第221話 鬼姫と悪鬼の再戦と……(後)

「局長! マギルス子爵および関わりのあった者たちの拘束、また不審者の制圧、完了したそうです!」 


 城壁を駆け上がってきた若い男が、ドンッと胸に拳を打ち当てて報告した。

 その報告を受けた相手は、片目に当てた筒状の魔具マギクラフトを保持したまま、いま片方の目でギロリと男の方を見る。

 二人ともこの闇の中、ハッキリとした外見は判らない。

 だが局長と呼ばれた男は背が高く痩せぎすで、報告にやって来た男が中肉中背であることくらいの判別はついた。


「モンド君、静かにしなさい。気付かれたらどうするのかね」


「大丈夫ですよディクシア局長。これだけ離れているんですから。……それにしても、ご子息からの情報どおりでしたね」


 モンドと呼ばれた男は報告の瞬間だけは慇懃な態度だったが、その直後から部下でありながら、上司に対してどこか気安い調子になっている。

 ここは第一城壁の上。法務部捜査局長であるトゥール・カスクート・ディクシアは、この夜起こると聞かされていた事態に対処するため、万全の体制を整えこの場所に鎮座していた。


「そのような油断が罪人を逃す事になるのです。あのような人間離れした戦い方ができる者たちが関わっているのですよ。どのような事が起こるかわかりません」


 トゥールが、モンドから外した視線を城壁の下方、八〇ルタメートルほど先で行われている二組の戦いへと向ける。


「局長は慎重すぎだと思いますけどね。ところでその遠見の魔具マギクラフトですが、この闇の中で意味があるんですか?」


「闇の中でも利用できる遠見の魔具マギクラフトが開発されれば便利なのですが、有り難い事にこの雪のおかげでなんとかなっていますよ。投光器ランプの光が拡散しているのでしょうね」


「それで局長。私たちアレはそのままでいいんですか?」


 モンドからは見えてはいないが、彼は顎をしゃくって闇の先で戦っているルリアたちを指す。


「彼らは泳がしておいた方が利が大きそうです。息子づてですが情報は入ってきていますから。それに、彼が家人にまで内密にして私たちに協力しているのは、今回のような家人の動きを、私たちに補佐させる意味合いもあるのでしょうしね。しかし……マギルス子爵が養子に迎えた少年。彼も人身売買組織の凶手暗殺者だったとは……かの家の者たちは気が付いて居るのか……」


「局長!? ……それは本当ですか?」


「ええおそらく。彼のことは以前目にしたことがあります。それにエヴィデンシア家の彼女……故郷では鬼姫などと呼ばれるほどの猛者だそうではないですか。そんな人間と、幼い少年があのように対等に戦っている。これは尋常な事ではありません」


 驚いて戸惑うモンドとは打って変わって、トゥールは淡々としたものだ。


「なるほど……あの家の人たちも予測は付けているのでしょうが、確信を得るためにこのような手間をしているのでしょう。彼からの情報では、『催眠術』とやらの事もあって、慎重に動いているようですしね。……それにしても、貴族家に人身売買組織子飼いの凶手暗殺者を紛れ込ませるなんて……。後輩からの注進だとしても、さすがに信じ切れませんでしたよ」


 モンドの言葉に、トゥールは軽く今一度彼に視線を送った。


「……そういえば君は、エヴィデンシア伯爵とも知己でしたね」


「いやぁ、学園時代には有り難い事に、代々の法務部ご重鎮である家のご子息たちと知己を得る栄誉に預かりました。まあ彼はあのとき既に家督を継いでいたわけですが」


「……べつに褒めているわけではありません」


 褒められた子供のように屈託無く笑って頭を掻くモンドに対して、トゥールの言葉は素気すげも無い。


「ですが、君が二人の間に居るおかげで、こちらに情報が入ってくる。くれぐれも君は、あの御仁の勢力に気付かれないようにしなさい」


「ご心配ありがとうございます局長。まあ私は市民でしたから。ご子息オルタンツ殿との関係は別として、ロバート卿との関係は学園でも知っている人間はほとんどおりませんでした。彼は当時から腫れ物扱いでしたからね。それに私には特技がありますから、簡単に尻尾は掴ませませんよ」


「………………」


「局長?」


「そろそろ決着がつきそうです。もしもエヴィデンシア家の者たちがあの少年たちを捕り逃すようならば、直ぐに後を追うように連絡を。マギルス子爵邸は抑えてあるのです。うまく行けば組織の隠れ家を見つけられるかも知れません」


