執筆詳細

■作品名について

「葉桜の君に」

・本企画にご参加の場合、作品名を同様にする必要があります。ただし、尾ひれ等はOK。

・特に深い意味はありません。

・もちろん、意味をもたせて頂いても良いと思います。


■登場人物について

・主要人物二人が登場していることが前提。

・それ以外の人物の登場もOK。しなくてもOK。


■公園について

・校外の(または学校内だが生徒が立ち寄ることは稀な)公園。桜の木があること。桜、葉桜ともに見もの

・ただし作中の時系列によって必ずしも桜・葉桜の状態である必要はない

→あなたの思い描く桜の木のある公園を登場させて下さい。


■視点

・あらすじは「葉太」目線で書かれていますが、時系列を描きやすかったからで、皆様が描く物語はこれに限定しません。つまり、桜子目線でも良いし、俯瞰でも、または第三者での語りでも構いません。

→今回は比較的「桜子」目線でも第三者でも作りやすい題材かと思います。



■小説、筆致

・話数に制限はありません。また、文字数も同様です。作品に相応しい方法で掲載してください。このあたりも手法

→ただし、あまりにも長かったり更新に時間がかかると、読まれにくくなる傾向があることはご理解ください。



■あらすじ時系列・詳細解説

①葉太が桜子のクラス担任になる

・新卒でも、転勤でも、勤続年数が長くてもOK

・担任を受け持つまでのエピソードなど書いても書かなくてもOK。書くとしても、物語のどこに差し込んでもOK

・これによって葉太が先生として桜子という生徒と関わる理由ができることが大切

②桜子が昔の恋人に似ている

・昔の恋人と桜子との間に何らかの関係があっても、なくてもOK。葉太(または双方)にとって印象深い相手となればOK。それを満たすなら設定を変えてもOK

・どの時点でその存在を認知したのかは、おまかせ。例えば全校集会、担任ホームルーム、廊下ですれ違う、昔どこかで会っていた、全てOK。桜子の方が先に知っていてもOK。

③公園で偶然出会う。

・偶然。声はどちらからかけても良い。桜子がなにかをしていてもいいし、していなくてもいい。葉太もまたしかり。

・葉太と桜子が教師と生徒の関係になってから、初めて深い対話を持つ

・ここまでに、また④までに何日時間をかけても良い。何回あってもよい

④桜子の悩み

・根幹。進路でも、夢でも、挫折でも、恋愛でも。桜子にとっては大きな悩み。しかし友達や親、他の先生には打ち明けられなかった。そんな悩みならなんでもOK

⑤走り去ってしまう

・打ち明けたものの、それに対する葉太の答えを聞かずに立ち去ればOK。理由はおまかせ

⑥やがて、

・二人きりになる機会がないまま時間が過ぎている。この間にそれぞれに何か考えが変わったり何かが起きたり、してもしなくてもOK。ただただ過ぎていく時間に焦りを感じてもOK。⑦までに時間的な開きがあれば良いという意味

⑦公園で再会する

・どちらかが呼び出しても良いし、偶然でも良い。時期時間方法不問。

⑧桜子に言葉を贈る

・根幹。打ち明けられた悩みに対しての、葉太なりの答え。葉太の立場、経験、そして二人の関係があってこそ、伝えられたこと

⑨その後

・前段階までの設定によって変わってくると思われるが、葉太の言葉は桜子の何かを変えたことだろう

⑩数年後

・といいつつ、いつでも、翌年でもOK。とにかく時期が開けば良い

⑪葉桜を見ながら思いを馳せた

・葉桜を見て思いを馳せるのは、葉太でも桜子でも、二人でも良い。二人なら、別々の場所でも、一緒に見ても良い


■細かいこと

・後日譚の追加もOK。それにより作品の解釈がかわることもOK。

・基本的に大枠を満たしていれば、なんでもOK。このあらすじが、面白い、素敵、名作と、とにかく味わい深い物になるなら、少々の改変・逸脱・誇張は問題にせず。むしろ、テクニックかも知れません。



以上です。それでは皆様からの素敵な作品をお待ちしております。

(なお今回は、上級者向け用のテーマをご用意しております。挑戦される方は次をお読み下さい)

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