言葉
人鳥パンダ
刃物
僕は刺された。
彼女に刺された。
彼女にはその気は無かった。
だけど確かに刃物が刺さった。
その刃物は普通の刃物とは違った。
それを抜くには刃物が必要だった。
彼女は優しく僕に声をかけた。
刃物はスルリと抜け落ちて、地面に落ちていった。
言葉とは、使い方を間違えれば人に深く突き刺さり、簡単に傷付けてしまう。
だけれども、言葉は愛にも変わる。
僕たちは刃物を持って生きている。
言葉 人鳥パンダ @kazukaru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。言葉の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます