めひこちゃんと遊ぼう!クロノトリガー 14

これは私キッドが久しぶりにスーパーファミコンを引っ張り出し

往年の名作クロノトリガーで遊んでいる様子を綴ったものです

名前はそれぞれ

クロノ

ルッカ

マール

エース(カエル)

エレキング(ロボ)

イツキ(エイラ)

となっております


33歳の大人がいい年こいて熱中する様子をお楽しみください


嘆きの山から命の賢者ボッシュを助け出し、地上にやってきたサラから海底神殿の完成を告げられた一行

しかしそこにダルトンが現れ、サラを連行してしまう

ボッシュから赤きナイフを受け取り、三人は再びジール王国を目指すことになった


とりあえずジール宮殿に乗り込む前に、こちょこちょポイントを見切ったヌゥがいるカジャールに向かう。例のカプセル研究所のヌゥの背中をこちょこちょ…はうっ!

とコレでカプセルいっちょ頂き

その後は何事もなかったかのようにジール宮殿へ


ゲームならではっていうか、こういう大事な場面なのにちょいと寄り道出来ちゃうのっていいよね。雰囲気壊すようだけど、正直それこそマジで初見の時だけでいいと思う

ウチの親父はまず一回は絶対攻略本も、前情報も入れずにクリアする!っていう人で、それでファイナルファンタジー8とかヴァルキリープロファイルとか意地になってクリアして、その後でアルティマニアとかそういうの買ってきて今度はフムフム言いながら遊んでた

私もそれ正しいと思う。他の人がどーやって遊んでも構わないけど


ジール宮殿に乗り込み女王の間へ辿り着くと、そこにはダルトンが一人置いてけぼりを喰らってオカンムリのご様子

用済みだ、とばかりに襲い掛かってくるのを返り討ちにする。結構アッサリ勝てる。ぶっちゃけて言えば今回ここまで遊んでてホントに危なかったのはさっきのドロクイ使いとか、ブラックティラノくらいからで…ダルトンゴーレムも厄介だけど、ダルトン本人に関してはそこまで強くはない

鉄球攻撃で削られたところに、文字通りの最後っ屁とばかりに

おならぷー

をしてくるので、そいつでウッカリ死なないようにしておけば大丈夫


ダルトンは海底神殿へと逃げてゆくのでそれを追いかけてゲート式のエレベーターに飛び込むと、真っすぐな光が天空のジールから海底に建造された巨大な神殿へと伸びてゆく

ジールの王国民といい、女王といい、ラヴォスエネルギーをアテにし過ぎて、あれがどういうものだかを全く理解しようとしていない

王国民は無限の太陽光発電みたいなもんだと思ってると解釈すればわかりやすい

そして女王は、もはやラヴォスエネルギーに溺れラヴォスエネルギーに飲み込まれてしまっていて周囲の制止も聞かず話も通じない。それどころか気に障ると消されちゃうという大変危険な状態に

こういう人いるよね

海底神殿は広大で、かつクセの強いモンスターが多い

三匹セットで出てくるくせに一匹ずつ属性の違う奴とか(名前も忘れたわい)

どっちかを倒さないとバリアが剥がれずダメージが通らない奴とか

ロックをかけてくるジールメイジとか(コイツだきゃホント大して経験値も寄こさないしアイテムも持ってないくせに要るだけで鬱陶しいのでホントマジでこの野郎)

他にも人間ぽい?兵隊とかもいて、戦闘が多い

ジールメイジはホント邪魔で、なんだろうな

中学2年の時好きだったMさんといつも一緒にいる、私の事が大嫌いなSって女子

ぐらい邪魔だった

たとえ話に出しただけでうっすら胸の奥がムカムカしてくるのでいまだに私も同じ気持ちだ

Mさんは才色兼備で、かなり頭のいい高校に進んでった


閑話休題

こっちは33にもなって連休でやることなくてファミコンやってんだ

なんだこの差は


閑話休題!

今日なんかお前、午前中にお墓参りに行ってお昼ご飯にカレー食べて(前の日に自分で作ったの)そのあとファミコンしてるんだぞ

中学2年どころか小2のゴールデンウイークだろこれ


閑話休題!!

