知識を従え、異世界へ

式田レイ

一章 旅立ち

第1話 本との出会い

俺は、アラシヤマコルト 25歳 フリーター、今日もアルバイトを頑張ってお金を稼ぎ

趣味につぎ込んでいる。

いろいろ試して、最近では読書が一日の時間を占めている。

今まで、いろいろ試して極めてみたが、どれも面白くない、今は本が日課である。

人から見たら、オタクだと馬鹿にされよく中学生の時に、いじめられたが気にもせず本に夢中になった。

本はそこら中にあるから楽しい時間を過ごすことができる。

休日になれば、書店巡りか、図書館を見て周り興味がある本はないか探して周っている。

先週も一冊の本と出会い夢中で読んだら、朝

まで読んでしまい、仕事に身が入らなかった

のを覚えている。

また、今日も新しい出会いを求めて、書店を

散策しながら、本はないか、探して周っていると、一軒の古本屋に行き着く。

「あれ、こんな所に古本屋さんあったけ?」

まあー入ってみるか 新しい本との出会いがあるかもしれないか。

「この古本屋さん、高い本がたくさんあるなあー、小遣いで購入できるかな?」

本を探していると、店主が、

「何か、お探しですか?」

「目新しく、面白い本はないか?」

すると、店主が、

「これなんか、いかがですか?誰もまだ本を開く事が出来ないですから、試してみてください。」

何か面白くて、本を持って、表紙を確認すると、

「名札に知識の書と、書かれていて作者は不明」と書かれていた。

なんかいままで買ったどの本とも違う気がし

たので、店主に値段を確認したら、

「誰も開ける事が出来ませんでしたので、処分しようとしていたので 500円でいいですよ。」

「ほんとうにその値段でいいのか。」

「そのかわり返品はナシですよ。」

「返品なんかしないよ、やっと面白いことに

出会えたその値段でお願いします。」

「お買上げありがとうございます。」

本を買って、はやく家に帰って開け方を模索

しようと 横断歩道で信号待ちをしていると

何かにあたった気がして、目の前が真白にな

った。その時、自分の事より本のことを考えていた。




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