「ハッ! 了解しました」


 モンドは、居住まいを正して胸に拳を当てると、踵を返して上ってきた階段へと戻っていった。





「すごい……凄いやお姉さん! ボクとここまでり合えるなんて。メイねえ以来だ!」


 それは無邪気な感嘆でした。ですがだからこそとても歪んでいる。

 私はこの少年の壊れた無邪気さに悪寒をおぼえながらも、突き出された釵での攻撃を弾き上げ、眉尖刀の穂先を、そのまま手首を返し逆の手に持ちかえると、石突き側を突き入れます。

 その突きを少年も逆の手に持っている釵で肘の外へと受け流しました。

 先ほどから幾度となく繰り返される攻防。

 互いに次の一手を詰められないでいます。


 少年の繰り出す、重く素早い攻撃を捌きながら反撃の機会を窺っていると、少し離れた場所から「――何故だ!?」と、苦々しげな叫びが漏れ聞こえました。


「なぜ、何故この攻撃が受けられる!? この状態は最強だって――そう言ったじゃないか!!」


 その叫びには、焦りと疲労を含んだ響きがあります。

 声はアネットと戦っている若者が上げたのものでした。


「あ~~あっ、バカだなぁアイツ。切れちゃったよ」


 少年が興が削がれたように言うと、力を抜いたように見せかけて、含み針を私の顔めがけて吹き放ちます。

 私はそれを、眉尖刀の穂先を下に向け、左の手で石突きを掴んだ状態で受けました。

 トッ! と柄に刺突の音と軽い突感が走るのを感じた瞬間。

 私は大きく一歩踏み出しながら穂先を払い上げます。

 右手を前方へと突き出すようにして上げながら、手の平の上で柄を滑らせます。

 少年は含み針を吹き放ったのと同時に背後へと大きく跳んでいました。

 その彼を追うように、私は石突きを握った左手を前方へと押し出します。

 大きく踏み込んだ身体の伸びと、下から振り上げながら前へと押し出された穂先は、ほんの僅かな差で少年の身体を捕らえきれずに空を穿ちました。


「くそぉおおおおおおおおおおおおおッ! 何でだよ!!」


 まるで私と少年との駆け引きが一段落するのを待ってでもいたように若者が叫びます。

 視界の端で、彼が渾身の力を込めてアネットへと打ち掛かりました。

 アネットは、その攻撃を短槍で正面から受け止めます。

 それは一見、ただ無造作に打ち込みを止めたように見えました。

 ですがアネットは短槍同士が接触した瞬間、手にした短槍ごと全身に魔力を漲らせました。

 ガッ!! という重い打撃音の響きの中に、メキッ! と、ヒビが入ったような音も混じって聞こえました。

 そして次の瞬間―― 


「あ゛ぁぁ…………あ゛ぁぁぁあああああ゛ああああああああああーーーーーーーーーーッ!!」


 叫び声が闇を切り裂きました。

 それはアネットと戦っていた若者の絶叫です。

 空を舞っていた上がりかけの細かい雪が、その響きによって彼の身体から僅かに弾かれでもしたように震えて見えました。


「あ~~あっ、やっちゃったか。あいつ、あれだけ加減を間違えるなって言っておいたのに……でも元の力量が無いんだから仕方がないか。ボクたちと対等に戦えてるお姉さんたちがおかしすぎる異常なんだから」


 地面へと武器を取り落とした若者は、自分の身体を包み込むように押さえて地面に倒れ込んで、その口から呻き声とともにゴボゴボと血の混じった赤い泡を吐いています。

 彼は、のたうち回りたいのにそれが出来ないとでもいうように、身体がビクビクと痙攣していて、直前まであのように戦っていた人間と、同一人物とはとても思えません。

 強く歪んだ顔、その瞳からは痛みのためか、それとも悔しさなのか涙が流れ、その彼の視線の先には少年が立っていました。

 若者と戦っていたアネットは、目の前で起こった戦闘相手の惨状を、どこか確信を得た表情で見詰めていました。


(これは……見たことがあります。ここまで酷いものではなかったですけど。――そうですか、そういうことですか)


