第176話 動き始めた者たち
「悪いね⋯⋯ノイル」
「いや、いいよ別に」
友剣の国が遠くに窺える街道を、僕はミツキを背負って歩いていた。何故歩いているのかといえば、単純に《
ミツキは歩いていると度々倒れ込む事があったので、最終的には僕が背負う形になった。それはまあいいのだが、何でこの人いい匂いがしてくるんだろう。華奢だし筋肉を感じない程に柔らかいし。詐欺にでもあっているかのような気分になってくる。
「本当に、男の人、なんですよね?」
エイミーがミツキに怪訝そうな瞳を向けながら訊ねる。ミツキが耳元で「はぁ⋯⋯」と息を吐き、僕は危うく身を震わせそうになった。
「そうだよ⋯⋯君は⋯⋯あれかな⋯⋯ノイルが好きなのかな?」
「愛してます。ヒロインですから」
「そう⋯⋯よくわからないけど⋯⋯」
ミツキは「でも」と言葉を続ける。
「ノイルは⋯⋯『精霊王』さん、それから『
世界のどこでそんな噂が流れているんだろう。僕はいつの間にそんな奇妙な世界の住人になったのかな。
あと、手は出してない。一切出していない。焼いてはいるけど、気づけば焼けてたんだ。
「自分には⋯⋯無理だ⋯⋯大変そうだ⋯⋯」
僕も無理だよ。どうしてこんな事になっているんだろう。
「ミツキ様も同性の方に婚約を迫られるのは、だ⋯⋯ノイル様に負けず劣らず大変なのでは?」
どうしてそんな事になるんだろう。いや、理由は明らかだけども。婚約て。
「『月下美麗』は男性から強く支持されているパーティなのです」
僕らの困惑した表情を見て勘違いしたのか、ソフィが必要はない説明をしてくれた。
「姉さんたちは⋯⋯美人で、強いんだ⋯⋯自分はお飾りリーダー⋯⋯なのに」
「中でもミツキ様が実力、人気共に一番かと」
ミツキが疲れたように呟き、ソフィが補足してくれる。どうやら彼の自己評価と世間の評価には大きな乖離があるようだ。
ああ、もしかして『月下美麗』って『月光』と呼ばれるミツキを月だとして、その仲間たちは美しいという意味なのかな。その名に似合わず、自分はあくまでお飾りだというネガティブなところからきてるのかな。
「まあ、私も流石に『月下美麗』さんは知ってはいましたけど⋯⋯皆さん女性だとばかり思っていましたし」
エイミーが顎に手を当てて唸るようにそう言った。やはり知っているのは当然なくらい知名度があるパーティなのか。僕は知らなかったけど。まずいな、
「勘違いならまだいいけど⋯⋯男でもいいって人も居るんだよね⋯⋯意味わからない⋯⋯」
ミツキの容姿ならではの悩みなのだろう。彼の苦労が偲ばれる。
「それはその⋯⋯大変そうだね」
「うん⋯⋯」
僕とミツキは殆ど同時に小さく嘆息した。
「何か、二人とも哀愁が漂ってるね⋯⋯」
テセアがそんな僕らを見て苦笑し、ソフィが同意するかのように頷いたあと、ミツキへと訊ねた。
「ミツキ様、ミレイ様方は、先に友剣の国へ到着していらっしゃるのでしょうか?」
ミレイ様とは、おそらくミツキのお姉さんの事だろう。ミツキがゆっくりと首を振る。
「いや⋯⋯姉さんたちは⋯⋯居ないよ⋯⋯」
「麗剣祭をご観戦なさるのでは?」
「しないよ」
観戦もしないのに、ミツキに出ろと言ったのか。流石に可哀想になってくる。彼は普段からこんな事をやらされているのだろうか。何だかその辺りに、これほど無気力なミツキがランクAまで上り詰めた理由がある気がする。スパルタ教育だ。
「そうですか、ミーナ様も久しぶりにお会いしたがっておられたのですが、またの機会になりますね」
「ごめんね⋯⋯いろいろ、あってね」
「いえ、お気になさらずに」
どうやら『月下美麗』と『
「ところで⋯⋯もしかしてノイルも麗剣祭に出場するのかな? それとも誰かの応援?」
ミツキの質問に、エイミーが勢いよく手を上げた。
「当然出場しますよ!」
何が当然なんだろう。
エイミーは瞳を輝かせながら拳を何度も前に繰り出す。
「あの『
エイミーの中では僕が『絶対者』と試合をする事は決定事項らしい。しかしもし当たったら間違いなく秒殺されるだけだろう。
「⋯⋯ノイルの意思?」
「いや⋯⋯」
「だよね⋯⋯」
ミツキにぼそりと訊ねられ、僕はゆっくりと首を振った。そんな僕らを他所にエイミーはまだはしゃいでいる。
