49.傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 1~2巻/磯見仁月

 どーしてもフランス革命直前18世紀とか、マリー・アントワネットとか関わってくる話だと、まず知識ベースがベルばらになってしまうのは世代なんだよなあ……


 で、そのベルばらの中で、2巻にだけ登場した「ベルタン女史」。

 ……が主人公な話。

 1巻は無料で読んでから課金した奴。この表紙はベルタン。単品で美人やん。ヒロインだからまあ。

 ベルばらだとしゃなりしゃなりやってきたメガネのひとなんですな。


 で、2巻が出たのでこれも購入してみた次第。

 この巻の表紙はマリ・ジャンヌ・ペキュー。別名デュ・バリー伯夫人。

 こういう人々は一見湯無味乾燥な史実の方から構成し直さないと、どうしてもベルばらのイメージが強くなってしまうんですよねえ。

 豊満な身体、というのはありだけど、ではそれ以外は? というのは想像するしかないし。


 ……しかしこれは昔から思っていたけど、ここまで胸開くと、やっぱりすかすかしないかという感じがする、という感想を持ってしまうんだよなー。

 いやまあ、デザインのためになら体型を変える! がデザインに携わる人々かもしれないけど!


 ちなみにこの巻の結婚衣装の使い方はちょっと「魔法のドレス」的使い方でしたな。

 あれだ。コバルト文庫の小説でちょっと前にあった…… 何だっけ。

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