49 僕と最高の姉妹ハーレム

 結局、真面目に練習が出来なかったので、体育祭は大して活躍も出来ずに終わってしまった。


 けど、次もビッグイベント、学園祭がある。


「わ~、真由美ちゃん、可愛い~!」


 クラスの中で、女子たちの声が響く。


 その中心にいたのは……


「……は、恥ずかしい」


 メイド姿の真由美ちゃんだ。


 僕らのクラスは学園祭でメイド喫茶をすることになった。


 まあ、定番だけど。控えめに言って最高だよね」


「「「と、尊い……」」」


 そして、男子たちはなぜか真由美ちゃんを崇めて泣いていた。


「お前の彼女、大人気だな」


 大樹が言う。


「まあ、そうだね」


「余裕だな、ムカツクぜ」


「あはは」


 僕は笑う。


「あ、そうだ。せっかくだから写真を撮って、灯里さんにも見せてあげよう」


「灯里さんって誰?」


 僕はギクリとする。


「あ、真由美ちゃんのお姉さんだよ」


「へ~、そうなんだ~」


 僕はドキドキしつつ、真由美ちゃんのメイド姿をスマホで写真に収めた。


 そして、灯里さんに送信しておいた。


 ピロン♪


 すると、秒で返事が来た。


「えっ……」


「どうした?」


「あ、いや、何でもないよ」


 僕は苦笑して誤魔化した。




      ◇




 僕は自宅のアパートのリビングにて、ドキドキしながら待っていた。


 すると、脱衣所の扉が開く。


「ジャジャーン!」


 灯里さんが元気な声で言う。


 けど、その姿を見て僕は……


「ぶふっ!」


 激しく動揺した。


 なぜなら、灯里さんはメイド姿だったから。


 しかも、ぎっちぎちの。


 おっぱいのところが。


 今にもボタンを弾き飛ばして、飛び出しそうなくらいだ。


「もう、お姉ちゃんってば。お家でもこんな格好をするなんて、恥ずかしいよ」


 同じく、メイド姿になっていた真由美ちゃんが言う。


「まあまあ、姉妹のメイド姿で翔ちゃんを癒してあげようよ♡」


 灯里さんは言うけど、


「いや、癒しというか……もう、鼻血が出そうで……」


「メイドおっぱいアターック!」


 言ったそばから、灯里さんは最終兵器を使って来た。


「ブハッ!」


 ピンポンパンポーン。


「はぁ、はぁ……死にかけたよ」


「ごめんね、翔ちゃん」


「もう、お姉ちゃんってば」


 ショボンとする灯里さんを、真由美ちゃんが叱る。


「まあ、気を取り直して。翔ちゃんにご奉仕しましょ♡」


「もう、仕方ないな~」


 そう言って、二人は僕の両サイドから抱き付く。


 むにゅっ。


 ひにゅっ。


 二人、それぞれ個性のあるおっぱいの感触を味わって……


「……あぁ~」


「やった~、翔ちゃんが気持ち良さそうな顔しているよ」


「ほ、本当だ。翔太くん、可愛い」


 気分を良くした二人は、さらに僕におっぱいを押し付けて来る。


 すると……


 ギン!


「「「あっ」」」


 僕らは同時に声を出す。


「あーら、翔ちゃん。もう準備万端ね」


「しょ、翔太くんのエッチ」


「いや、ははは」


 そして、僕らは……


「あぁ~ん♡ 翔ちゃんすご~い♡」


「翔太く~ん♡ もっとして~♡」


「二人とも、最高だよ~!!」


 いつまでも、仲良しの3人だ。



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