第2話 広域感染症に対するSF的思考


 現在、知られている。


 パンデミック(広域感染症)や エンデミック(限定地域感染症)への対策は,


 国家や自治体の行政機関が行っている。それを踏まえて、


 その対策を陣頭指揮をする。総理大臣や、都道府県知事、


 指導的な要人を感染から保護する事は極めて重要だ。




 今回のパンデミックは、新型コロナウイルスに寄る感染症だが、


 ※この思考は、SF的な考えで、単に広い感染症などを考えている。



 それらを治療する治療薬やワクチンが、まだ無いという事が問題となっている。


 そのワクチンに関しての、私の知っている事と考えを書くと、



 初めに、感染が確認されると、細かい分析がなされて、その後、


 国民や市民には、外出自粛などの協力を求めて、感染症の広がりを抑えつつ、


 感染者の治療がスムーズに行える様、国家や、中核の行政が、


 適切なオペレーションを行う、更に場合に寄っては、


 人の移動、物流や経済を一時的に規制するなどの処置も必要だろう、



 主な感染ルートは、大きく二つ、空気感染、接触感染、


 感染の媒介になる物は、空気感染は、空気、揮発性ガス、粒子、液体ゾル、


 接触感染は、可なり複雑で、人や動物・昆虫や植物、液体、個体、粉塵、


 上げれば長くなるので割愛する。



 ワクチンに付いて個人的な物を少し書くと、


 感染症が確認され、その病原体が抽出されると、ワクチン開発が行われる。


 開発には長い期間が必要とされていて、その間に、感染症は広がっていく、


 陣頭指揮に当たる指導的な要人たちは、己を顧みずに指揮している。


 だが、その指揮系統までもが感染症に侵されれば指揮がダウンし、


 国民や市民を守れない状況に陥る可能性が起きる。


 中枢に居る要人には、いち早いワクチンが必要だ。


 私の記憶に、生ワクチンと言う物が有る。


 病原体に感染して回復した者が持つ抗体だ。そこから作る血清ワクチン、


 しかし、指導者たちは、それらを望まないだろう、


 多くの人の批判の対象となるからだ。



 そこでSF的な思考で考える。


 自己輸血に寄る自己免疫ワクチンが可能では無いか?


 要人らが、自己の血液を採血し、自分の身代わりに、採血した血液を感染させて、


 出来た抗体から血清を作り出す方法、それならば、批判は少ないだろう、


 また他人の血液でないため問題が少ない、だが、健康な体に投与も危険、


 感染症に陥った時点で、自己ワクチンを投与する。その手段は有効では無いか?


 重要な要人を失う事無く、早く回復し、陣頭指揮に戻れる。一時的な休養で、


 その以後の指導が可能になる。今後、起こりうる感染症や災害時に必要な準備だ。



 ※このエッセイは個人の勝手なSF的思考で書いているので、


 内容に対し全く責任は取れないが、私、個人、SF作家の思考としての、


 一つの考えてして残して置く、今回は、これ位にして置こう、




 2020年4月9日、文章、齋藤務、

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