第26章 仮初の権威

849話 民衆の心情

 目を覚ますと空がうっすらと明るいことに気がつく。

 早朝まで熟睡していたようだ。

 隣ではアーデルヘイトが、寝息を立てている。

 

 起こさないように、そっとベッドから降りた。

 服は昨日のままだ。

 面倒だしいいか。


 面会の予定はないのだ。

 腹がすいたし、喉も渇いた。

 台所にいこう。

 なにかあるかもしれない。

 

 台所では早朝なのに、使用人が朝食の仕込みをしている。

 俺の姿に驚くのは、仕方がないな。


 慌ただしい場面で、食べ物を頼むのは気が引けた。

 なので水だけ飲ませてもらってホールに向かう。


 ホールで考え事をしていると、使用人がパンを持ってきてくれた。

 感謝しつついただくことにしよう。

 俺が早くに寝たので、念のために用意してくれていたようだ。

 

 かなり久しぶりの孤独を満喫していると、いろいろな思考が浮かんでは消える。

 ただ浮かび上がる思考を傍観する感じだ。

 それも新たな思考に押し流される。

 またなにかが浮かんでは流され……。

 その繰り返しだな。


 どれだけ時間が経過したかはわからない。

 足音がしたので、孤独な時間は終わりのようだ。

 

 皆が起きだしてくる時間になった。

 その後は、談笑しながら朝食となる。


 昨日のことを聞きたいだろう。

 それでも質問しないのは、あとで話すとわかっているからだ。


 その前に、町の状況をキアラが報告してくれる。

 暴動は取りあえず沈静化したようだ。

 

 鎮圧したというよりは、夜になって自然消滅した。

 そんなところか。

 次の手を間違うと、また暴動が繰り返されるだろう。


 一段落すると、自然に俺の周りに人が集まってきた。

 アレ・アホカイネンも護衛の名目で、部屋の端に陣取っている。

 俺は笑ってアレに手招きをして、椅子に座るように勧めた。


 今回の話は、警備担当にも質問する権利があるからな。

 

 アレが代わりの護衛を呼んで、椅子に座った。

 俺は質問をどうぞ、といった感じでまつ。


 モデストが最初に口を開いた。

 実に珍しい。


「ラヴェンナ卿。

メディアは半年待てば勝てた……とおっしゃっていたでしょう。

その意味は?」


 昨日お預けにしていたな。

 モデストにとって、興味があったわけだ。


「亜人による人間殺害事件。

これが発生してから、すぐに彼らは動いてしまった。

そうではなく……。

半年待てば、人間から亜人への加害行為が積み重なるでしょう。

つまり人間を、完全な加害者に追いやればいいのです。

そうすれば、私の言葉を聞き入れることなんて出来ません。

聞いたが最後です。

自分たちが糾弾されることになりますからね」


 モデストは腕組みをして、アゴに手を当てる。


「ふむ……。

つまり彼らが待てないよう仕向けたと」


 仕向けたのは正しい

 ただ座視していては、こうならない。

 ここでの座視は、脊髄反射を続けていることだ。


「当然ですよ。

キアラたちはかなり我慢したでしょうけど……。

メディアもかなり忍耐を強いられていましたからね」


 キアラは、驚いた顔になる。


「あれで我慢ですの?」


 伸び伸びと偏向報道に勤しんでいたように見えたのか。


「そこはあとの関連になるので、今は置いておきましょう。

彼らは焦っていたのですよ。

自分たちの権威に、私がまったく恐れ入らない。

それどころか本気で、実力行使をしてくるのではと。

その恐れに耐えきれなくなったのでしょう」


 キアラは不思議そうに、首をかしげた。


「そんな匂わせなんて……しましたっけ?

監視されていても平然と放置していたのは知っていますけど……」


 思わず含み笑いが漏れる。


「状況が悪化しても、何もしない。

それならば……。

なにかするつもりだと考えるでしょう。

私が脊髄反射をすれば……。

自分たちの攻撃が通じている、と信じて好機を待つことも出来たでしょう」


 カルメンが欠伸をかみ殺しながら、頭をかく。


「それは理解出来ます。

でもアルフレードさまが何も出来ない、と考えることはなかったのですか?」


 連中が最も恐れている武器を、俺はもっている。

 そこを失念しているようだ。


「本質的に彼らは、剥き出しの力を恐れます。

だから強い相手に媚び、弱い相手を徹底的に叩く。

クレシダ嬢に従っているのもそれです」


 カルメンは、少し不機嫌になった。

 はぐらかしたわけではないのだが……。

 俺は笑って手をふった。


「ああ……。

焦らしているわけではありません。

彼らが恐れている剥き出しの力。

私がそれを行使するかも……。

そう考える要素がありましたよ」


 カルメンの頭をかく手が止まる。


「え?