邪魔クサイ雑魚どもを蹴散らし最深部まで辿り着くと、またしてもダルトンが行く手を阻む

今度はゴーレムシスターズが相手だ。一匹でも厄介なダルトンゴーレムが二体

しかし火属性に耐性のあるルッカを軸に、真似っこ能力を逆手にとった戦法で危なげなく勝利。真似っこ能力と言っても、例えばこっちがその属性で強力な攻撃をしたとしても、向こうが真似して使ってくる技は同じなうえに火属性の真似っこ攻撃は大したことないので、これなら凌ぎやすい。素早さも高いので回復が遅れることもあまりない

ゴーレムシスターズを退けると、こうなりゃマスターゴーレムを…と変身できないモロボシ・ダンよろしく再びモンスターを召喚しようとするダルトンだったが

その時、海底神殿の奥から不穏な気配が…永遠の命を手に入れても、その時もう死んでたら意味がない!素晴らしく俗っぽくて身も蓋もない切り替えの早さを見せ、ダルトンは海底神殿からいち早く脱出する

兎にも角にも小物っぽいダルトンだったが、ここではそれが吉と出たようだ

海底神殿の最奥に鎮座する魔神器と、そこに集まった女王、サラ、預言者

クロノたちはボッシュから受け取った赤きナイフを取り出すと、ナイフは自ら魔神器へと飛び込んでゆき突き刺さった。そして魔神器の力で、ナイフはグランドリオンに変わったのだ。つまり赤きナイフは赤い石・珍しい石、ドリストーンで作られていた

この不思議な石に宿った確かな意思が今、魔神器を、ラヴォスを食い止めるために立ちあがったのだ

しかしその力だけでは魔神器を抑えることが出来ず魔神器は崩壊

そしてついにラヴォスがその姿を現した…!


いやしかしラヴォスって凄いよな。こんな細かく、巨大で、ちょっとグロテスクな奴が居たんだなって改めて思う

画面いっぱいの、異質な存在

魔王でも宇宙人でも恐竜でも怪獣でもない

ラヴォス

という巨大な生命体がそこにいるという、この違和感こそが

ラヴォスという存在の、こう、確かな何か、だと思うなあ


しげしげとラヴォスを見つめること一分少々

天から降り注ぐもの、に滅多打ちにされ秒殺

獣神サンダーライガーさんが黒くなった時のドーム決戦みたく

もしくはロード・ウォーリアーズと戦うテレビマッチ要員の無名レスラーのごとく

そこへ登場する謎の預言者、改め魔王

姿を変え、名を変え、古代の王国で暗躍していたのだ!!

わーーびっくりだあ(棒読み)


いやでも初見の時は結構驚いたし、これって母子の憎悪が渦巻く壮絶な物語の一つなんだよな。それもラヴォスがらみで時空をまたにかけた、壮大な親子の憎しみ合い


目覚めたばかりのラヴォスに斬りかかる魔王であったが歯が立たず返り討ちに遭ってしまう。そして高笑いする女王、その場にいる全員を引きずり込もうとするラヴォス

このままでは全滅だ…その時、クロノが燦然と立ち上がった

傷ついた体で一人、ラヴォスに挑むクロノ


やがてラヴォスはクロノに標準を絞り、強烈な光線をお見舞いする

ルッカの絶叫がこだまするなか、クロノの肉体は吹き飛び影となり、そのまま消滅してしまった

絶対こんなの、主人公は死なないと思うじゃん

それが死ぬどころか跡形もなくなるって凄いよな

でもよく考えたら、死体を残すよりもこの方が、まだ良かったのかもしれないなあ…

正直言えば最初にこうなった時は、サラとかが助けると思ってた

でも実際は、本当にクロノは消し飛んでしまったし、そのまま崩壊する海底神殿からサラの持つペンダントの最後の力を振り絞ってルッカ、イツキ、魔王だけは脱出し

サラは行方不明になってしまう


一方で古代の地表にも姿を現したラヴォスはひと暴れして、空中に浮かぶ大陸を撃墜

魔法王国ジールは一瞬で壊滅してしまう…そして墜落した大陸のせいで地表にも大災害が降り注ぐ

やがてすべてを飲み込んでいったあと、残された村には生き残った人々が寄り添い暮らしていた

海底神殿から辛くも逃れたルッカ、イツキも、ここに漂着していた

しかしクロノの姿は無く

ペンダントだけが彼女らに寄り添うように流れ着いていたという

クロノの代わりにはロボットのエレキングを加入させる

これで回復と火力が安定するけどちょっと素早さが足りないので、そこは打たれ強いイツキとエレキングに頑張ってもらうことにしよう…

打たれ強く我慢強い人にとことん我慢させて頑張らせた挙句、報わずに美談にするのが日本人お得意のアレだもんね



愛機マッキー2号も無事?流れ着いている。そばのテントではヌゥがお店屋さんを始めている。ジールでお店をやってたうちの生き残りだろうか

各時代にいるヌゥも、もしかするとこの時代から散り散りになったのかな…?

考えてみると、あのヒトでも動物でも他のものでもなさそうな、あの

ヌゥ

ってのも、一体なんなんだろうな。ゲーム中に出てくる誰だったかの本で

全てはヌゥに始まりヌゥに終わる

と書かれている通り、実に無駄のない、終末的なデザインをしている


でお店もいいけど、コイツの後ろでキラキラしているのは間違いなくカプセルなんだよ!

