記憶をすべて失った少女ミオ。
彼女が過去の自分から手紙を受け取るところから物語は始まります。
どうして自分は記憶を失う薬を飲んだのか?
面倒を見てくれる銀髪の青年は誰なのか?
金色の髪をした少年に会うと胸が痛むのはなぜ?
真相を確かめるためミオは行動を起こします。
そして物語は意外な結末へと進むことに…
最後の最後でひっくり返されたような読後感を味わえます。
登場人物の背景をいろいろと想像してしまうような、そんな余地が読んでいてとても楽しいおはなし。
個人的には、悪役に感情移入しちゃうような人におすすめしてみたいです。