あ! ああああああ!!」


「そう。

ここにいる親衛隊を大幅増員しましたよね。

我々の目的は違うけど、彼らはそう考えない。

何故なら彼らは、自分の権限を拡大解釈する。

だから他人も拡大解釈して、実力行使にでるのでは?

そのための増員だと思い込んだのです」


 アーデルヘイトは不思議そうに、首をかしげた。


「でも増員って……。

旦那さまが言いだした話ではなかったですよね?」


 アレは腕組みをして、首をふる。


「私はご主君から増員するような指示を受けていません。

あくまで私の判断です」


 あれは、丁度良かったのだ。


「言わなければ私から指示しました。

先に言ってくれたので、手間が省けただけのこと。

増員が到着する間にも……。

キアラたちが憤慨して、私がなだめていたら……。

どう感じますか?」


 プリュタニスがため息をついて苦笑する。


「タイミングを計っていると……。

私たちも策略のダシにされたわけですか」


 そうなる。

 俺は軽い情報なら漏れる、と想定していた。

 内密の会話が漏れることはない。

 だが……。

 キアラたちが怒っていた程度の情報なら漏れるだろう。


 使用人たちは買い物のため町にでるのだ。

 商人と話をするだろう。

 それもひとつのケースに過ぎない。

 屋敷にそれなりの人数がいる以上、機密保持の難易度は上がる。

 漏洩をゼロに抑える努力より、本当に必要な情報だけ漏れないようにすればいい。

 そう割り切って逆に利用する手段としたわけだ。


「すみませんね。

そのほうが、彼らにとっては都合のいい解釈になるからです」


 カルメンはジト目で、俺を睨む。


「もう慣れました……」


 絶対に納得していないな。

 理屈では、仕方がないと思っているのだろう。


「あとは石版の民が、ウェネティアで訓練していることは知っているはずです。

その石版の民は、私が後見している。

ベンジャミン殿が石版の民であることは知られています。

その彼が私の屋敷に出入りしていると知れば?」


「どう考えても、自分たちへの攻撃準備だと。

でも屋敷を囲んで、群衆が抗議をしてしまったら……。

アルフレードさまにとって、攻撃の口実になるのでは?」


 それを口実にメディアを攻撃するには、少々無理がある。

 群衆が、次は自分たちだ……と暴動にまで発展しかねない。


「それは民衆への攻撃となって、メディアの望む事態です。

そもそもですがね。

メディアは、クレシダ嬢に守ってくれるように依頼していたと思いますよ」


 モデストは珍しく声を立てて笑った。


「言葉で忍耐と聞くと、簡単に聞こえますがね。

実態はとても困難なものです。

しかも楽になりたい心理と、常に戦うわけですからね。

これは恐れ入りました」


 皆は、辟易した顔になる。

 あれを我慢することは、結構大変だったらしい。


 プリュタニスが真顔になる。


「では私から質問です。

アルフレードさまはメディアの立場を逆用して、疑いを向けさせていました。

それでも……。

こうもあっさりと扇動されるものですか?」


 当然の疑問だな。


「いい質問ですね。

逆に考えてみてください。

亜人が怪しいと聞いて、なぜああも簡単に迫害をはじめたか……。

心変わりしすぎだ、と思いません?」


「ああ……。

内心での差別感情だけだと思わなかったのですか」


 それだけなら、差別は陰湿で隠れたものになるだろう。


「当然ですよ。

使徒教徒は扇動されやすい性質があると思っています。

とくに権威ある者の言葉には弱い。

そう考えています。

だからこそメディアの言葉に載せられてしまったのでしょう」


 プリュタニスは怪訝そうに、眉をひそめる。


「そもそもメディアなんて、いきなり作られたでしょう。

それが権威ですか?」


 やはりラヴェンナで生まれ育ったから、使徒に対する認識も客観的だな。


「その認識はラヴェンナ出身だからです。

ニキアス・ユウ・ラリス氏が提唱して設立されたのですよ。

当時は使徒だったでしょう?

民衆にはそれだけで立派な権威です。

だからこそメディアも、好き勝手に出来た。

権威がなければ、とっくに駆逐されていますよ」


 プリュタニスはなおも懐疑的に見える。

 怪訝な顔のままだからな。


「教皇から偽認定されてもですか?」


 偽と言われても、すべてを否定出来るかと言えば……そうでもない。

 どのような根拠で、どこまでを正当と認めるか。

 それすらない。

 偽認定したからと……。

 なにかするわけではないのだ。


「それは上流階級内での認識です。

上流階級では、ラリス氏の権威はなくなりました。

だからと……。

ラリス氏のすべてを否定しては、不都合が生じるケースは多い。

だからこそ民衆には、大々的に公表しなかった。

民衆も偽だと言われたところで、どうしようもない。

新たに使徒降臨を願う程度でしょう。

そもそも公開質問状に、仕方なく答えた……と思ったのでは?

