あなたのせいで
@77ch
はじまり
中学1年生になったときわたしはある男の子に一目惚れした。
入学式ですぐに好きになった。
12歳だったきみはわたしよりも小さくて生意気そうな笑い方をしていた。
春、中学生になったときわたしは可愛い女の子に話しかけた。
「すっごくかわいいねー!名前なんて言うの?」
「え!ありがとう!わたしは莉子!そっちは?」
「莉子ちゃん!わたしは萩花!これからよろしくね!」
「莉子でいいよぉ〜同じクラスに気が合いそうな子がいて安心した〜」
わたしは莉子とすぐ仲良くなった。
「ねぇねぇ莉子〜あの男の子かっこよくない?」
「海斗?わたし同じ小学校だったよ!」
「まじ?アドレス知りたい!」
「海斗に聞いておくよー!」
次の日の学校で莉子は海斗のアドレスを教えてくれた。
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