攻めがきもいBL漫画紹介
えー、中々小説更新できず、こんな私の小説を読んでくださっている方々には本当に申し訳ありませんm(_ _)m
少しずつ書いてはいるのですが、中々進まず💦
そんな中、せめて一週間に一回は近況やエッセイは更新しようと決め、先週近況に書きました、美しい彼繋がりで、気持ち悪い攻めBL漫画紹介をしようとしたところ
正直美しい彼の平良君がとっても可愛いく思えるほど、本気で変態的に気持悪すぎる漫画ばかり持っている自分に気づき
これは私が変態だと思われてしまうのでは?と不安になり(いや、もう今更ですが)一旦は、躊躇しました。
しかし、カクヨムで交流してくださっている方々のお優しい言葉や、とある方の、更にディープな鞭とSMの世界を描いたエッセイを読み、うん、よし!私も書いちゃえ書いちゃえ!と決心がつきましたので、ここに幾つか、キモい攻めBL漫画を紹介していきたいと思います。
そんなわけで、まずはごく軽めの作品から紹介いたします。
ちなみに攻めのキモさは星1〜5個で表していきますね。
*あずみつな先生の「残念だったな運命だ」
攻めのキモさ☆
これはキモいや変態というより、粘着質な執着攻めかな。
天然むっつり御曹司御子柴×女好きホスト泉のラブコメディなんですが、この作品は多分BL初心者でもいけるんじゃないかなと思います。
エロはすごいエロいし、攻めが受けを拉致監禁して金と権力で我が物にしちゃうんですけど(文章にするとひどいな)
受けが美人だけどちょっとおバカで、攻めもどっか間抜けだから、全然緊迫感なくて非常に楽しんで読むことができるんですよ!
受けが攻めに絆されていく様も、攻めが受けを好き過ぎるところもとっても可愛くて、コメディもエロも非常に楽しめる作品だと思うので、是非読んで楽しんでいただきたい!
*碗島子先生の「理解できない彼とのこと」
攻めのキモさ☆☆☆
えー、この作品で、突然エロもキモさもハードになるのでお気をつけください。
アクセサリーじゃらじゃらB系新入社員佐藤×真面目な地味社員栗本の、一応リーマンBLというくくりになるのかな?
ただ、佐藤君があまりにも態度も性格も異常なので、リーマン?と首をかしげたくなります。
こちらの攻めの佐藤君は、非常に個性的だし強引だしキモいし本気で変態です。
しかも実は会社のCEOの息子なので強引な佐藤君に、栗本さん全然逆らえません。
もちろん佐藤君は栗本さんのこと大好きなんですけど、好きな人にしたいことが全て変態的なプレイなので、栗本さんは非常に苦労します。
だけどなんか憎めないんですよね、佐藤君。
ただちょっとスカトロっぽい描写もあるので、苦手な方はやめた方がいいと思います。
ちなみに番外編では佐藤君のお父さんがメインになった親父受けもあり、そちらも楽しめます!
こっちの話は変態的なプレイはないので、安心してエロもストーリー楽しめるかと思うので、読んでみていただけたら嬉しいです!
さて、上の2作品はボクシングでいうジャブみたいなもので、きもさや変態性もありつつ、コメディ入っているので結構大丈夫かと思うのですが、次はジメッとした精神的にキモい攻めBLを紹介します。
*小指先生の「妄執パラドックス」
攻めのキモさ☆☆☆☆
この作品一冊になるにあたって、題名が「後輩君の異常な性癖」になったんですが、私は妄執パラドックス短話の時に買ってたので、そちらの題名で紹介しますね。
こちらは生物部のオタクで冴えない後輩木戸×ゲイ嫌いな先輩水島の高校生BLなんですが、これね、高校生BLらしい爽やかさが一かけらもありません。
まず攻めの告白の仕方が、先輩と交尾したい!でして、もうこの時点でキモさが爆発してます。
しかしこの話では。受けも結構な性格でして、俺と付き合いたいならみんながいるところで抜いてみろよと命令するんですよ。
もちろん受けは、そんなこと絶対できるはずないと思ったから言ったんですが、攻めはそれを実行し、やったんだから付き合ってくれますよねと迫られ、墓穴を掘ることになってしまうのです。
受けはそんなキモイ攻めをなんとかうまくかわそうとするのですが……
ここから先はね、受けがどう攻めに陥落していくのか是非読んでいただきたい!