町や村の司祭も、平民の質問にはそう答えたと思いますね」


 プリュタニスは納得した顔でうなずいた。


「なるほど……。

だから権威は健在だと」


「そうでもありませんが、代替となる権威が存在しない。

代替となる権威がでて来れば、笑えるほど瞬時に鞍替えしますよ」


「それほど無節操なのですか?」


「以前話したではありませんか。

使徒教徒は機能絶対主義だと。

機能しない限り、見向きもされませんからね」


 カルメンが頰を引きらせる。


「あの話が、ここで蘇るのですか……」


「あれはあのときだけの話ではありませんよ。

今でも権威として存在している。

惰性ですがね。

積極的に反対するなら、代わりを提示する必要があります。

でも代わりはない。

サロモン殿下はそれを人類連合に求めたようですけど」


 プリュタニスは疲れた様子でため息をつく。


「惰性でメディアの言葉にも流された。

考えるだけでウンザリしますね」


「1000年以上の歴史がありますからね。

融通無碍むげで機能至上主義。

正典カノンを軸にした教えから、ここまで変質してしまいました。

あるがままを受け入れるからこそ……。

使徒の平和に順応出来たわけです。

そのためには、権威に比較的従順でなければ不可能でしょう。

1000年かけて、そう変質したのですよ。

デメリットとしては、軸がない。

だから加減を知らないので……。

極端から極端に走りがちでしょう。

それでも私の予測が、やや外れたことはあります」


 プリュタニスの目が鋭くなった。


「それはなんですか?」


「同調圧力が強いのはたしかです。

比較的集団心理に陥りやすいとは思いますが……。

ちょっと利きすぎかなと。

だから私の扇動でも、あれだけ激しい反応を示したのです」


 カルメンがため息をついて首をふった。


「たしかに……。

あのときだけの話じゃないですね。

アルフレードさまの話は、どれもこれも油断がなりません」


「油断がならないと思うのは、私の考えが追えないから。

結論から考えているのではありませんか?

たしかに効率的な思考方法です。

ですが……。

それは明確な回答があるときだけ。

回答を探すなら、それは足かせでしかありません。

私は原理原則を見いだして、その積み重ねで回答を探す。

無駄に思えることも多いですが……。

不測の事態が起こっても右往左往せずに済むでしょう。

それだけですよ」


「そのそれだけが、とても大変ですよ。

だからこそ解決に飛びつくってわけですね。

なんだか頭が痛くなってきました」


 思わず苦笑してしまった。

 そんな頭の痛い話ではないと思うが……。

 


「そうです。

必ず正解が存在すると信じ、その正解の提示を、権威あるものに頼る。

世界が固定されているときには、最も効率的でしょう。

ただ先の見えない激動の今では、迷走の要因でしょうね。

無理に過去の事例にこじつけて、正解と信じたがる。

果たしてそのことに、気がつけるか……。

それはいいでしょう。

皆さんが胃もたれしそうですからね。

あと……疑問点はありますか?」


 全員を見渡す。

 キアラと目が合う。


「お兄さま。

扇動されやすいことはわかりましたわ。

でも信じていた対象を、なぜ攻撃したのか……。

そこがちょっとわかりません」


「そうですね……。

機能絶対主義とは機能することを求めます。

メディアに対しての機能は、真実を報道する。

この一点です。

ラリス氏も設立時に、そう提唱していましたからね」


 キアラはいぶかしげに、眉をひそめる。


「元から真実の報道なんて……。

していませんでしたわよ?」


「それが真実であるかどうか……。

実はそこに、重きを置きません。

真実だと思えるものを見せてくれればいいのです」


 キアラは首をかしげる。

 ちょっと曖昧すぎたか……。


「それは一体、どのような意味ですの?」


「信じやすい真実であること。

そして容易に捏造ねつぞうだ……とわからないことも大事です。

見たくない真実を提示されることは好まないのです。

いうなれば……劇のようなものでしょう。

娯楽なので自身が好む内容を求めるのです。

見たくない劇は見ないだけでしょう」


 アーデルヘイトの目が丸くなった。


「だ、旦那様。

それって捏造ねつぞうでもいいってことですか?」


「その劇が上出来であれば。

ただ捏造ねつぞうとなれば、劇の難易度は跳ね上がりますよ。

使徒教徒は融通無碍むげであるぶん、社会的公平性には敏感ですからね。

そうでなくては社会を構築出来ません。

能率と同一性を重視するが故の必要条件ですよ」


 アーデルヘイトはしきりに首をひねっている。


「社会的公平性ですか?」


 ちょっと曖昧すぎたな。


「かみ砕けば正しさと言います。

これは感覚的なものです。

だからこそお粗末な捏造ねつぞうを信じた、となっては恥じるでしょう。

他者から、自分の見識を疑われては……大変なストレスになりますよ。

曖昧な使徒語を使いこなし、解釈を相手に委ねるからこそね。

自身の見識は皆と同じである。

これがとても重要になります。

その社会の異分子となることには耐えられないでしょう」


 アーデルヘイトは頰を膨らませる。

 善良なアーデルヘイトには飲みくだせないか。

 だからこそ……マガリに可愛がられたのだろうな。


「なんだか納得がいきません……」


「それはラヴェンナの生活に慣れすぎたからですね。

考えてください。

人々は日々の生活で忙しいのです。

いろいろ思案を巡らせる贅沢なんてないでしょう。

そのなかで、ストレスの発散先として報道が出現しました。

乱暴な言い方をすれば、娯楽のようなものです。

なので……。

問題を亜人のせいにするのは、彼らにとって丁度いい娯楽だった。

人間を疑えば大変です。

融通無碍むげで効率的な生活を望んでいるのに、隣人を疑う。

これは精神衛生上……受け入れられないでしょう?」


「だから自分たちとは無関係な亜人のせいにすれば楽だ……と思ったのですか?」


「メディアがそこまで積極的な悪意を、亜人に対してもっていたかは謎です。

私が人間も亜人も、等しくラヴェンナ市民として扱っているから……。

とも考えられます。

ただ……。

娯楽としては受け入れやすかったでしょう」


 アーデルヘイトは大きなため息をつく。


「なんだか人間不信になりそうですよ……」


 このような悪意に触れてしまったのだ。

 仕方のない部分もあるだろう。

 それでも人間不信に陥られては不味い。

 余計に反発を招いてしまう。


 使徒教徒にとって、信用されていないなど……。

 敵対宣言に他ならないのだ。


 しかもある部分だけ信用出来ない……など通じない。


 すべて信じるか信じないか。

 この2種類しかない。


 能率の民になった弊害だな。

 とくに亜人からの発言なら、反発が強いだろう。

 潜在的差別意識を刺激するからな。


「世界の情勢が不安定で、普段よりストレスが大きいのです。

解消するために濃厚な娯楽を求めてしまった。

それだけでしょう」


 カルメンが唇の端をつり上げた。


「つまりは今の情勢だからこそ、酷い差別がまかり通ってしまったわけですね」


「だと思います。

平和なときなら、このような話を大衆は受け入れません。

使徒の手前、差別は出来ませんからね。

今は違うでしょう。

使徒不在でなにかの理由があるのです。

差別ではなく自衛だと言い訳が出来る」


「いない使徒の顔を立てて、自分の生活が脅かされるのは許容出来ない。

しかもメディアが言っているからと。

わかりやすすぎて……。

笑いたくなりますよ」


「これは酒に溺れるのと一緒です。

不安が強いほど……強い酒で酔いたがるでしょう。

民衆は酔って逃げていることを自覚していると思いますよ。

この話は無理がある、とね。

でもそれを否定したところで、解決にはならない。

代わりの脚本が必要になりますからね。

だから一部の声が大きい人たちに流されていたと思います」


 アーデルヘイトが強く頭をふる。


「ますますわからなくなりますよ。

疑っていても流されるのですか?」


「使徒教徒は能率の信奉者です。

内心疑っていようが、動きだせばそれに従う。

そうでなければ、能率的に生きられませんからね。

体に染みついているのですよ。

1000年の慣習としてね」


 プリュタニスが苦笑して頭をかいた。


「恐ろしい話ですよ。

そこまで客観視して、どう反撃に利用したのですか?」


「簡単です。

矛盾を暴けばいい。

つまり劇として成立しないほどの酷い脚本だった……と知らしめるだけです。

使徒教徒は、そのような出来の悪い劇は嫌悪するでしょう。

これでなぜメディアに襲いかかるか?

メディアによって飲まされたビールは、酒ですらなく馬の小便だったと知ってしまったら?

あるものは激怒して襲いかかる。

また……あるものは嘔吐おうとして動かなくなるでしょう。

出来の悪い劇に踊らされた民衆の心情はこれと同じです。

その結果があれですよ」


 カルメンが人の悪い笑みを浮かべる。


「やっぱりアルフレードさまは魔王ですよ。

異論は認めません。

ここまで冷徹に、人の習性や心理を観察して利用するなんて……。

人には無理ですよ。

あと……。

ビールが飲めなくなったら、責任は取ってもらいますよ。

たとえが酷すぎます」


 なんでそうなるのだ……。

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