ドーナツ

 買出し中、妻のために市販のドーナツを買った。彼女のお腹に入る物はいつも自分がほぼ一から作ったもの。たまにはいいだろう。妻は珍しかったのかあっという間に平らげた。穴を覗いたり、ドリンクに浸して食べたり、好奇心を沸き立たせる様は非常に愛らしいけれどおやつの注文は決まってそれになってしまい、レパートリーに追加する事にした。

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