第2話 食虫植物は炭酸水で育つのか

前の会社で、炭酸ガスを噴霧して光合成を促す、ということを実験しているお客さんがあった。そこはいわゆる農業メーカーで、食糧不足解消に色々と実験をしている一環としてその温室もあった

で、私はそこに炭酸ガスを配達していた


そのほかにも水耕栽培の養液に酸素を混ぜるという装置もあった。コレはまた別の会社だけど、そこの社長さんに可愛がっていただいていたので現場に酸素を持ってく際は私に配達のご指名を頂いてた。直接電話をもらって、そのままなるはやで配達する

ゼンリンで培った近隣の土地勘と、小太りで愛想がよかったのも役に立った


で、いま我が家にはハエトリソウとアフリカナガバモウセンゴケがある

小さな鉢だけどスクスク育っていて、毎日とても可愛がっているのだけれど

冬の間は寒いので部屋の中でお日様に当てていた

で、小さな受け皿から鉢が二つ入るくらいのタッパーウェアに変えて、二つまとめてお水をあげているときに思いついた

コレ炭酸水じゃダメなのかな、と


虫さんが寄ってくるように色んなことを考えたんだけど

バナナを焼酎で漬けてストッキングで包んでおくとカブトムシが寄ってくるっていうからバナナを置いておこうとか

コバエ捕りトラップの液だけ近くに置くとか

近くに小さなカップで酢やビールを置くとか

でもほら、なんか、他のもうちょっと厄介なムシさんも来ちゃうかもしれないし


あとビールを置いておくとそれにつられてもうちょっと厄介なムシおじさんがたかっちゃうかもしれないじゃん

昔はゼネコンでそこそこの管理職やっててバブルの頃は羽振りが良かったんだけどねー、ちょっと会計でヘマやって何年か入ってたんだけどその間にホラ、景気悪くなっちゃってさー

なんて聞いても居ない身の上話しながらカップのビールを次々飲み干しちゃうしさ


で炭酸水だよ

日ごろからウィルキンソンの炭酸水を愛飲している私

もともとペプシコーラを飲んでたのが、あまりジュースもな…と思ってこっちに変えた

最近ではすっかり一般化したのでどこでも手に入る

ゲンキーさんはお安くまとめ買いできるので助かるぜ

近所で節約できる店、ゲンキー


これなら糖分はおろか炭酸ガスと水だけなので問題ないし

炭酸ガスに反応してコバエとか寄ってくればめっけもんだなと

もともと植物は二酸化炭素を吸収しているんだし

ダメかねえ?

試しにちょっとだけ与えてみたけど問題なさそうだ


なので少しずつ毎日あげてみている

流石にドボドボあげるのは勿体ない気もするんだけど…


効果があるなら肥料というか手入れのつもりで与えるのもアリかな、と思っている

食虫植物に詳しい人ぜひ教えてください

あと食虫植物を育てている人でコレを元に実験する人が居たら教えてください

食虫植物に炭酸水はアリか


タッパーウェアなので炭酸水をあげれば暫くそこに炭酸がシュワシュワして、普通より多く二酸化炭素の排出があるわけで

そこにコバエとか寄ってこないかな


二階のベランダの日当たりが良いところに出しているのだけれど、心なしかモウセンゴケにくっついてるコバエが増えた気がする

まあ春だし、そりゃそうだろって思うのもある

結果、大して意味は無いけど害もなかったらいいな、くらいに思っている


そんな食虫植物と私の日常のはなし


獣神サンダーライガーさんのYouTubeチャンネルでも食虫植物のことやってたよ!

ライガーさんは知る人ぞ知る食虫植物マニア

私も現役時代からその話は聞いてたけど、実際に目の当たりにすると流石マニア

植え替えの手際の良さから育ててる種類の多さから

大変勉強になりました

食虫植物、可愛いし手間もあまりかからないし

不器用な私でも面倒が見れそうなので、これからも可愛がって行こうと思います

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る