TSって…そう。どうなるかわからない!

迅な_シスターズ

1 僕は…そう。TSしてしまった!

 今、何時だろう。僕はふとそう思った。……1日中家に引きこもってたからなぁ……。



 カーテンの締め切った部屋で電気もつけず、ゲームの明かりだけだったから今が何時かわからないや。カーテン、少しだけ開けるか。

 僕はそう思いカーテンに手を伸ばす。

 カーテンを開けると外は真っ暗だった。

 夜か。まぁ、一人暮らしだからこんな事したって注意する人なんていやしない。というか今、夏休みだし。

 結局、今は何時なんだろうか。

 時計は……あ、あった。えーと……深夜の……2時!?仕事のある時ならもう寝てるけど……。

 まぁでも、流石に明日は早起きしないと。毎日ぐーたらするのは体に良くないし。よし、寝よう。おやすみなさーい。



 うっ……眩しい……。何でカーテン開いてるの?……ってそういえば昨日僕が開けたんだっけ……。

 目を覚ます為にさっさと顔洗お。いや、先にお風呂に入るか。昨日はお風呂入らずにゲームして寝ちゃったし。

 僕はそう思って立ち上がろうとしたが、違和感を感じた。それは目に映った肌が、透き通るほど白かったからだ。

 「は?」

 と思わず声が出るが、僕の喉から発せられた声は異常に高い。

 あ、これは……。そう察した僕は、股に手を当ててみるが、長年を共にしてきた息子が綺麗さっぱり消えていた。

 僕は急いで鏡の前に向かう。

 しかし、立ち上がった際にも違和感を感じた。

 目線が低くなっていた。

 嘘でしょ……?

 僕はそう思いながら鏡の前に立つ。

 そして、そこに居たのは、白と銀の中間の色をした長髪の美少女だった。

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