ただ一応言っておきますと、始まりのキモさと不穏さのわりには、結構後半いい感じになっていくので、最初の変態ぶりだけ我慢していただければ、あとは安心して読めるかとも思うんですよね。
そして最後に紹介したいのが、ベストオブキモい攻め作品
*彩景でりこ先生の「蟷螂の檻」です!
攻めのキモさ☆☆☆☆☆!文句なしの星5つです!
彩景でりこ先生の作品は、三角関係編でも紹介し、この作品についても少し触れたんですが
これはね、攻めがキモいしサイコパスだし怖いし、登場人物ほとんど全員常軌を逸してるし狂ってます。
カップリングは旧家の使用人典彦×旧家の当主育郎がおもなですけど、正直カップリングなんていう生易しいもんじゃないというか。
世界観的には金田一耕助の犬神家の一族や、八つ墓村みたいな感じで、内容的には、昔発行されていた男同士の耽美小説雑誌JUNEや、日活ロマンポルノ的というんですかね(多分若い子は知らないよね😅)
物語は、当主だった父親が亡くなり、次期当主として育てられてきた育郎がお葬式の喪主を務めるところから始まります。
育郎には、妾の子である蘭蔵という腹違いの弟がいて、その弟は美しい容貌をしているんですが、知的障害があって、所謂昔の旧家の因習で、世間から隠されるように座敷牢で育てられていたんですね。
父親は死後、蘭蔵を座敷牢からだし大事にするよう遺言を残すのですが、育郎はこの蘭蔵のせいで母は死んだのだと恨んでいるので優しくすることができません。
あとこの死んだ父親、実は蘭蔵や、育郎の亡くなった母にも最低な事をしていてました。
使用人の典彦は、学生の頃から育郎の母に仕えていて、夫からの酷い扱いに狂っていく彼女の様をずっと見ており、肉体関係も持っていました。
そして彼女が亡くなった後、今度はその息子である育郎に仕えはじめます。
育郎は小さな頃は母思いの優しい純真な少年で、典彦は、母が亡くなり弱って泣いている育郎を慰めながら、この子を壊したいという歪んだ欲望を抱くようになるんです。
そこから典彦が、ジワジワと時間を掛けて育郎を堕としていくんですが
あのね、正直これ前半は稚児趣味的な描写もあるので、ダメな方はダメだと思います。(挿入はしませんがペッティングやキスはあります)
ただね、彩景でりこ先生の絵がとにかく綺麗で、特に育郎が大人になってからの、典彦と育郎の絡みは、優しい愛とは程遠いものなのに、非常にエロく背徳的で美しいんですよね。
特に育郎がね、非常に私、この受けの子好みです
あと、育郎の妻となったさちこがね、本当にいい女なんですよ。
出てくる人間のほとんどか歪んでるし狂ってるんですが、彼女の存在だけが清涼剤のように物語に効いています。
育郎の学生時代の友人の飯田もね、彼も中々いい男なんで、あまりにも不憫な育郎と蘭蔵をどうにか救ってやって欲しいと願いつつ、一体どうなっていくのか楽しみな作品です!
人間関係が複雑に絡み合っていて、攻めも受けも尋常じゃなく狂ってるんですけど
私は非常に好きですし、ハマる人はハマる作品なんんじゃないかとな思いますので、良かったら是非読んでみてください!
そんなわけで、ここまでキモい攻めの作品を紹介していきましたが、やっぱり私読み直して思ったんですけど、キモい攻めが好きなんじゃなくて、受けが好みだから買ったんだと思っときます!
いや、特に蟷螂の檻の典彦!絶対好きじゃないわ!怖いよこの人!
そんなわけで、ではでは!
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