「それにしても⋯⋯『絶対者』か⋯⋯何年も姿を見せなかったのに⋯⋯何でこのタイミングで⋯⋯お腹痛い⋯⋯」
背負っているミツキからはどんよりとした空気を感じる。多分、僕も端から見れば同じだろう。きらきら輝いているエイミーとは頗る対照的だ。
「⋯⋯⋯⋯厄介だなぁ⋯⋯」
ミツキのその一言が全てだった。同意しかできない。
「期待してるよ⋯⋯ノイル⋯⋯弱らせて⋯⋯」
「無理無理」
そもそも僕、本戦に出場できるかわからないし。
まあミツキも本気で言っているわけではないだろう。彼はほんの微かな力ない笑みをこぼすと、僕の背から突然飛び降りた。
「ふぶ」
そして、着地すらせずに地面にうつ伏せに倒れる。何がしたかったんだろう。
「⋯⋯⋯⋯ここまでで、いいよ」
困惑して立ち止まっていると、ミツキは倒れたまま小さな声を発した。
「え、でも⋯⋯」
まだ友剣の国まではそれなりに距離がある。充分歩いて行ける距離ではあるが、果たして彼は一人で辿り着けるのだろうか。
「自分も、一緒だと⋯⋯悲しい話だけど⋯⋯目立つから、ね。ノイルは、目立つのは嫌いだろう? 自分も⋯⋯そうだから⋯⋯」
なるほど、気を遣ってくれたらしい。やはり考え方が似ている。
そういう事なら僕たちは先に行かせてもらおうかな。ミツキなら身の危険はないだろうし。
「本当に、助かった⋯⋯ありがとう」
「そっか、それじゃあまた友剣の国で」
「うん⋯⋯」
「え、このまま置いていくんですか」
エイミーだけは困惑していた様子だったが、僕らは各々ミツキに声をかけてから再び歩き出す。採掘者で少し変わった人だったが、僕はミツキとは仲良くやれるような気がした。
◇
「『
「ああ、間違いないね」
『
「根拠は?」
「勘だ」
「勘かよ⋯⋯」
グレイはぼりぼりと頭をかきながら紫煙を吐き出した。
「お前の勘は当たりやがるからな⋯⋯」
ネレスはふっと笑う。
「まあそれだけじゃなく、どうやら近頃動きが活発になってるからね」
「でも、どうして突然?」
二人へとお盆に乗ったハーブティーを運んできたミント・キャラットが、不思議そうに首を傾げた。ミントからカップを受け取ったグレイは、彼女と同じ疑問を抱いていた。
『黑狼煙』とは、世界的に有名な犯罪組織である。しかし、名こそ有名でありながらも、その実態はどの国も殆ど掴めてはいない。それは『黑狼煙』がただの犯罪組織とは異なり、異常な程に慎重に行動を起こすからだ。『黑狼煙』は組織へと辿り着くような痕跡は一切残さない代わりに、自分たちが現れた証としてどす黒い狼煙を上げる。
構成員の人数も、拠点も、何が目的なのかも未だ判明していない。わかっているのはただ、『黑狼煙』は世界の敵であり、世界中から警戒されながらも、一切尻尾を掴ませない程の強大な力を持った組織だということだけだ。
『黑狼煙』の最も厄介なところは確かに力を蓄えながらも、派手な動きを見せることがない点だ。故に誰にも止められず、静かに暗躍を続けている。
そんな『黑狼煙』が今までの慎重さを捨て、大きな動きを見せようとしていると、ネレスは断言した。
「事を起こすに足る力が集まった⋯⋯もしくは頭がすげ替わったってところだろうね」
「頭がすげ替わっただ? 確かに率いる奴が変われば方針も変わるだろうが⋯⋯」
「真っ当な組織ならそう容易くトップは変わらないだろうね。けど、犯罪組織は簡単だ。より力があればいい。いくら強大な組織だろうが群れているのは所詮無法者さ。従わない者、叛意を抱く者を処分すればいいだけだ。悪事に手を染めた奴は、まともな相手にも縋れない。逃げても逃げた先ごと潰せばいい。それだけの力があれば、頭は変わる。近頃活発に動いているのも、そういった内部の争いもあるのかもしれない」
話を聞いたミントが眉を歪めて目を細める。
「より凶悪な組織になりそうですね」
ハーブティーを一口飲んだネレスが肩を竦めた。
「まだわからないが、奴らが暴れ出そうとしてるのは間違いないね。そして、一度動き出せば止まらないだろう。何をしたかったのかはわからないが、無駄に力は蓄えていたはずだ。下手をすれば戦争になる」
「どうするつもりだ?」
