トリスタンの皇帝

@lamborghini_jota

第1話プロローグ1

波の上を滑らかに進む。


...ゴーーーン...


シーシャトルが。


...ゴーン...


透明で深い海の上を。


...ゴーーーーーン...


アフロダイエンジンの振動が伝わって来る。


...ゴーーーーーーン...


鐘のような鼓動。


海底で鳴っているみたい。


穏やかに。


青い空。


...基準...の...およ..2..7.万倍...


どこまでも広がる。


吸い込まれそう。


....湾...以外でも...でに数10...所...


微かに白い雲か流れる。


空一杯にちぎれて散らばっている。


...されている模様で...


潮風に煽られて。


溶ける綿菓子みたいに。


...続きまし.....昨夜..未明...港湾....院...棟から...


不可解な嵐が7日間続いた。


規模の大きな嵐。


原因不明の。


....特...隔離病棟...ら.....者が....脱.....た例...過去.....無く...


まだ波が荒れている。


もう一週間も経つのに。


...防護フェン............強い力......破壊...れてお...


ニュースが流れてる。


風に乗って微かに。


...幇助者...いる模様......


今日僕とアスカは端ノ島に来てる。


シーシャトルで2人きり。


向かい合わせに座るアスカ。


透明なサイドフレームから空を覗き込んでる。


ほっぺたがつきそう。


...5時....に見回...担当...発...し...


湾岸エリア。


高層ビル群。


海を挟んで20km先に霞んで見える。


濃い金色、薄い銀色、鏡のような壁、透明な壁、円筒、角柱 。


色んな形の高層ビル。


地平の彼方まで。


どこまで続いているんだろう。


あの街マバナカタールは。


...報...受け...治安警...ベイ...リ...第17...支部...は...


豊かで美しい街。


世界で唯一の約束された街。


公平と秩序の街...。


そう思うのは僕だけじゃない。


神話に出てくる女の鬼。


ジェニファーが作った。


そう言われている。


凶暴で凶悪そして巨大な鬼。


でもこの辺りの人達だけは慕っている。


まるで女神のように。


...引き続き...警戒......制...継...す...模....で...


神話の時代は何回もの空白期間を挟んで13億年前。


アフロダイ同位相年代測定では。


僅かな誤差で本当に存在するかもしれないし、勘違いかもしれないって...。


なんじゃそりゃ。笑。


...現場...らは...以...です...


僕の仕事はボワガイガーを使って、石や金属そのものの性質を変えるシステムエンジニア。


...タ....さ...あり....とうございまし....さて...本日..危機管....に....しい...


錬金術って言うお客さんもいる。


ええっと...


錬金術て何?。


その言葉知らない。笑。


...のよう...特...管理...にあ.....者が...


ただの技術系の商社勤務だ。


ガンディールで搬入された黒輝石1200トンの性質を3ヶ月かけて変えてた。


あの暑い地域でのスーツ仕事は正直厳しい。


灼熱の太陽を浴びながらボワガイガーにプログラムを打ち込むのも。


でもやり甲斐がある。


少しは世の中のためになってるから。


僕の使える言語は、γ♯とalloy.qsだけ。


入社2年目は体力的に辛い現場が多い...。


ラジオ消えた...。


空には無数のエルカーが飛んでる。


色とりどりの紙吹雪みたいに。


ベイブリッジが彼方に見える。


真っ白な橋。


日差しに映えて目が眩む。笑


高さ200m。


全長20km。


長い橋。


対岸のマバナカタールに繋がっている。


こっちの岸。


遠くまで続く海水浴場の砂浜。


今は季節外れの。


海の家も無く、チリ1つ落ちていない。


桟橋から5km。


地続きのこの島。


海側から上陸する。


シーシャトルから。


水面が波打ち太陽の光を反射してる。


「はーい。お疲れ様でした。足元お気をつけてお降りくださいませ。」


...ガタゴトゴトガタガタダダダダ...


