タイミングはいつ?

 新たに知った作家さん、新しい作品に出会い、応援をして、清々しい読後を迎えました。このエピソードを書いている今日は天気がよく、気持ちも晴れやかに歩いていたところ、自然に言葉が浮かんできます。そこでふと思いました。応援はいつするのがよいのだろう? と。


 答えに難しいことはひとつもなく、「応援したい」と心が動いたら、そのときがあなたの応援するタイミングです。時間のある日に。気が向いたら。お話を読んだすぐあと。翌朝目が覚めても感動が消えていなかったなら。読後数日がすぎ、もう一度読みたいと思ったそのとき。タイミングはいつでもよいのです。

 わたしは、言葉を送るとなると、やや時間がかかります。物語が心に染み入り、言葉が自然に浮かんでくるまで、他のことをしながら気長に待ちます。🤍や★は先に送っていますので、作家さんからしたら戸惑われるかもしれませんね。ですが、時間はかかっても、気持ちを届けるのに何らかわりはありませんので、それでよいと思っています。


 もしあなたが、「応援はいつすれば?」と疑問を持つようなら、「いつでもよいのだ」と気楽にいきましょう。応援には速いも遅いもなく、いつお届けしても大丈夫です。

 少し前に、こんなできごとがありました。そのかたは、わたしの物語に目印をつけてくださったのですが、読まれた様子はありません。「このまま読まれずに目印が消えるのかな」と、そのかたの記憶が薄れかけたある日、応援が届いたのです。読むのが遅い、と腹立たしく思うわけもなく、うれしい気持ちしかありませんでした。

「読む」という応援だって、いつでもよいのです。あなたの心が動いたタイミングが、応援するときです。


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 ◉Point

 応援のタイミングは、いつでもよい。

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 つづく

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