小さな小さな一コマ

天野蒼空

はじめに

小説は「書く」ものですが、私にとって小説は「描く」といったほうがイメージとしてあっている気がします。多分それは、私の小説の書き方に理由があるのだと思います。


皆さんは小説をどのように書いているでしょうか?

プロットを立てて、最初に決めた筋書き通りに小説を組み立てていく書き方。登場人物を決めて、頭の中で登場人物たちを自由に動き回らせて書く書き方。この2つが主流といったところでしょうか。

私は小説を何枚もの絵のイメージで書いています。最初に頭に浮かんだ一枚の絵から他の絵をつなげていき、小説として組み立てていきます。この絵にはあまり計画性がなく、思いつきのものばかりです。

私にとって小説の文章というのは、このイメージの絵のスケッチです。なので、どれだけ具体的に、色鮮やかに、読み手の方に私の絵を見せることができるのかというのが私の課題だと考えています。


そんな私の表現力の練習用に作った作品集となっています。描くのは思いついた一コマ。短いそれぞれの話にはなんの繋がりもございません。気に入った表現があれば応援や評価、気になる部分があればコメントでご指摘いただければ幸いです。

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