星間共通歴833年12月15日 記述者:ナヴィル・ディム・ソンゲン

 えーと。「航海日誌」(つづりがややこしいよー)ってなに書けばいいのかわからなかったので、朝、船長に相談にいきました。

 そしたら「何でもいいよ、今日あったことなら」とゆうことだったので、ナヴィが今日見たり聞いたりしたこと、何か書きます。


 きのうおそく帰ってきた隊長とボマーとフランはきょうもお出かけしました。

 ナヴィはひまだったので、プロフェッサーのところへ遊びに行きました。

 プロフェッサーのとこにいるのは好きです。

 ひまだ、と言ったら、「試作品じゃ」と言って、ふにゃふにゃしたロボットをくれました。

 「これなあに?」と聞くと、「まあてきとうに使ってみてみ」と言われました。

 よくわからないけど、ふにゃふにゃとぽわぽわのまじったような手ざわりがきもちいいので、抱っこして艦橋に行きました。

 王子とみっちゃんにさっそく見せたら、みっちゃんはいつものむずかしそうな顔をして、しばらくいじってました。

 王子は「きもちいいねー、僕もプロフェッサーに聞いてみよ」と言ってました。


 遅くになって、ぽわぽわ(まだ名前をつけてません)とうたたねしてたら、三人が帰ってきました。

 ところが何か、三人だけじゃないようです。

 でももうねむいのでねます。ドクターに「子供はもっと良くねむりなさい」と怒られるのはいやだもん。


 おやすみなさい。

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