8.残穢/小野不由美
基本的にワタシは「唐突に驚かされる」ことに耐性が少ないんで、ミステリーを最後からまず読んで「何でこーなったんだ?」と考えるほうなんだな。
アスペもその傾向あるっーて納得したけど。
で、そういうタイプにとってこれはあまり怖くならないんではないかと思うのだわ。
もしくは「民俗学研究文書」的に感じてしまう。
たぶんこの「起こっていること」がぱっと想像できる人は怖くなると思う。
それがどんどん関連していって、たどっていくと思いがけないところに広がっていて、きりがないことが想像できてしまうと。
この本はそれを「調べてる人目線」で描いているんだけど、あくまでルポに見えるかちゃんとフィクションとして感じられるかも怖く感じられるかのラインだと思う。
で、「調べる人目線文章」に慣れてると、わりと「へーそんなものか」になってしまうんだよなあ……
いや、面白かったんですよ。未だに手放していないし。
ただワタシにとってはホラーではなかったというはなし。
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