Sugar Bowlにて

橙 suzukake

Sugar Bowlにて ~introduce~

 店の名は仮名ですが、創作のモチーフになっているこの店は今も営業しています。おそらく、開店以来、50年位経っているのではないでしょうか。

 先日、何年かぶりに店に行きました。以前にも増して女性向の雰囲気になっていて、特に、昼間、男一人での来店はなかなか居心地が悪い感じになりました。

 夜になって、白熱灯の灯りだけになれば、まだまだ、琥珀色のアルコールがとても似合う雰囲気になると思うのですが、メニューを見ると、以前とは違って、アルコールは、ビールとグラスワインぐらいしかなくて、やはり、豊富な食事メニューがメインのカフェ・レストランの方向性のようです。

 このお店に来店する「僕」と「彼女」の短いお話を店内のBGMと共にお送りします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る