第2話 5月エッシャー『相対性』

 (ウェブにて <エッシャー 相対性 画像> で検索してみてください。交互にでも眺めつつ、お読みください)


 おはようございます、あるいはこんにちは、こんばんは。

 風呂上がりに、ソフトドリンクで涼をとりつつちまちま書いています。

 んー、風呂上がりの一杯は最高だね!…ビールは飲めないんだ、下戸の下戸で。

 つまみにさきいかをはむはむしながら、今日行ってきたバショについて何度も思い返しています。 

 久しぶりだったんだ、こういうバショは。

 頭のどこかで、あれは夢ではないと唱え続けないとやっていけない気分。


 それぐらい、のめりこんで、酔っちゃっている。


 身体はクタクタ、頭はスーッと覚めていて、まだ興奮と火照りがおさまらない。

 あっ、こういうところ行ったらいつもこうなんで、気にしないでも全然大丈夫です。

 それよりも、今回の潜り、体験をお話ししたいのです。


 なんて厳格で緊張感漂う空間なんでしょう。

 すべてが計算しつくされて、相手が決まっているように、ぱたぱた展開していっているのです。

 ここで動くものはち密で正確無比。

 規則正しい時計のよう。

 空気の流れさえもそんな感じ。

 息苦しささえ漂うのですが、それがどうして、うれいをおびた可笑しみがこみ上げてくるのです。

 音楽でいうとですね…あんま詳しくないけど、ユーモレスク?ドヴォルザークの。

 この階段を上がり下がり、頭がこんがらがってきてふあっと聞こえてきたのがまさにそれなの。


 ビデオゲームのパズルものでこんな世界があったんだけど、この世界のルールは一見するととてもオカシイ。

 それでも見えないだけで、とてもガッチリ当てはめられている。

 もう人間じゃムリ。

 AIクラスじゃないとかすみ見えてこないと思う。

 どこの奇想建築もそうだけど、ルールの奇想さじゃここは随一かな。


 そんなこんなで、もう長いことほえーっとしてました。


 それからはくつろぎタイム。

 さっとレジャーシートを広げると、お気にのマグボトルとボックスポーチを置き、見晴らしの良いバショに陣取ります。

 どこに陣取ったかは…ご想像にお任せします❤️

 今日はカモミールティーとイベリコ豚のバルサミコサンド。

 いつものとおり組み合わせはてきとー。

 こういうのは偶然の出会いを楽しむのだ。


 うん、なかなかイケる。

 ここがオシャレな並木通りに見えてきたぞ。


 想像の雲をつけたして、存分に今回も景色を堪能したのでした。


 その日の夜なぜかジェットコースターの夢を見たのはほんのりな蛇足です。

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