第9回:使い古された技術って何処まで(補講)

丁度、ネタ的な物もあったのでこれをやろうかと。補講ネタ+メタ発言です。


・今回のテーマ

 以前、異世界転移及び異世界転生も過去の作品で使われていると語ったと思います。それも1980年代の『聖戦士ダンバイン』で。それでは、他の題材も過去のリサイクルなのでしょうか? 探せば色々とあるのですよ。それこそ世界観を現代にあう様なリメイクをして。



 では、何処までが使い古されたと判断すればいいのか……これは個人差があるかもしれませんが、一般に浸透すれば技術としては新しいと言えるか難しくなるので、その辺りでしょう。3D技術も、実はPSVRやニンテンドー3DS辺りが出る前にも存在はしたので、技術としてはあっても形にするのが難しいと言うべきです。こう言うのもあるからこそ、技術は様々な所で応用されていき、発展していくのです。



 小ネタになりますが、その昔にインターネットがなかった時代に『レースガイド』という番組がありました。公営競技(競艇、オートレース、競輪、競馬)の開催有無を告知するだけの番組です。今のインターネット時代であれば、公式サイトを見ればすぐにわかるでしょう。インターネット環境がなくても、テレホンサービスも発展しているので、そちらで確認は可能です。こう言う番組は昔には存在したのには、必要としている人がいたからと言えるでしょう。



 もしかして、今の時代で『レースガイド』みたいな番組をやるとすればどういう風に……という魔改造を思いつき、それで小説のネタも出来るかもしれませんが、元ネタを知らない人からすると新鮮に見えるのです。ネット世代に最強とも言えるヒーローの『黄金バット』に予想外の反応があったのは、もしかすると古い技術でも今の人達には……と言う事かもしれませんね。

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