になって話をかけてみる。


「 大丈夫ですかぁ? 」


心配そうに聞いてみると


「 もう…… お腹空いて死んでしまう…… 」


なんだぁ? この青年は…… モンクとそんなに年は離れていない容姿。

顔は白く髪も白髪。


「 良かったら僕の家に来ますか?今からできたてのパン買うんで、一緒に食べませんか?」


青年はびっくりしました。青年は、


「いいんですか?」モンクは笑顔でいいよ

と言って、できたてのパンを二人で買いに

行くことに。


その出会いがモンクの不思議な一年が始まる。


二人でパン屋入り、沢山のパンに驚く青年。

モンクは手慣れた手つきでパンをトレイに乗せてゆく。青年は


「 こんなに食べ物を作ってるなんて凄いんだね」


興奮しているようだ。お腹減ってるとみんなこんなもんなのかな? と思っていると、店長がいつものようにキッチンから出てきました。


「 晴斗くん、今日もカレーパン買いに来たのかい? いつもありがとうね。」


モンクの唯一の話相手でもある。


「 店長、今日は特別に旨いカレーパンを頼むよ。」


いつも弱気なモンクもここでは王様のような

気分になっていた。


「あいよー! 毎日美味しいけどね。」


二人でたわいもない会話をして沢山のパンを買い、マイバックに入れモンクと青年はパン屋を後にするのだった。

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