第8話 世界を統べる覇者
いつものように学校から自宅に向かっているとどこからか声がする。
耳をすませその場所へ向かうとそこには本を持った男がいた。
「やぁ、久しぶりだね。ユニゾンリンクに選ばれし者。」
「お前は誰だ?」
「僕はこの世界の探求者。名前はそうだね。レイと名乗っておこう。」
「レイ?俺に何の用だ?」
「君には覇王にあってもらう必要がある。なんせ君のクライネットなんちゃらに興味があるらしくてね」
「クライネットファイヤードラゴンだろう?」
「あぁ言い忘れてたけど。覇王にユニゾンリンクを挑まない方が身のためだよ。」
そう言い、そのまま覇王の下へついて行った。
...廃城...
覇王がいる城につくとそこは今は使われておらず荒れ果てた城だった。
その城の中へ進んでいく。進み続けるとそこには古びた玉座に座る男がいた。
「やっときたか。待ちわびたぞ、ユニゾンリンクに導かれし者」
「お前が覇王。」
そこに座っていたのは髪が白く染まり体がやせ細った年寄りだった。
「驚くのも無理はない。我が名は城壁の覇者。何百年もの間ユニゾンリンクに導かれし者を待っていた。」
そう言い駿斗に一枚のカードを見せた。
「これは?」
「英雄鬼神ロードタイタニアス。このカードをかけて勝負しようじゃないか?」
「いいけどデッキが...」
と駿斗が言った瞬間にレイがデッキを渡した。
「このデッキは?」
「侍デッキだ。もちろん火のな。」
と言いお互いのプレーヤーの準備が整ったところで勝負が始まろうとしていた。
tobe continued
ユニゾンリンク 星空夜桜 @hoshizorayozakura
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ユニゾンリンクの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます