登場人物4(ネタバレにご注意下さい)

【オルトラント王家】

◆アンドリウス・クルバス・オルトラント(53歳→57歳):オルトラント王

 赤銀の瞳を持ち、毛量の多い赤茶けた髪を背後に流している。

 当初は大国を統べる国王然としてフローラたちには感じられていたが、その実、肉親の情が強い性格であると知れた。

 第二王子ライオスの事も、できる限りの便宜を図っていたが、彼の内心の闇を理解することはできなかった。


◇ノーラ・フローレス・オルトラント(53歳→57歳):登場人物 2 を参照下さい。


◆トールズ・フローレス・オルトラント(33歳→37歳):第一王子

 ノーラ王妃の実子。

 結局、記述のみで終わってしまったが、フローラ曰く、「物静かですが、心根の優しいとても芯の強い御方」だとのこと。


◆ライオス・オルトラント(27歳→31歳):第二王子

 紫色の髪に金色の瞳を持つ、どこか病的に色白な肌色をしている。

 実は、ライオットと同一人物であるが、こちらが変装した姿である。

 邪竜事変を起こした犯人として、表向きの死を賜る。

 だがその後、グラードルやフローラが彼の真意を周囲に訴えかけた事や、アンドルクなどを使い市井に流布した事によって、現在では、能力のある人間は、女性であれ庶子であれその実力を正統に評価するべきだという機運が僅かずつではあるが浸透し始めている。


◆クラウス・モーティス・オルトラント(15歳→19歳):第三王子

 登場人物3、貴宿館住人を参照ください。


◇リディア・フローレス・オルトラント(24歳→28歳):第一王女

 結局名前のみ登場で終わる。現在は王家に近い貴族家に嫁いでいる。


◇アリーヌ・ブランシャール・オルトラント(28歳→32歳):トールズの妻

 名前のみ登場。エレーヌ・ボワイエ・ブランシャールの姉。



【マーリンエルト公国関係】

◆マティウス・リューリック・マーリンエルト(37歳→41歳):マーリンエルト公爵(公王)

 銀髪に緑の瞳をしている。

 37歳とは思えないほどに若々しく、外見だけを見ていると、顔立ちも柔和で少々頼りない印象を与える。

 だが心根を掴ませないような飄々とした雰囲気を纏っていて、一筋縄ではいかない感じを放っている。

 古の帝国から続く血筋で、交渉の帰趨を見極める力に長けている。


◇エステリア・メーテルリンク・マーリンエルト(35歳→39歳):マーリンエルト公王夫人

 水中に見える水草のような濃い碧色の髪に、薄水色の瞳をしている。

 メーテルリンク王国は、北にある島国、ブリステン魔法王国と新政トーゴ王国の間に位置する大陸最北西に位置する王国で、彼女はそこの第一王女。

 新政トーゴ王国包囲網を作り上げる為に嫁いできたらしい。


◇ロレッタ・メーテルリンク・マーリンエルト(15歳→19歳):マーリンエルト第一公女。

 登場人物 3 元貴宿館住人を参照ください。


◆イザーク・リードリンゲ・バスケス:マーリンエルト公国の騎士。

 黒味の強い緑髪をしている。

 護衛騎士としてマティウスを守っていた、公国の右剣の異名がある。


◆カルステッド・メルカトル・ヴァンサン:マーリンエルト公国の騎士。

 鮮血のような赤髪の美丈夫。

 護衛騎士としてマティウスを守っていた、公国の左剣の異名がある。


◆ガァーンド・ヴィスク・オーディエント(66歳→70歳):元子爵、フローラの祖父。

 黒みの強い青い瞳をもっていて頭は禿頭。しかし額の上にちょこんと、癖の付いた筆の穂先のような栗色の髪が残っている。口の上にも、穂先が撥ねたような髭が生えている。

 とても大柄で非常に筋肉質な立派な体型をしている。

 マーリンエルト公国で数多くの勇将を排出した武門の家柄オーディエス侯爵家の系譜であるオーディエント子爵家の前当主。

 マーリンエルトの鬼熊の異名がある。


【ルブレン侯爵家】

◆ドートル・ルブレン(47歳→51歳):ルブレン侯爵。ヴェルザー商会のオーナー。

 黒茶色の髪に薄い紫の瞳をしている。また顎下に髭を生やしている。

 グラードルとフローラの繋がりを目にしてから、仕事にかまけて家族と向き合うことをしなかった自身のこれまでの生き方を反省する。

 その後は真摯に家族と向き合い、ほつれ掛けていた家族の絆をしっかりと結び直した。


◆ボンデス・ルブレン(27歳→31歳):ルブレン侯爵家の長男。

 黒緑の髪をしていて赤黒い瞳をしている。

 負の感情が暴走してグラードルとフローラを襲った時、フローラに頬を張られたことで、その身に宿っていた邪杯より散った穢れた欲望が、フローラの金竜の愛し子としての魔力の波動を受けて抜け落ち、正気を取り戻す。

 王都防衛戦後に拘留が解かれ、初子であるカミュを伴って迎えに来たカサンドラと共にルブレン領へと戻る。

 ドートルとも話し合い、ヴェルザー商会を継ぐべく商人として修業を始める。


◆アルク・フィッシュメル・ルブレン(15歳→19歳):ルブレン侯爵家の三男。

 黒い瞳に、薄い赤みを持った金髪をしている。実は、髪は茶色なのだが脱色している。

 現侯爵夫人のメルベール・フィッシュメル・ルブレンの実子だと思われていたが、実はオルバン・バレンシオ・レンブラント伯爵とその妻、テレサ・スレイン・レンブラントの間に生まれた子供であった。

 その事実を知り、一時期は荒れていたがカチュア・クーリング・フランマルクとの交流によって立ち直る。

 現在ではルブレン家のアルクとして、立派な領主となるべく心を新たにカサンドラの指導の下、領主の仕事に励んでいる。


 ◇メルベール・フィッシュメル・ルブレン(37歳→41歳):ルブレン夫人。

 青っぽい緑の髪に赤い瞳をしている。

 現在では侯爵家に降爵になってしまったが、元公爵家の令嬢。

 レンブラント伯爵と幼馴染みで恋仲であったが、謀略によって投資を失敗した家が没落するところを、ヴェルザー商会の援助によって、降爵で留まる。

 その後、援助の肩代わりのようにドートルと結婚するも、年甲斐もなく初恋に戸惑っていたドートルの事を理解できずに、その後すれ違いの日々を続けていた。

 また愛し合っていたオルバンとドートルと結婚する直前に一度だけ身を交わしており、その時にメイベルを授かっていた。

 その後運命の偶然により、アルクとメイベルが同じ日に生まれる。

 二人が生まれた日、幼馴染みであったテレサの裏切りと、オルバンのこの先の企みを、侍女として入り込んでいたバレンシオ伯爵の間者より聞かされ、一時の怒りに呑まれてオルバンの企みに乗ってしまう。

 だが、ルブレン家において孤立感を深めていた彼女は、自分の手の内にあるアルクへの憎しみを長く保つことはできず、次第にアルクを心の拠り所にするようになっていた。

 現在では、ドートルの真意を知り、遅い春を迎えていて、家族からは暖かく両親の睦まじさを見守られている。 


◇カサンドラ・ドライン・ルブレン(26歳→30歳):ボンデスの妻。トランザット王国ドライン子爵家の長女。

 濃い青色の髪を頭の上で纏めるように結っている。瞳は赤黒い色合い。目が少しつり上がり気味。

 元々は非常にスタイルの良い踊り子のような躍動的な肉体美を誇っていたが、一時期はドートルに『丸太』と揶揄されるほど太っていた。

 現在では元のスタイルを取り戻し4歳になったカミュの自慢の母親になっている。

 ルブレン家の領地の運営を一手に担っていたが、現在はルブレン領に戻ったアルクの補助にまわっている。

 現在でもフローラとは定期的に文の遣り取りをしている。



【エヴィデンシア家の縁戚】

◇カチュア・クーリング・フランマルク(12歳→16歳):フローリアの従姪孫じゅうてっそん

 淡い紫髪に、好奇心の強そうな赤い瞳をしている。

 フローラに心酔しており、彼女の妹となる為、当初はグラードルの第二夫人の座を狙っていた。

 伯爵家の娘だが人を巻き込む行動力があり、中等部において早々に派閥を形成していたらしい。

 一時期荒れていたアルクのことが目につき、世話を焼いていたことで仲が深まり、現在ではアルクの婚約者となっている。

 当初の目的とは違ったが、ちゃっかりとフローラの妹の座を手に入れているあたり、策士かも知れない。

「失礼な、ちゃんと愛はあります!」(カチュア談)


◆モルデン・カーバネル・フランマルク伯爵(39歳→43歳):フローラの祖母、フローリアの叔父の子。従甥いとこおい

 赤茶けた髪色に金褐色の瞳をしている。

 おっとりとした性格の人間が多い家系だが、行動力がありすぎる娘に振り回される苦労人。


◆バーシス・カントゥーネ・エヴィデント準男爵(66歳→70歳):オルドーの母違いの弟。

 オルトラント貴族らしい整った顔立ちをしていて、唇の上に髭を蓄え、黒に近い青髪をピタリと撫でつけている。瞳の色は薄青色

 オルドーが家督を継承した後、騎士となり騎士爵の位を得て、その後に継承権の無い準男爵位を得る。

 孫娘をグラードルの夫人として送り込んで、あわよくばエヴィデンシア家を乗っ取ろうと考えていた。


◆ワーナー・サンドロス・エヴィデント騎士爵(41歳→45歳):バーシスの息子。緑竜騎士団所属。

 父親に似た顔立ちで、黒茶けた髪をピタリと撫でつけている。瞳の色は青味の強い黒。

 王家の茶会後、グラードルの余命が少ないらしいと聞き、娘を嫁がせてエヴィデンシア伯爵家の乗っ取りを画策した張本人。

 フローラからレガリアの名前を出されて尻込みする。

 結局、その後のフローラの活躍により乗っ取りは不可能だと諦めたもよう。


◇アマリエ・アーティス・エヴィデント(19歳→23歳):ワーナーの長女

 緑に銀を織り込んだような髪色をしており、黒味の強い緑の瞳をしている。

 父親の計画に乗ったものの、現在では男爵家に嫁いでおり、あの計画が失敗に終わったことに安堵している。



【レンブラント伯爵家関連】

◆オルバン・バレンシオ・レンブラント(38歳→42歳):レンブラント伯爵。元財務部経理局局長。

 艶のある黒に近い緑の髪を撫でつけるように後ろに流して首の後ろで束ねている。少し青みの入った銀色の瞳をしている。

 バレンシオ伯爵家の罪を告発した事によって断罪を逃れ、後の財務卿選定において財務卿となるも、ライオスの誘導で子供たち、メイベルとアルクの事実を自ら告白してしまう。

 その後に、オーランドがメイベルとテレサを連れ、縁戚であるベイルバーン子爵の元に身を寄せたことで、気抜けのようになってしまった。

 バレンシオ伯爵に見込まれたことによって大きく人生を狂わされた人間の一人。

 エピローグにおいて、家族の絆を取り戻せるかも知れない光明がうかがえた。 


◆オーランド・スレイン・レンブラント(17歳→21歳):レンブラント伯爵の長男。

 黒っぽい青髪に深い湖のごとき青い瞳をしている。

 幼少期より母親がメイベルのことを虐待していたのを目にしていて、懸命に彼女を守っていた。

 元来とても庇護欲が強く、歳を経るほどに強くメイベルのことを想っていたが、暗にメイベルの出生に関する秘密を感じ取っており、メイベルが事実を知って傷つく事を恐れ、自らメイベルより離れていた。

