四章 都市ライドール
第40話 11歳 西の街道 その1
『サリア、今日はここでキャンプを張るからテントで寝てくれ。馬車の改装したいから!』
『はい、分かりました。コルト様!』
さてやるか、空間魔法で部屋数と作業部屋を
作る。
『魔法 空間魔法…イメージ部屋数15、寝台車をイメージ…あとは作業部屋をイメージして……付与重力0%……詠唱………発動!』
は〜、出来た。今回は疲れた。
『サリア、馬車の中に部屋があるから休んで
くれ、ライオとレイアも人化して中で休め。
』
『はい、分かりました。』
〈〈ハイ、ワカリマシタ。〉〉
『ヒノリ、作業部屋も作ったから使うといい
からね。だけど僕も使うからね。』
〈ハイ、ワカリマシタワ。〉
『魔法 鋳造魔法…イメージ…魔剣ソード…
材質ミスリル鉱…二本…詠唱……作成発動!
』
『魔法 付与魔法…イメージ…切れ味無限、
攻撃×100…イメージ…詠唱…………発動!』
剣が二本出来た。
『ゲイル、カナリーに武器二本渡しとくから
使ってくれ!、ヒノリ、この二人に服を作成
してくれ!』
〈〈マスター、アリガトウゴザイマス。〉〉
〈ハイ、ワカリマシタ。〉
よく朝、また馬車は走り出した。それから
しばらくすると、街道で道をふさぐ5人の
騎士が待っていた。
『そこの馬車は、止まれ!』
コルトは、馬車の窓から顔を出し、
『何かようですか、騎士様、』
騎士の一人が前に出て言った。
『この馬車をもらい、王都に連絡にいくから
馬車から降りろ!』
『お前たちは、バカか。なぜ私がそんなことで馬車を渡す必要がない。他をあたれ、さもない痛い目にあうよ!』
『これは、国の命令だ。そっちこそ痛い目に
会いたいか!』
『ダメだ。こいつらは騎士じゃあない盗賊だ
、対応するしかない。魔法 暗黒魔法…イメージ…ダークバインド…イメージ…詠唱……
発動!』
『う…………動けない。お前なにをした。早く魔法を解除しろ、さもないと大変な事になるぞ。』
『いいやならない。だってお前たちはもう誰とも話せないからね!』
『どう言う意味だ。早くはなせ、急ぎの知らせを報告する必要がある。』
『だからもう誰とも話せないて言ったよ?まだわからないかな?君たちも他の騎士たちの
ところへ送ってあげるからね。』
『なにをわけのわからないことを言っている!早くはなせ!』
『じゃあさよなら!魔法 空間魔法…イメージ…騎士5人の転移…イメージアイのダンジョン10階層…………詠唱…………発動!』
騎士5人は、転移した。
『アイ、そちらへクズ5人を送ったから対応してくれると助かる。』
〈ハイ、ワカリマシタ。コチラデタイオウシマス。〉
『ケイ、いまいいかな?』
〈ハイ、カマイマセンガナンデショウ?〉
『ケイにも参加してほしいだが、アイにはしてもらったんだけど動けるようになるだよね
まあ、練習次第だけどね。』
〈ウゴケル??、ナンデスソレ??〉
『まあ、そっちに行くね実物を見せて感想聞かせて。』
〈ハイ、ワカリマシタ。〉
『魔法 空間魔法…イメージ…転移…ケイの所イメージ…詠唱…………発動!』
コルトはケイの幻惑ダンジョンへ転移した。
『やあ、お待たせこれを見せたかったんだけど。』無限♾倉庫から人形を出した。
〈ソレナンデス??〉
『ケイが動けるようになる魔道具かな。』
〈エ〜、ウゴケルデスカ?ハヤクシテクダサイ〉
『ケイ、ダンジョンコアを動かすよ。』
〈ハイ??〉
女性型人形の頭の中にダンジョンコアを入れた。
『アイ、どう動けそう?』
〈イイエ〉
コルトは人形に手で触った。
『魔法 創造魔法…ダンジョンコアから命令伝達網付与…………詠唱…………発動!』
『ケイ、どう動けそう?』
〈ハイ、チョットナラ。〉
『ケイ、練習あるのみだから、頑張ってみてくれるダメ元で。』
〈ハイ、ワカリマシタ。〉
『ケイ、何か心配ごとがあったらアイに連絡しなよ!』
〈ハイ、レンラクシマス。〉
『じゃあ、帰るね。魔法 空間魔法…イメージ…転移…場所馬車の中…イメージ…………詠唱…………発動!』
コルトは帰って行き、馬車へ転移した。
馬車は、なにもなかったかのように走り出した。
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