第13話、ルームシェアしてみない?①

(え?今なんて言った?)


(詩織と梨沙とルームシェア?!)


(いやいや、聞き間違いだよね?)


俺は状況が理解できずにいた。


『ど、どうして3人でルームシェア?』


俺はまずそれが一番気になっていたので詩織に聞いてみた。


『それはね、ここの家賃って高校生の私達にとって高いじゃない?』


『うん』


『それで梨沙のところも高いらしくてね』


『う、うん』


『だからそれなら3人で一緒に住めば安くなるって事でそうなりました♪』


いや全く意味がわからない。


『でも悠斗くんも家賃高くて困ってるでしょ?』


『まぁ、そうなんだけども、、、』


『で、でも!梨沙が嫌っていうんじゃないの?』


『そ、その男の俺といっしょに住むなんて、、』


そう言うと詩織は俺の話を切るようにこう言った


『あ、それは大丈夫だよ。梨沙からもOKサインでてるから』


『梨沙もそれいいじゃんって言ってたよ』


『まじかよ』


俺が知らぬままにこんなに話が進んでいるとは思わず驚いていた。


『で、でも男女が一緒に暮らすってまずいんじゃ、、、』


まず俺が二人と暮らしたりしたらその、色々と困るというか、毎日ドキドキし過ぎて身体がもたない。


『むぅ、二人だけだと決まらそうだから取り敢えず梨沙を呼ぶね』


詩織はそう言って梨沙を呼ぼうとしていた。


『いや、今もう11時前だぞ!こんな時間じゃ危ないだろ!』


『大丈夫だよ。 梨沙にはさっき話してあるし、それに今日は私の部屋に泊まってもらおうかと思っているから』


そして詩織は梨沙に電話をし、その5、6分後に梨沙がここにやってきた。


『お、おじゃましま〜す』


そう言って梨沙は気まずそうに部屋に入ってきた。


どうやらここから話し合いの第二部が始まるようだ。。



......................


読んで頂きありがとうございます!

この後2時間後の15時頃にこの続きを公開します!

いましばらくお待ち下さい!




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