第2話ー夢への一歩

すんだ空気、広大な自然を一望できる場所に僕は今、一人でいる。

誰もいない、でもいずれは誰かくる、そう誰かくるのだ。


こう思ったことはないだろうか?

死ぬ時はこの景色と自然を独り占めにしてこの世界と一緒に消えるのが夢なんてことは


ないのだろう、狂ってるな僕は、


叶わない夢だ、当たり前だ、世界と一緒になくなりたい、みんな消えろ、思ってすらいけないこと、だからこれは罰だ、そんなことを最後に思い、禍々しい光に包まれ僕は消えていった。


はずだった。

ここは?

「汝、名を言えるか?

我が名は破壊神ルドである。」

!!!、なんだろう、運命というものがあるのらならばこのことなのだろう、目の前の人?を見てそう思った

「は、はいユノと申します。」


「私は神なのでついていけないため、目的を伝えます。私の目的はただ一つ、この世界ユラナスに勇者として行き、滅ぼしてきて下さい。」


戸惑いつつも思ったことをこの神様に正直に言った


「普通は逆なのでは?

世界を救ってくれと言うのではなく、滅ぼすことが勇者?魔王ではなくて?」


「疑問に思うかもしれませんが、今言ったことは本当です。

寿命を過ぎた世界は壊さなければならないのに別の神が召喚した勇者のせいでいつも使っている子達が壊れてしまったのであなたを召喚しました。」

召喚か、今さらだけど異世界転生ということでいいんだよな?

「一つ、世界を滅ぼしたとは何を基準とするのですか?」

「ユラナスにある5か国の勇者、5か国の人の命、計80億近くの人の殲滅です。あなたに仲間はいません。」


普通は召喚されたときにわくわくして、今の話を聞いたら、この悪魔めとでも思うのだろうか?

僕は、いや俺は違う、この神様に運命を感じたし、叶わない夢を叶えられるチャンスが生まれた、逃す手はない

「了解しました、必ずや俺ユノがあなた様の目的を叶えてまいります。」


こうして俺は、夢への道を歩み始めた。

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