第3話〜過去〜後悔

小学校6年の春

この頃の夢はすでに臨床検査技師だった。

少しでも夢の近道ができるなら

という甘い考えで両親に

県内の中高一貫校に受験がしたい

そうに言ったら

両親は快くOKを出してくれた。

この時私は受かるだろうと思っていた

しかしそこまで神様は甘くない

小6の冬

不合格という結果を前に

まぁそうだろうと開き直っていた

「勉強をしなかったんだから当たり前だろう」と。

それでも両親は優しく

「中学校で頑張って高校に行けばいい」と言ってくれた

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