 私は、若者の惨状とアネットの表情を目にして、彼らの人並外れた能力ちからのからくりに気付きました。

 先ほどの音。

 アレは彼の骨が折れた音――いえ、もしかすると骨だけでなく、身体の中で多くの腱や筋肉も断裂したのでしょう。


 人間は通常、筋力の七割ほどしか利用できていません。それは、十割の筋力を使うと骨や腱が保たないから。だから無意識にそれ以上の力が出ないように抑制されているのです。

 ですが時折、人の中に狂戦士ベルセルクと呼ばれる、その抑制――それは理性と言ってもいいのかもしれません。それを外せる者が現れます。

 彼らは、人の理性を奪い忘我の状態へと導く、闇の精霊王シェルドの眷族精霊ガルタフトに魅入られた者たち。

 狂戦士ベルセルクは概ね戦場現れ、敵味方、さらには己の身さえも顧みずに、暴風のような猛威を振るった後、その殆どが己の過ぎたる力の反動によって戦場に散ってゆきます。


 オーダンツ侯爵家初代当主ジェニオが魔闘術を生み出すに至った根本の原因。

 それは戦場に時折現れる彼ら。

 狂戦士ベルセルクに対抗するためでした。

 長い鍛錬を積んだ歴戦の戦士をも蹂躙する理不尽な存在かれらに。

 オーディエント家が受け継ぐ魔闘術は、狂戦士ベルセルクたち。彼らの最大の欠点でもある理性を失うことなく、さらに彼らを制圧するため……人の持つ力を超えてなお、崩壊へと至らぬ為に練り上げられた能力ちからです。


「ホントに……。あれだけ言ったじゃん。しっかり加減しろってさ。……苦しい? なら口の中の薬を使いなよ。大丈夫、直ぐに痛みが取れるからさ」


 涙で滲んだ若者の瞳に見詰められた少年は、無垢ともとれる微笑みを返します。

 その微笑みを目にして、若者の瞳に希望を見出したような光が灯りました。


「いけない! アネット、彼を止めて!!」


 私は少年の意図に気付き声を張り上げました。

 アネットも気付いたのでしょう、私が声を上げたのと同時に、若者の顎を砕こうと動きました。ですがそれよりも彼の方が先でした。

 変化は、直ぐに現れました。

 若者の口からは、血の混じった泡が吐き出されていましたが、さらにゴボッと大量に吐血します。

 そして、ヒューヒューという断末魔の息を吐いて、ついにはその動きを止めたのです。

 奥歯に毒薬が仕込まれていたのでしょう。暗殺者や密偵が情報を漏らさないためによく使う手です。

 ですが今の遣り取りを聞いて、私の脳裏にはカナンさまが言っていた言葉がよぎりました。


『本人が望んでいないことを実行させることは簡単なことではありません……』


 おそらく、若者には本当に治療薬だと説明されていたのでしょう。それでも彼の中には疑義があったのではないでしょうか。でなければもっと早い段階で使っていたはずです。

 孤児院から引き取られた彼が、どのように凶手暗殺者として教育されたのかは分かりません。ですがその教育自体が彼の望みとはかけ離れていたはずです。

 その中で自身に施された仕掛けを、完全に信じることなどできるでしょうか。

 それでも――少年のあの無垢な微笑みが、彼の中にあった懸念を溶かした。


 全身を激痛に襲われていた彼には気付く余裕は無かったのでしょう、少年の言葉に滲んでいた悪意を……。


「……少年。彼がああなったのは君が原因ですね?」


 私の口から出た声は、静かな怒りに震えていました。

 この問いは、息絶えた彼に毒を使わせたことに対してではありません。

 その前、彼がもだえ苦しむことになった原因についてです。

 少年が吹いた妙な調子の口笛。

 それによって少年たちは、『催眠術』によって筋力を抑制する枷を解除したのでしょう。

 あの後から若者の動きがあきらかに変わりました。


 筋力の抑制を無くした状態で、渾身の力を込めて放った最後の打ち込み。

 あの瞬間、アネットは魔闘術によって、本来人の発揮できる能力を大きく超えていました。

 それによって起こったのが、若者のあの状態です。

 あれほど酷くはありませんでしたが、魔闘術の鍛錬中に魔力の制御を失敗して、骨を折ったり腱を断裂したりした、オーディエントの血族門人の姿が記憶の中で重なりました。


 少年が、私の問いに微笑みを返します。ですがその笑みは先ほどまでの無垢なものでは無く、邪心に満ちていました。


「君は完全に人の道を外れてしまっているのですね……。ただ使われているだけの子供なら、引き返せる余地もあるのではとも思っていました。しかし君は楽しんでいる……人を殺すことを」


「だからどうしたの? 楽しんで何が悪いのさ。ボクは戦うのが好き――大好きなんだ。でもね、もっと好きなものがあるんだ。それは……命が消える瞬間さ。それまで元気に動いていたのが、まるで人形みたいに動かなくなるんだよ。あの瞬間。あの瞬間を見るとね。ボクは――ボクは生きてるって。そう思えるんだ。そう、そうなんだ。ボクは殺すから生きてるんだよ」