 結局、最後には己のメイベルへの愛情を受け入れ、共に苦難の道を歩むことを決意する。

 現在は、縁戚であるベイルバーン子爵の元に身を寄せ、メイベルと共に使用人として荘園の仕事をしている。

 最近、父、オルバンの過去を知ったことで、家族の絆を取り戻すべく、今一度家族で話し合うことを考えている。


◇メイベル・スレイン・レンブラント(15歳→19歳):レンブラント伯爵の長女。

 桃色の髪に、紅色の瞳をしている。

 学園で、取り巻きを引き連れてフローラを虐めていた。

 実はとても正義感の強い性格をしていて、バレンシオ伯爵から聞かされていた話を純粋に信じていた為に、真面目にフローラの事を恥知らずの娘だと思い込んでいた。

 さらに、取り巻き令嬢の一人にうまいことおだて上げられ、その行動が誘導されていた。

 王都防衛戦後に、フローラに対して誤解していた事実に気付き、同時にフローラもその事実を知り和解する。

 幼い頃の事情もあり、病的なほどに兄であるオーランドのことを想っており、その思いをライオスに利用されて邪竜復活の鍵とされてしまう。

 邪竜事変の後、思いを遂げて兄オーランドと結ばれる。

 また現在は、縁戚であるベイルバーン子爵の元に身を寄せ、使用人として荘園の仕事をしている。

 最近、男児を得た。


◇テレサ・スレイン・レンブラント(37歳→41歳):レンブラント夫人

 メルベールとオルバンの幼馴染みで、密かにオルバンのことを想っていたが、親友でもあるメルベールに遠慮してその想いを表には見せないようにしていた。

 しかし彼女の想いに気付いたバレンシオ伯爵にその想いを利用されてしまう。

 バレンシオ伯爵の奸計に乗った父、スレイン侯爵の行いによってオルバンと結婚することとなった。

 テレサのまったく知らないところで進んだこの話に、メルベールには悪いと思いながらも、想いが報われたことを喜んだ。

 しかし、二人目の子を授かった直後より、オルバンの自分に対する扱いがぞんざいになり、憎しみにも似た視線を向けられるようになる。その混乱の中で第二子、メイベルが産まれた。

 だが、出産の疲れで朦朧としていた中でも、男児であったと記憶していたのに手にしたのが女児であったことにさらなる混乱を得ることとなる。

 そして、夫がその子をメイベルと名付け、成長するに従い、親友であった女性の面影がチラつくメイベルに、彼女は夫の不貞を疑いながらも、愛する夫にはその怒りが向かわず、メイベルを虐げるようになってしまった。

 元々とても優しく思いやりの合った彼女は、次第に心の均衡を崩して精神的に病んでしまった。

 本編の始まる前より屋敷で幽閉のような状態になっており、現在ではオーランドたちと共に縁戚であるベイルバーン子爵の元に身を寄せている。さらに当時の事実を知ったことで、僅かずつではあるが回復の兆しを見せている。


◆スレイン侯爵(亡):

 娘のオルバンへの想いをバレンシオ伯爵より耳打ちされ、娘の想いを遂げさせてやりたいとバレンシオ伯爵の奸計に乗ってしまう。

 メルベールの実家、フィッシュメル公爵家とレンブラント家に大きな投資話を持ちかけ、表向き自分の家も損害を被った体を装って両家を困窮に追い込んだ。

 その後、レンブラント伯爵家に援助の肩代わりとして、血縁を結ぶことを要求してテレサとオルバンを結婚させる。

 だが結局、バレンシオ伯爵が己の関与を伏せて、投資話のカラクリをオルバンに告げたことでオルバンの怒りを買い、バレンシオ伯爵の手ほどきを受けたオルバンの手によって滅亡させられた。


