愛している彼とは婚約している仲~婚約破棄される事実~

一ノ瀬 彩音

第1話 なぜこの私が!!



私はセイラと申します。


年齢18歳で貴族なのですけれど、その私が愛している彼から

婚約破棄されようとしているのです。


愛している彼のお名前はアマハシ。

年齢22歳で庶民のお方です。


私とアマハシは貴族と庶民という関係で2人には身分違いも

ありますけれども、それでも2人は愛し合う仲でした。


それにも関わらずにアマハシは婚約破棄しようとしている。


今、私とアマハシは私の家に居るのですけれど、私のお部屋で

婚約破棄のお話をしているのです。


私のお部屋は良い香りがするのですけれど、その理由はアロマを

使っているので心地が良い感じがするのです。


そんな中で婚約破棄のお話をされていると本当に気分が害してきて

私自身もイライラしてくるのです。


私がアマハシに婚約破棄して欲しくないと言ってもアマハシは

婚約破棄すると言うのでどうする事も出来ないです。


愛しているアマハシが婚約破棄したいというのには理由があると

思うので私は確認したいと思います。


アマハシに婚約破棄する理由を聞きますと、その理由は身分違いと

言うのと、後は私が寄り添ってくれないという事みたいです。


私自身はアマハシにしっかりと寄り添っているのですけれど、

アマハシからするとそうじゃないようです。


婚約破棄されたくないからどうすればいいのって聞きますと、

アマハシは絶対に婚約破棄するって言います。


これでは私の幸せはどうなるのかなって考えているのですけれど、

きっとここまできているという事はどうする事も出来ないと

思うので私は諦める事に致します。


愛している人を苦しめてまで一緒に居たくないし、このまま一緒に

居てもお互いにつらいだけだと思います。


私はアマハシからの婚約破棄を受け入れると2人の恋愛はここで

終わりますけれど、それでも私はしょうがないのかなって思います。


婚約破棄された私はお付き合いする人もいないのでどうしようかなって

感じですけれど、特に変わった事もないので何もしません。


しかし、ある日、私が自室でゆっくりとのんびりとしていると

何かが燃えている匂いがするので自室から出て様子を見に行くと、

火事が発生しているのです。


そんな私は家から飛び出して何とか火事からまぬがれますけれど、

私が住んでいる家が全焼。


本当に不運でしかありません。


その後、火事の発生源はキッチンからで原因は私が料理を

している事を忘れて火の元の不始末でした。

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愛している彼とは婚約している仲~婚約破棄される事実~ 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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