ジエンド
プロローグ
エピローグ(いっしゅうめ)
見よ!
「エイワズ!会いたかったわ!」昇り行く
「秋那さん!もうやめてください」アームヘッドが生み出した創造神、アビススカージは叫んだ!「なにをやめろというのだ!これはお前たちが始めたことだ!もうすべては終わりだ!なにもかも!こんな意味のない世界は私が砕いてやる!」セイントメシアアブソリュートオメガの右手の質量が増大し、空間が歪んでいく!
「ティガーはそんなことを望まないわ!」アビススカージが死の破壊チョップから世界を守るかのようにセイントメシアアブソリュートオメガの腕を掴む!「ティガーの名をおまえが語るな!」セイントメシアアブソリュートオメガはアビススカージにその憎悪と破壊エネルギーをぶつける!アビススカージは原子へと還る!
「ふざけるなよ!おまえらが私からティガーを!すべてを奪った!」彼女に残されたのはこのセイントメシアアブソリュートオメガだけ。セイントメシアアブソリュートオメガはまだ構えを解かない。赤い粒子がだんだんと集合していく。やがてそれはアビススカージの形になっていく!
「わかったわ、決着をつけましょう!」アビススカージは天に手を掲げた。「嬉しいわ!あなたは何度でもぶち殺せるのね!」セイントメシアアブソリュートオメガが狂喜する。「もう、手加減はなしよ」ファイアボール、全宇宙の重力を操る調和がセイントメシアアブソリュートオメガへと襲い掛かった!
巡り来る隕石!人類の領域兵器を砕きながら傷一つ負わないセイントメシアアブソリュートオメガ!もはやそこに秋那の意思は残っていなかった。
破壊神と創造神がぶつかったその日、
やがて
それから気の遠くなる時間が流れた。
ふたたび全ての始まりが訪れた。この二周目の世界でティガー・K・テーリッツはルーン・エイワズともう一度出会う。
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