【取り巻き令嬢】

◇マリエル・ヴェフォ-ト・エンダーレ(15歳→19歳):エンダーレ男爵家令嬢

 淡い緑の瞳に長い水色の髪をしている。

 真面目で思いやりのある性格をしている。

 母親の実家ヴェフォート伯爵家より援助を受けており、レギーナには逆らえなかった。

 邪竜事変後、レオパルドと惹かれ合い、レオパルドより結婚を前提としての付き合いを申し込まれる。

 身分差故に断ったが、それを知ったエレーヌの計らいによって、ヴェフォート家の養女となり無事婚約にいたる。


◇ベルタ・ロスマント・ガルトナー(15歳→19歳):ガルトナー伯爵家令嬢

 元メイベルの取り巻き。父親が下級貴族院の議長。

 メイベルと共にいじめていたフローラが、王国でも一目置かれる存在となったことでメイベルを見捨てる。

 家の格的に、メイベル失脚後は、以前のメイベルの位置に当てはめられて、フローラに取り入ろうとする取り巻き令嬢たちのまとめ役にされていた。


◇レギーナ・リンゲン・ヴェフォート(14歳→19歳):ヴェフォート伯爵家令嬢

 元メイベルの取り巻き。父親が上級貴族院の議員

 緑の髪の毛先が浅い黄色になっていて、赤みの強い灰色の瞳をしている。

 家格としてはベルタと同じだが、ベルタを持ち上げて裏から操っている。メイベルもかなり彼女にいいように動かされていた。

 王都防衛戦後、フローラが救国の女神と名を上げたことで、メイベルを見捨てフローラに取り入ろうと画策するも失敗。その後、自分より人あしらいの巧いエレーヌの派閥に取り込まれ封じ込まれる。

 近年では、使用人のように扱っていたマリエルが義姉となり、自分の夫よりも格上である公爵家の跡継ぎであるレオパルドの婚約者となったことで、マリエルのご機嫌を取るのに懸命らしい。



【その他】

◆エルダン・カンダルク(26歳設定):元エルダン商会会頭

 銀色に薄く紫が入ったような髪色で、瞳は黒が強い青。

 ライオット(ライオス)がクルークの試練のおりに賜った宝具によって変身した姿。

 当初は、クルークの試練で得た報奨金を元手にして、現在では会頭となっている副会頭に実務をまかせて、自身は身分を隠れ蓑にして、王国の影で悪事を働く者たちの内偵をしていた。

 後に、グラードルの突然の変化に興味を持ち、フローラたちに己の願いを託す事ができるか試したり、様々な仕込みをする為にこの姿を利用していた。


◆クロフォード・パーシー・カレント(32歳→36歳):カレント騎士爵。アルメリアの父。

 新政トーゴ王国と国境を接しているトライン辺境伯に仕えているが王国の騎士である。

 元パーシー男爵家の三男で、戦功で騎士爵の位を賜り、カレントの姓を頂いた。

 辺境伯と王国から俸給が出ていて、領主配下の騎士爵よりは少し裕福。

 その辺りを工面して、アルメリアの学費や王都の滞在費などに充てている。


◆ボーズ・キョーヨム(38歳→42歳):王都オーラス、七竜教白竜神殿の神殿長

 瞳は深緑色で、端麗な容姿をしているが、神殿長冠を外すと禿頭とくとう

 王都防衛戦後の最中に、神殿に秘匿されていた黒竜の邪杯を盗まれる。一時期グラードルに簒奪教団の関係者ではないかと警戒されていた。

 最終話にてアンドゥーラとライオットの婚姻の儀で進行を司った。


◆ルクラン・ポンピエ・テルビザント(34歳→38歳):テルビザント子爵。財務卿福主事。

 黒緑の髪に、黄色味の強い緑の瞳をしている。

 グラードルと同じくらいの身長。恰幅がある体型。


◆データ・レドネ・ケントニス(15歳→19歳):リュートの友人、男爵家の次男坊

 乾いた土のような黄色っぽい髪に、明るい水色の瞳をしている。

 少し軽薄な感じがする。

 学園の女性の情報(身体的情報を含む)を全て持っているといわれる。ゲームの中ではヒロイン攻略の為のお助けキャラだった。

 貴宿館での茶会のおり、グラードルにフローラの情報は頭から消去するようにと絞められたらしい。

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