グレイは紫煙を吐き出し、ネレスに試すような瞳を向けて訊ねる。
「一本」
「ほら」
ネレスは大きく息を吐き出し、グレイに普段は吸わない煙草を催促する。グレイはおかしそうに笑い、懐から煙草を取り出してネレスへと手渡した。彼女が煙草を咥えると、ライターを取り出しキィンという高く澄んだ音を立てて、ネレスの煙草に火をつける。
ネレスは、細く紫煙を吐き出したあと、ゆっくりと首を振った。
「やれやれ⋯⋯私らも無法者で、別に正義の味方ってわけじゃないんだけどねぇ⋯⋯」
「流石に放ってはおけねぇか」
ネレスの隣に並んだグレイは、にかっとした笑みを浮かべた。
「他人事では済まないしね。手を貸す必要がありそうだったら手を貸すまでだ」
「おし! 決まりだな!」
グレイが拳を打ち合わせ、ネレスは呆れたように息を吐いた。
「というか⋯⋯アンタはいつ帰るんだい。何もしないくせに居座りやがって」
「帰っても暇なんだよ。いいだろうが大戦力だぞ」
悪びれないグレイに、ネレスは再度小さく息を吐き、煙草を吸う。
ミントが申し訳なさそうな表情をネレスに向けた。
「すみませんネレスさん⋯⋯ご迷惑でしたか?」
「いやミントは何時までも居ていいんだよ。大切なお客様だからね」
「俺は何なんだよ」
「寄生虫」
ミントへと優しげに微笑んだネレス。そのあまりの態度の違いに、グレイが不満げに訊ねると、ネレスは短く辛辣な言葉を返した。
「まんざらでもねぇくせによ」
「ミント、こんなに綺麗な鳥肌見たことあるか?」
ネレスが袖を捲くって腕を見せ、ミントはくすくすと笑う。
「ふふ、それで、どこに向かうんですか?」
「友剣の国、だな」
グレイが憮然とした表情で紫煙を吐き出しながら、ネレスに代わり答えた。
「正解だ」
「ああ、そっかぁ」
「この時期に何かでけぇ事やらかすなら、狙うのはまあ麗剣祭だろ」
「平和の象徴を潰す気だね」
ミントが唇に手を当てて険しい表情を浮かべる。
「でも、麗剣祭には強い採掘者が集まるし、警備もかなり厳重なはず⋯⋯」
「そこを狙う程の力があるんだろう」
「こりゃ⋯⋯マジで笑い事じゃすまねぇな」
グレイがそう呟いて携帯灰皿に吸い殻を落とす。と、それと同時に空から一羽の赤い鳥が現れ、ミントの周りを何度かぐるぐると回った後、彼女が差し出した腕に止まった。
赤い鳥は、よくよく見れば作り物だという事がわかり、その脚には一枚の便箋が括りつけられている。ミントがそれを取り、頭を一度撫でると赤い鳥はぴょんと腕から降り、足元で完全に停止する。
便箋を開いて内容を確認したらしいミントが、目を見開いた。
これがナクリ・キャラットによる近況報告だと知っているグレイは、驚いている様子の彼女に首を傾げて訊ねる。
「どした? ナクリの奴はなんて?」
ミントが困ったように眉尻を下げて、顔を上げた。
「ミーナも、麗剣祭に出場するみたいで⋯⋯」
「ああ、そいつはまずいな⋯⋯」
「あと、ノイル君も麗剣祭に出るために友剣の国に向かったみたいです」
「何やってんだあいつは⋯⋯」
そういうのは、絶対に出ないやつだろうが⋯⋯。
あまりのタイミングの悪さに、グレイは顔を顰めた。ノイルが向かったのならば、シアラもテセアも一緒だろう。そして、ノイルが友剣の国へと向かったのならば、もう一つ問題もある。
グレイは瞳を閉じて腕を組んだ。
「あそこにゃ⋯⋯魔王を封印したとかいう剣が、あったな⋯⋯」
――いずれ魔王に見染められ――
予言の一節がグレイの頭を過る。
勇者の遺した剣をグレイも見たことはあるが、特段何かを感じる事はなかった。
故に平時ならば殊更に気にする必要もないだろうが、あまりにも状況が出来すぎている。このままでは何かが起こってしまうという確信があった。
ネレスが静かに煙草を吸い、紫煙を吐き出す。そして、まだ火のついている煙草をぐしゃりと握り潰した。
「私を⋯⋯舐めてるのか⋯⋯?」
殆ど聞き取れない程の微かな囁きは、思わず漏れ出たものだったのだろう。
そりゃ、おもしろくねぇよな。
グレイはふっと笑みを浮かべ、ネレスの背をばんと叩いた。
「さーて! んじゃまあついでにバカ息子が非行に走らねえよう、ビシッと見張りに行くかぁ!」