おい、ヌゥ!てめえそこどけ!!

実はこのヌゥ、何度か店を出入りしているとふと外出するタイミングがあるのでそこでしっかり拾えるのだが…まあーコイツが外に出ない

バカ野郎お前まで外出自粛かコノヤロウ

ヤキモキしつつしっかりカプセルを頂いて広場へ

ジールでイベントを起こしてない場合、ここで苗木の話が出来る。これをやらないとフィオナのサブイベントが始まらないので気を付けよう


長老と会話していると、新王を名乗る男がその場を占拠する

強いものに弱く、弱いものに強いダルトン様のお出ましだ

そういえばこの人、最後の最後でしっかり逃げてたもんな…初見プレイ時はすっかり忘れてたんで結構驚いた

何しろみんながそれどころじゃない時に勢いよくやってきて何もかもかっさらっていこうとする、その根性の汚さとやることのみみっちさ、スケールの小ささ

全てが完璧。ミスター・パーフェクト、セニョール・ペルフェクト、大阪臨海アッパーである

(隙あらばプロレスネタをぶっこむマニアの悪い癖)


ダルトンの不意打ちに遭って、何度目かの拉致監禁の憂き目に遭う一行

お前はシリーズを通して毎回いっぺんはひどい目に遭う帰ってきたウルトラマンか!

あれ凄いよな、シリーズ本編でもナックル星人に磔にされ、エースではタールでブロンズ像にされエースキラーには磔にされ、タロウではカラータイマーをもぎ取られて萎んじゃうし、レオは口枷をされて迫害される

そんな帰りマンばりの困難を乗り越えるべく目覚めると、お金もアイテムも武器も全部取り上げられている!

てことは全裸…?

などという妄念は一切なく、むしろ魅惑のブラとか奪った後の使い道はひとつじゃね?とかも全然思ったりせず、もともと拳で戦っているイツキだけは戦えるのでこれで強引に突破していくことになる


ちなみにダクトからウッカリ外に出てしまいそうになると、なんと今まさに飛行中の黒鳥号に乗っていることが判明する

こんときにカエルが仲間にいるとリアクションがちょっと可愛くて面白い


ダルトンはジール崩壊前に黒鳥号までちゃっかり頂いていたようだ

漁夫の利を得ようとしている小物をどうにかイテコマしてやらな気ぃ悪いですわ!

となぜか私の心の中で指揮棒をバシバシしながらミニやしきたかじんさんがお怒りでいらっしゃるので、ダクトを通じて各部屋を回り、片っ端から略奪されたものを取り返してゆく

ダルトン部隊だか、ねるとん紅鯨団だか知らないがイツキの拳で黙らせる

途中、ダクトから覗くとダルトンがマッキー2号を勝手に改造している(久米田先生の漫画じゃないぞ)のが見える

ちなみに装備品がなくても戦えるというだけで、防御力もないしアイテムもないので回復もままならないから結構攻め込まれると危ない

そんな時に取り返したものがお金だったりするとガックリくるね

どうにか装備品も奪還し、主翼の上に出ると一つ目のモンスター

サイト

がフヨフヨと飛んでいる。早い話がイワンみたいな奴なので可能な限り狩っておく

そして主翼の端っこまで来ると謎の気配が…マスターゴーレムと遂に対決…!


と思いきや、なんとマスターゴーレムは期待外れもいいところで

高いところ、こわーい!

と言って戦闘不能に陥ってしまう

そのまま逃がしちゃってもいいんだが、しっかりボコってアイテムも頂く


一方、マッキー2号の改造を終えたダルトンはこれに

スカイ・ダルトン・ギョクーザ

と名付け飛行能力を授け颯爽と飛び立った

ネーミングセンスはともかく、これ以上奴の好きにさせるわけにはいかない!

勇躍、マッキー2号改めスカイ・ダルトン・ギョクーザに飛び乗った三人とダルトンRの決戦が始まる

ここでのダルトンRは真似っこ能力ではなく

あまのじゃく能力

といい、攻撃された属性の反対の魔法を使ってくる

けどそれだけで、別に大して強くはない。というか戦闘開始からちょっとしてマスターゴーレムを召喚しようとするけど、当然ながらマスターゴーレムはもう出てこないわけで…そのワームホールみたいなのに吸い込まれて自滅。最後の最後まで小物だったなダルトン…


が、今度はスカイ・ダルトン・ギョクーザ改めマッキー2号の操縦がわからない!

てんやわんやしているうちにレーザー砲をぶっ放してしまい黒鳥号は墜落

そして怪我の功名で飛行能力を手に入れた一行は残された村に凱旋する


改めてクロノを探す一行は北の岬で人影を見たとの情報を得て、さっそくその場に向かってみるが…

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