じいちゃんの日記帳
メトメ
第1話 僕が筋トレをはじめたきっかけの話
こんばんは。
メトメだよ。
カクヨムをはじめてから初めて書く日記だよ。
本当は、カクヨムをはじめたその日から毎日投稿をしようと考えてたんだけど、なんやかんやと結局投稿できずじまい――。
ということでやっと今日!初の日記投稿ができる時間ができた!
素直に嬉しい!
これから何日かは、自己紹介も含めて自身の趣味について、背景も含めて話していけたらなと思ってるよ。
記念すべき第一回目は僕が筋トレをはじめたきっかけのお話。
筋トレをはじめてからかれこれもう12年目になる。
新社会人になりたてのころは、仕事におわれて筋トレがなかなかできない期間もあった。でもそれをのぞけば週5回のトレーニングをずっと続けてきた。そのおかげか、50㎏のエリートガリガリボディが、75㎏のプロレスラーみたいな体型にまでなれたよ笑。まあ、今は今で、これまでに買ってきた服が着られないという弊害に悩まされているけど――。
筋トレをはじめたきっかけはめっちゃ不純な動機だった。
当時大学生になりたての僕は、サークルというサークルの新歓に手当たり次第に参加していた。
「よぉーし!たくさんの女の子の連絡先ゲットするぞー!」
といった並々ならぬ思いをたぎらせながら、新歓に参加していた女の子たちとたくさんおしゃべりしては連絡先を交換していた。
ほんま、これ書いてて恥ずかしくなる。今思うとどんだけ女性に飢えていたんだ自分ってちょっとあきれる笑。きっと当時の僕の女の子を見る目は、興奮のあまり血走っていただろうな笑。
ある時、僕は探検部の新歓に参加した。さすが探検部というだけあって、新歓は遠出してキャンプをするというものだった。キャンプも大好きな僕は「女の子もいるし、キャンプもできるしなんて夢のような新歓なんだ♪」と、喜びいっぱい、夢いっぱいの脳内お花畑状態だった。
キャンプ場へ向かう途中、トイレ休憩がてらSAに立ち寄った。
他の車から降りてくる新入生を何気なく流し見してたその瞬間――
僕は見つけた、砂漠の中に咲いた一輪の赤い花を――。
いやもうね、彼女を見た瞬間、ビビビビビビビビビビビビビッと、ビがいくつあってもたりないような衝撃を覚えた。
「これが――恋っ?!」
と人生史上初めて思ったよ。
その日の夜の新歓で、米粒ほどしかないちっぽけな勇気を振り絞ってその子に話しかけた。どんな風に話しかけたかは今となっては全く覚えていないけど、なんだかんだ僕たちは連絡先を交換し、二人きりでも遊ぶようになっていた。
二人で遊びにいけるようになったし、相手もまんざらじゃなさそうだ――。
などどいった見当違いの予想を巡らせていた自分はある日、いつものように
その子に連絡をして、大学の中庭に呼び出した。
「あのさ、気づいているかもしれないけどさ。俺、君のことが好きなんだよね。付き合ってほしい。」
・・・・・・・・・
「ごめんなさい、付き合えない」
しばしの沈黙の後、彼女はそう答えた。
「え?なんで?自分じゃダメなん?」
予想とまったく異なる答えに動揺しつつ、そう僕がたずねると彼女がひとこと――
「うん、だってメトメ、男らしくないんだもん」
――だってメトメ、男らしくないんだもん――
この一言が、僕の筋トレライフをスタートさせるきっかけだった。
当時の僕は、「男らしくない=筋肉がない⇒筋トレだ!」といった、あまりにも短絡的な思考から、その子を振り向かせるべくハードな筋トレ道に足を踏み入れた。
最初はあの子を振り向かせるために筋トレをはじめたつもりだった。しかし筋トレをはじめたらむっちゃ楽しいの!気づいたら筋トレの面白さのとりこになり、いつからか目的は、筋肉をつけることになっていた。
あれかやなんやかんやと続けて今に至る、僕が筋トレをはじめたきっけかのお話。
その後、その子とどうなったかって?
結局あれからさらに2回振られたよ、バーロー!!!
今でもその子とは仲良しです笑。
終わり。
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