第49話 12歳 闇ギルド その2

調査した結果、違法奴隷は闇ギルドから買ったものだった。マップで確認したらかなりの

数が集まっていて、今回は結界を考えて行動

しないと決めた。まず魔法を考えた。

『魔法 創造魔法…イメージ結界魔法+強度強化+音遮断+相手魔法無効…イメージ……詠唱

………発動!』

結界魔法改ができた。

『魔法 創造魔法…イメージダークバインド+

パラライズ+動くと縛りアップ…イメージ……

詠唱………発動!』

ダークバインド改が出来た。

では、始めようか闇ギルド狩りを!

そうこうしていると目的地についた。

『魔法 暗黒魔法…イメージ…ダークバインド改…イメージ………詠唱………発動!』

じゃあ行こうか闇ギルドがある屋敷内に入り

魔法を唱える。

『魔法 結界魔法改…発動!』

誰にも破ることが出来ない強固な結界が敷地内に張られた。

扉を開けて中に入るとそこには、コワモテの

男たちがいた。

『よ〜、お前の仕業か?早く魔法を解除しろ

!』

『なにを言ってるんです、貴方達はもう死ぬんです。安らかに行って下さいね、貴方達がした

ように苦しんでもらいます。』

『こんなのすぐ外してやる。』

一人の男が動き出すが、縛りが働き出した。

『うーん、上手くいっている。あ、動くと縛ります、魔法を唱えるとどうなるかな?誰か

やってくれません。』

『やるかよ!早く外せ。差も無いと殺すぞ!

『まあ、どうぞごゆっくり。ギルド長に面談

に行くんで、あとはよろしく。』

受付に向かうと男が睨んできた。

『すいません、ギルド長は何処ですか?』

『ギルド長は、二階だ!』

『ありがとう、貴方も大変ですね。でも苦労しなくて済みます。だって貴方含めて全員が

死にますからね。』

トシヤ【コルト】は、階段を上がって二階に

あるギルド長室の扉を開けて中に入った。

そこには、大男がいてこちらを睨んでいた。

『君がこの魔法をかけたのかい?』

『はい、そうですが何か?』

『すぐに外せ!差も無いとあとが大変だぞ!

『貴方も下にいる人たちと変わりませんね。

まあ、外す以前からもう死ぬんですけど、

どんな方法がいいです。貴方達がしたような

ことしましょうか?』

『それは、どういうことだ!』

『奴隷狩りでエルフたちをいじめといてそれ

は無い。これから闇ギルド狩りですかね。』

『ギルド長命令だ。魔法を解除しろ!』

『あ、何かいいましたか?』

『だから、魔法を解除しろ!』

『もう時間切れです、じゃあさようなら!頑張って下さいね、これから毎日のように魔獣に駆られます。』

みんなが叫び出した。

『ケイ、順調に進んでますか?』

〈ハイ、ジュンチョウニススンデマス。今10

カイソウマデススンデマス。〉

『ケイ、今からまた送るから7階層に送るから

好きに使ってくれる。』

〈ハイ、ワカリマシタ。〉

『魔法 空間魔法…イメージ…転移…闇ギルド200人…イメージ………詠唱………発動!』

『ケイ、行ったよ。200人頑張って見て。』

〈ハイ、キマシタ。〉

闇ギルド200人は、あたりの様子が様変わりして驚き慌て出す。

すると、あたりからスケルトン、リッチ、ゾンビ、ドラゴンゾンビが現れた。

『オイオイ、ここはどこなんだよ〜!』

と喚き出した。

アイツらがどうなろうと関係ないさあ、助けないと地下室へ降りて行った。

『いたいた、貴方達はここを出てついて来てくれる。』

魔法を唱える。

『魔法 空間魔法…イメージ次元の箱庭ゲートオープン…イメージラトゥルの村………詠唱……発動!』

大きな扉が開いた。

『ラトゥル、いる!』

『はい、ここにいますがなんです。コルト様!

『ラトゥル、この人達を案内しておやり。』

『はい、分かりました。』

総勢100人ぐらいのエルフたちを村に案内した

『ラトゥル、僕は帰るからあとらはお願い。

』次元の箱庭から出て、ゲートクローズと唱える。外に出たコルトは、建物全体に対して

魔法を唱える。

『魔法 重力魔法…イメージ建物全体に圧縮

イメージ………詠唱………発動!』

建物全体が潰して粉々になった。コルトは上空に上がって、魔法を解除した。そして商店に帰って寝た。

次の朝、騒ぎになった。だが誰も知らないこれをしたのがコルトである事を。そして近所の住人たちが何か空に上がっていくのを見た

と、その姿を見て漆黒の鳥が飛んだと噂された。











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