第1話 ドラゴンに導かれた少年

…体育館…


「満開の桜と木々の新緑、美しい草花がうららかな春の日差しに映えております。この生気がみなぎる春の日に、多くの来賓の皆様、さらに保護者の皆様にご臨席をいただき、ここに本校第四十七回入学式を挙行できますことは、新入生はもちろん、私たち教職員、在校生にとりまして、大きな喜びでございます。…新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。」


と校長の式辞が長々と語られる。


今日から俺の高校生活が始まろうとしていた。





…教室…



「なぁなぁ、そこのお前」



「…」


「お前だよ。髪型が異様にたってる。」


「何だ?」


「ユニゾンリンクやってるか?」


「やっているが何だ?」


「ならあとで一緒にやろうぜ。俺の名前は式神 拓也」


「わかった。俺は烈火駿斗」と言い少年はあとにした。







…数時間後…

俺は拓也が書いたメモ用紙を見た。

「場所は…体育館」

と書いてあり、急いで向かった。


…体育館…



体育館の扉をあけるとそこには誰もいなかった。




周りを見渡しているとステージに黒いマント

を纏った男がいた。



「よく来たな、少年。」

よく見たらそいつの横に拘束された拓也がいた。

「お前どうゆうつもりだ。」

「なあに簡単な話さ。お前が持つ火のドラゴンをよこせ。」


「嫌だね」

「ふっ、ならばよかろう私とユニゾンリンクで勝負だ」


「スタートアユニゾンリンク」

といい、両者のかけ声と共に始まった。



1ターン目


黒いマントの男はイービルタイガー(闇コスト0)を召喚した。


先攻は攻撃ができないためターンが終了


駿斗のターン

後攻からはドローができるようになり、コストカードを一枚おける(コストカードとは 山札とは違いコストをおいて増やしていくカード)

メインフェイズに入り

「小竜イグニッションワイバーン(火0コスト)を召喚。バトルフェイズイグニッションワイバーンで相手プレイヤーに攻撃」


ライフカウントが2つ減り8になった。


相手のターン



ドローをした時相手は笑った。

「引き当てたぞ。我が切り札」


「召喚。静寂なる闇よ。永久(とこしえ)の亡者を蘇らせろ。デスザエンペラーナイト(闇コスト7)。

召喚時の効果で攻撃力10000以下破壊その後相手の手札をランダムに捨てる。

デスザエンペラーナイトで攻撃」


「マジック 円弧到来発動相手のモンスター一体を選択肢このターン攻撃できない。

俺はイービルタイガーを選択。」


「だがデスザエンペラーナイトは7点与えれる。」


ライフカウントが7つ減り3つになった。


「ターンエンドだ。残り1ターンせいぜい足掻くがいい。」



「俺のターンドロースキル発動

ダブルドロー(次のターンのドローをスキップする代わりに2枚山札の上から引く。

きたクライネットファイヤードラゴン」



「クライネットジャガー(火2コスト)を召喚。ジャガーの効果で次に召喚するカードのコストを3少なくする。灼熱の空を焦がす頂きの龍よ。今舞い上がれ。

クライネットファイヤードラゴン(火コスト6)を召喚。召喚時効果このカード以外のすべてのカードを破壊。その後、相手のライフカウントを破壊した数減らす。合計4枚破壊」


「なあに?」

ライフカウントが4になる。

「クライネットファイヤードラゴンで相手プレイヤーに攻撃。クライネットフォースフレア」


「Winner 烈火駿斗」


…謎の宮殿…

「観させてもらったよ。烈火駿斗。

君に会えるのが楽しみだね。」


と謎の少年が言った。






To be continued











  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る