第8話 絶望
サバイバルナイフを首筋に押し当てられた美由紀は動くことができない。
「えっ……?!」
朽木の左手がブルマーに伸びてきた。
ごつごつした指が布地の感触を楽しむかのようにもぞもぞと這い回る。
尻から恥骨の辺りへと伸びてゆき、長く太い指が太腿の付け根のVゾーンに差し込まれると、グイと絞りあげられた。
陰裂の筋が露わになり、まるでハイレグTバッグのような扇情的な格好だ。
「や…やめて……」
「まだまだ、これからだぜ」
朽木の右手にあるサバイバルナイフは完全に美由紀の抵抗を封じている。
もう一方の手は動きをやめない。今度は美由紀のブルマをパンティごと一気に膝下まで押し下げる。
下半身が丸出しとなり淡い恥毛が夜風にさらされる。
「いっておくが、仲間はこないぜ、女刑事さんよ!」
「っ!!」
美由紀は思わず目だけを動かした。視界の端に残忍な朽木の顔が映る。
「おまえらサツの手口はお見通しさ。こっそり後を尾け、後ろから首を絞めてやったからな」
「首を?」
「息をしなくなったので砂場に埋めてきた。明日、子供たちが発見してくれるだろう……ククク」
「な…なんてことを………あうっ!」
ずぶりと太い指が美由紀の花奥に差し込まれた。
人差し指と薬指で花弁を押し広げられ、親指が美由紀の肉珠をこりこりと弄ぶ。中指は彼女のGスポットを探って奥ひだをかきわけ行きつ戻りつしている。
(こんなヤツに……)
と思う心とは裏腹に肉体が反応してゆく。
「あった、ここか」
朽木が美由紀のGスポットを探り当てた。
「ああ……そこはだめっ! いやっ!」
蜜があふれてきた。内腿を粘液が滑り落ちる。
「ホントにやめてほしいのか? ええっ、おい、女刑事さんよお」
激しい刺激がGスポットを責め立てる。丸出しの股間から洪水のように淫水が迸った。
「ああ……もうやめて、お願い」
願いが聞き入れられたのか、糸をひいて朽木の指が美由紀の股間から離れた。
だが……。
もそもそとスウェットパンツをずり下げる音がする。美由紀の股の間から黒い欲棒がぬっと出現した。
「ひっ!」
まさに巨根だ。太くりゅうとそそり勃ち、黒光りしたカリ首が美由紀の花芯に押し当てられ、それは……。
ズズ……ズズ……。
美由紀は身をのけぞらし絶望のうめきをあげるのであった。
つづく
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