直後、背を叩いた以上の力でグレイはネレスに頭を叩かれるのだった。
◇
ミツキ・メイゲツは、ノイルたちの姿が見えなくなるとノロノロと起き上がった。
「期待してるよ⋯⋯ノイル⋯⋯」
ミツキがノイルにかけた言葉は、冗談ではなかった。あわよくばクイン・ルージョンの体力を削ってくれればいいと、本気で考えている。
だからこそ――
予想以上の存在だったというのもあったが、目的の為にも安易に手は出さなかった。
「残念だ、君とは⋯⋯もう少し早く出会っていれば⋯⋯」
ミツキは微かに憂いを帯びた表情を浮かべ、そう呟く。かつての自分とならば、こうなる前であったならば、ノイルとは良き友になれていただろう。しかし、もはやそれは叶わない。
「あれが『精霊王』お気にのノイル・アーレンスねぇ」
裏声にほど近い甲高い声に、ミツキは一つ息を吐き出した。
同時に、彼のすぐ隣には派手な柄の胸元がやたらと開いたシャツに、脚に張り付くような細身のズボンを履いた人物が突如現れる。銀色の髪に紫の毛束が入り混じった、ミツキとは別の意味で男女の見分けがつけづらい大柄な男は、しなを作った仕草で装飾過多な片眼鏡を外す。
「あのお高く止まったゲロブス女にしては、まあまあいい男じゃない。ちょっと締まりと筋肉が足りないけどねぇん」
ぴんと伸ばした小指を顎に当てながら、男は艶のありすぎる唇をぺろりと舐めた。
「あとすんごいマナ。あんなのアタシ初めて。でもぉ〜」
男は黙り込んでいるミツキを見下ろした。
「どうして殺さなかったのぉ?」
ミツキは男の方を見ることもなく、淡々と答えた。
「⋯⋯『絶対者』とぶつかってくれれば、消耗させてくれそうだったからね」
得心がいったのか男は両手を合わせ、くねくねと身をよじった。
「あ〜ん、そういうことねぇ。もうボスったらぁ、わ、る、い、こ。それにしても、『絶対者』が出てくるなんてついてないわよねぇ、アタシたち」
肩に指を這わされたミツキはピクリとも動かず、冷めた声を発する。
「ボスと呼ぶな。自分はお前たちの仲間にもリーダーにもなったつもりはない」
「あらやだ怖いわ! ミツキちゃんったらぁ〜!」
大袈裟なリアクションで男はミツキから離れ、わざとらしく身を竦ませた。ミツキは構わず話を続ける。
「それに、普通にやっていたら⋯⋯勝てていたかわからない。『
「確かにすんごいマナだったけどぉ、それって眉唾じゃないのぉ?
「⋯⋯使えるものは使う。『絶対者』への対策はいくらあってもいいだろう。役に立つかはわからないけど、どうせ全員殺すんだ。ここで無理をする必要はないよ」
「もう! ミツキちゃんたら慎重なんだから〜まあ何年も、力を蓄えろ、とかほざいてミツキちゃんにあっさり殺されちゃったおっさんよりかはマシだけど」
もう一度ミツキへと擦りより触れようとした男に、ミツキは鋭い声を発した。
「触るな」
「あん!」
「さっきから不快だよ。もう一度言うけど、自分はお前たちの仲間じゃない。ただ利用しているだけだ」
男は肩を竦め胸元から手鏡を取り出すと、ミツキに興味を失くしたように自身の厚化粧を検め始める。元よりミツキを慕っているわけでもなければ仲間意識すら希薄なのは、その態度を見れば明らかだった。
「ま、いいわよそれで。下の有象無象はともかく、そもそもアタシたちは仲良しこよしの友だちんこってわけでもないんだし。愛も情もありゃしないわよ。やりやすい相手について好きなようにやるだけです。まあミツキちゃんなら一度くらい寝てもいいけどねん」
「⋯⋯結界は?」
ミツキが訊ねると、男は手鏡をしまう。
「ちょっとちょっと疑うのはやめてよね! ちゃーんと破れますぅ! ほんのちょびっとですけどね」
そして、怒ったように頬を膨らませたあと、ミツキの前に回り込み胸を張って腰に手を当てた。
「自分が入れさえすればいいよ」
「頼むわよ〜、アタシがあのクソアリス・ヘルサイトをぶち殺せるかは、ミツキちゃんにかかってるんだからねん」
ミツキはウィンクを飛ばす男を無視して、ゆっくりと歩き出す。その歩みに――迷いはなかった。
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