第36回:自分の調理方法を生み出す(補講)

 あっさり系+メタ発言ネタです。



・今回のテーマ

 壱式で「ネタを仕入れた場所が同じであれば被る可能性はゼロではない」という事に言及しました。似たような作品がランキングに載っているのは、そういう現象と言えるかもしれません。題材被りは許容範囲内だとしても、さすがにパクリと認識されるような作品が複数ランクインするのは問題あると思いますが。



 それ以外でも二次創作ではバズり目的だけのエア二次創作等が炎上しやすいと言えるでしょう。その辺りは……今回のテーマとは違うので置いておく事にしておきます。しかし、類似事例なのは言うまでもありません。



 バズり目的だけの原作未読や未プレイによるエア二次創作、これらは作品を知っている人からすれば明らかに原作人気に便乗しただけのもので、炎上するのは確実です。こうした二次創作をする位であれば、一次創作を発表すれば面倒な炎上に巻き込まれない……と言うのは大きな間違いです。一次創作だとしても安易な人気ジャンル便乗は炎上しますので、お勧めしません。



 では、どうするべきか。商業でも安易な人気ジャンル便乗はやるべきではないとは思うのですが、この辺りは出版社のやり方にもよるので個人差になってしまうでしょう。商業以外……つまり、WEB小説だったらどうするか? 答えは既に出ていますよね。安易に便乗しただけと分かってしまう様な作品を避けると言う事です。



 要するに、料理レシピ本の完コピではなく、自分の主張も入れたアレンジレシピにするのです。こうすれば、人気ジャンル題材だとしても内容に違いがあればパクリと炎上する確率は減ります。あくまで確率が減るだけですので更にアレンジを行い、完全に元ネタがあっても完コピと言われないような作品にする事が最善の策です。

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