小説読みたいけど数が多くて、、、な人に必見！1分で分かるざっくり小説レビュー

まとめ

お題2 「昆虫」(全27作品)

・その格好良く機能性に優れたデザインから多くの人が参考にしているのではないかと思われる(某ライダーとか)お題です。このお題で思ったのは昆虫という要素をどこまで取り入れるのか？ が作品の面白さを大きく左右しているように感じました。その為、多少なり作中に登場させる昆虫の知識がないと厳しい意外と難しい分野だったのではないかと思います。

1番良かった作品

『昆虫オタクと神社の娘』

・昆虫オタクのハイスペック残念イケメンと彼に振り回される女主人公の恋の行方が気になるこの頃。作者の昆虫に対する知識と愛が伝わってくる素晴らしい作品でした。

印象に残った作品

『REPORT：テラリウム・ワールド ―虫けら異世界道蟲―』

・巨大昆虫が跋扈する森を主人公達が脱出するシーンはパニックホラーさながらの緊張感を感じました。また、1体倒せば血の匂いや物音で大量に他の虫が寄ってくる危険性がある等、生物多様性を意識したリアリティがあるのも良いなぁと思いました。

『顔が醜いから婚約破棄された男爵令嬢は、森で昆虫男爵に出会う。』

・美女と野獣ならぬ醜女と虫男。昆虫感はそうしませんでしたが恋愛作品としては個人的に好きな部類の作品です。

『カマキリとバッタの運命論』

・昆虫に人間並かそれ以上の知性が宿ったらどうなるのか？ と考えさせられる舞台設定でした。物語自体も子供と大人も楽しめる分かりやすくも深い内容なお話です。