 少年の恍惚とした告白。

 この少年の狂気は――一体どこから産まれたのでしょう。

 そう思わないではありません、ですが私はこの少年に対する憐憫を切り捨てます。

 この少年をこのまま生かしておいては、きっともっと大きな災いをもたらす。そう確信しました。


「では、それも今日で終わりにしてあげます。アナタは――今ここで死になさい!」


 私は先ほどと同じように、眉尖刀の穂先を下に、右手を柄の中程に添えて石突きを左手で包み込むように握ります。

 左足を僅かに後方へと引いて、斜に身体を構えます。


「あまいなぁ~お姉さん。それはもうさっき見たよ」


「ならば避けてみせなさい!!」


 私はその瞬間に全身に魔力を巡らせて一気に少年へと踏み込みます。

 攻撃は先ほどと同じ、ですがその速度は先ほどの比ではありません。


「あまい、想定内だよ!」


 私は少年との距離を一瞬で詰めます。

 ですが少年も、笑顔を浮かべたまま、ギリギリ刃の届かない位置へと飛び退きます。


「え!? くぅッ!」


 その瞬間、少年の顔に初めて焦りの色が浮かびました。

 私の放った眉尖刀の攻撃――その穂先の刃が彼の想像以上に伸びたからです。

 それは魔闘術によって強化された、身体能力によるものではありません。

 正面に向けていた身体を、肩を前方へと入れるように横に捻り、初めに見せた攻撃より実際に三十ルタセンチほど伸ばしたからでした。

 彼はこのままでは斬り伏せられると判ったのでしょう。

 飛び退りながら手にした釵を振り、その反動を利用して身体を捻ります。


 ザシュッ!!

 

 と、鋭い断裂音が響き、一振りの釵が空へと舞いました。

 クルクルと回った釵が、その針先を地面へと突き刺さります。

 その釵から、ポタリ……ポタリ……と血が滴りました。

 そこにあったのは釵を握った手首から先。

 

「くぅぁッ、あああぁ……。最初のは……この攻撃のため……」


 彼の導いた答えは半分正解で半分間違いです。

 私が初めに放った攻撃は、相手の不測の反撃に対応するため。

 今の攻撃は、枷を外した少年の身体が限界に近いと判っていたからです。

 制御が未熟だとしても、彼よりも五歳以上年上と思われる若者が限界を超えたというのに、十歳ほどの彼の身体が、長く枷を外した状態で戦えるはずがありません。

 彼が私から距離を取ろうとしているのもそれが原因でしょう。

 そして、私が今放った攻撃は、放った直後に大きな隙が生まれてしまうものです。

 彼からの反撃が無いと確信できなければ、とても放てるものではありませんでした。


 少年は、左の手首を失った腕を押さえて、それでも油断なく、私との距離を取ろうと動きます。


「……少年。終わりです」


 動きに生彩の無くなった少年に距離を詰めた私は、心を殺して止めを刺そうとしました。


「うッ……うぅ……」


 突然、身体の奥底から耐えがたい吐き気が込み上げてきました。

 不覚にも私は、口元を左手で押さえ、よろけた身体を眉尖刀を突いてこらえます。


「ルリア!?」


 私の異変を悟ったアネットが、名を誤魔化すのも忘れて駆け寄ってきます。

 薄々感じていましたが、若者との戦いで彼女も疲弊していたのでしょう、いつもより動きが生彩を欠いていました。

 少年から私たちの視線が外れたのは、ほんの僅かな瞬間でした。


『おぼえておいてお姉さん! お姉さんはボクの得物だ!! ……他の誰にもお姉さんは殺させない。必ず――必ずボクが殺してあげる!!』


 そのほんの僅かな間に、少年は私たちの視界から消え去り、舞い散る雪の中にその言葉だけが木霊こだましたのでした。





「おめでとうございます奥様。ご懐妊です」


 屋敷に戻っても、なかなか引かない嘔吐感。

 戦いのさなか、どこかで毒を使われたのではないかと、身体中を調べられた私に、ロッテンマイヤーがそう告げました。


「……懐妊? あの、もしかして子供ができたという事ですか?」


「それ以外に何があるというのですか?」


 私は、嘔吐感も忘れて自分のおなかを見詰めました。

 まったく実感の湧かない平ら――いえ、薄らと筋肉の形が浮き出ているそこを見て、私は優しくそこに手を添えます。


「……そうですか。まだ実感はありませんけど、ロバートとの子がここに……」


 その日。

 結局私は、人の命を消し去ることなく、新たな命の芽生えを知ることになったのです。


 これは後日の話になりますが、私たちが戦っていたあの場所の先に感じた多くの人の気配。

 それが、法務部捜査局による大がかりな捕り物によるものであったと知りました。

 なんでも人身売買に関係していた人たちを一斉に検挙したのだそうです。

 私たちが探っていたマギルス子爵を始め、多くの関係者が捕らえられ、その後、貴族院による裁判の結果、いくつかの家が廃爵される事となりました。

 結果それは、私たちが闇の中から燻り出そうとしていた、元凶への細い糸を断ち切る事にもなったのでした。

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