【短期集中】桜崎あかりの創作ノウハウ教えます、四式

第22回：評価を変える

その昔は悪評しかなかったような物が、評価をひっくり返すような事は様々な場所であります。それでも変わらないような特殊事例もありますが。

・今回のテーマ

　ずばり、評価の変化です。その昔は悪評しかなかったような物が、今では否定的な意見はありつつも悪評だらけな状態からは脱却したと言う事例……そう言う事です。

　その中で分かりやすいのが麻雀です。ルール的な部分よりも、ギャンブル的な部分等で悪評が……と言うケースですが。賭け麻雀というワードもあったり、創作作品での扱い等もあって、悪いイメージしかありませんでした。今では信じてもらえるか不明ですが、ゲーセンにあった脱衣麻雀も悪いイメージと言う意味では同じような物でしょう。

　脱衣麻雀の方は、アーケードゲームの規制等で大幅に減る事となり、見るとすればインターネット上とか同人ゲーム位に落ち着き、その結果としてアーケードゲームでは『麻雀格闘倶楽部』と『ＭＪシリーズ』の２作品だけが残る結果になりました。

　賭け麻雀の方は違法ではある一方、表向きにあまり堂々と言及される事は減っています。それでも創作作品題材では前述通りなので……こちらの方が完全に一掃されるのは難しいでしょう。

　それでも、創作作品では『咲』に代表される賭け要素などを排除した作品の登場、テレビでも『Ｍリーグ』がインターネット上で配信される等の動きもあります。完全に悪評が排除された訳ではないのですが、それでも麻雀に対するマイナスイメージを減らす事には貢献していると言っても過言ではありません。

　異世界物の作品も同様な事が言えるのではないでしょうか。現状では賛否両論あったり……色々とあるかもしれませんが、それは自分よりも皆様の方が理解しているかもしれないので、ここでは割愛。異世界物の現状は、まとめサイト等による誘導である可能性は非常に高いのですが……。