第2話書いた理由
ここまで書いて一度筆を置いた。
ここに書いてあることは全部本当に起こった事だ。僕がこれを書いているのは、今まで彼女とあったことを振り返ってどうすれば良かったのか、これからどうするかを考えたり、自分の気持ちを抑えるため。
振られた時、『なんで?』と言う言葉で頭が一杯になった。ゲシュタルト崩壊起こしていた。
なんで、振られたんだろ?
なんで、友達や部活を優先したんだろ?
なんで、嘘をついたんだろ?
なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで?
それが別れてからずっと頭の中で回り続けた。
苦しかった。行き場のない思いを胸の中で押し込めたり、疑問符にまとわりつかれるのは。
それが、嫌になった。
だから、俺はこの小説を書いた。
この思いを空にぶつける。誰も居ない場所で。誰も傷付かないように。
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