潮の香り。


風にも水しぶきが混ざってる。


「あ、お客さん。チケットの半券はこちらに。はい。ご利用ありがとうございましたぁ。」


島の裏側は岩場。


大きな岩が重なってる。


灰色や茶色、レンガ色。


遠くに風化したコンクリートの壁が見える。


高い壁。


崩れてる場所から島に入る。


波しぶきが空まで飛び上がる。


思っていた以上に風は強く波が荒い。


今日は。


潮の溜まった窪みから蟹がこっちを覗いたり隠れたり。


お前も早く彼女見つけろよ。


うじうじしてないでさ。笑


シーシャトルが波に揺られて上下してる。


透明なコックピットに波しぶきがかかる。


シーシャトルは薄い流線型。


まるで透明なクジラ。


海面すれすれを優雅に泳ぐ。


ていうか船体の大半は水に浸かってる。


エンジンはアフロダイ。


銀のフレームにほぼ全面透明な金属。


ジニリウム。


驚くほど軽量。


10年前に見つかった。


水の中が見渡せる。


最近は水も綺麗になった。


あの国のカリビアほどではないけど。


初めての人には少し恐怖体験。


食卓に上がる魚達が足元を泳いでる。笑


3mの鱒も。


逆に食べられるんじゃないかって。


ツアーは一日1人3800円。


今は操舵手も船長も島に降りている。


車椅子のお年寄りのサポートをしながら。


とても身体の大きなお年寄り。


大きな車椅子。


銀色の髪のおばあさん...。


付き添いの人達どこ行ったんだろう。


黒いスーツのごつい2人組。


ボディガード?。


それにしても潮風が心地良い。


...ママァ!。これ。...


...きゃっ!。やだぁ!。何これ!。いやぁ!。何これ!。何これ!。...


...いそぎんちゃく!。笑...


...えぇ!?。あんた千切って持って来ちゃったの!?。汗...


銀色のボラード(係船柱)に銀色のジニリウムの鎖。


シャトルが繋がっている。


時折潮を浴びて輝いている。


シーシャトルから降りた人達。


まばらにそれぞれ岩場を歩いている。


海外の人も多い。


派手な色の服を着た女の人。


スーツ姿の若いサラリーマン。


接待なのかな...。


...腹減ったなぁ。もつかな。...


...お昼11:30かららしいですよ。...


...おっ?。早いねぇ。それなら我慢できそうだ。...


...お腹空いてらしたんですね。笑。言ってくださいよ。...


ツアーはこの後、端ノ島のレトロな街並みを見て、創業50年の老舗で海鮮丼を食べる。


起伏のある街並み。


昔からあるお土産屋さん。


貝殻や色とりどりのガラス細工がぶら下がっている。


懐かしい絵柄の看板。


おばあちゃんの家に昔あった。


新緑。


神社。


低速エレベーターシャトル。


島の頂上の植物園。


展望台。


オフシーズン。


平日に端ノ島に来る人はそんなに多くない。


...カタン...


アスカが少しつまずく。


少し厚底のサンダルを履いてる。


木のサンダル。


「きゃっ。」


だから言ったのに。笑。


アスカが僕の腕を掴む。


ほのかな石鹸の匂い。


...ブゥウォーー...


潮風がアスカの髪を撫で上げる。


「あっ。」


アスカが帽子を抑える。


今でもハッとする。


ドキッとする。


時が止まる...。


綺麗...。


白い帽子。


首筋に少し汗。


僕があげた銀色のネックレス。


ヒモン石の。


淡い水色のワンピース。


小麦色に焼けた肌。


奥二重の切れ長な目。


少し童顔だけど綺麗な顔をしてる。


手脚が長い。


細くて少女のようだけど胸やお尻。w


大人の骨格や雰囲気を持っている。


アスカがまたよろめく。


「ほら。笑」


僕はそっとアスカの肩を両手で包み込む。


1年前の辛く悲しい別れの後。


僕の元に戻って来た。


アスカが好きだ。


100万人のグラビアアイドルより。


初めてアスカに会った日、大好きなアイドルの写真集も雑誌も何もかも捨てた。


隠してたエッチな動画さえも。


アスカ以外の女の子には全く興味が無くなってしまったから。


アスカはこの世に降りた天使。


アスカは若さの象徴。


誰よりもセクシーで、誰よりも優しくて、誰よりも可愛くて、誰よりも気まぐれで、誰よりもワガママ。


男が欲しいもの全部持ってる。


初夏の新緑、透明な南国の海、母さんの優しさ、子供や赤ん坊の愛らしさ、高原の星空、晩夏の花火、生き物の儚い愛の営み、命がけの生存...。


世界に美しさを見出すとき、僕はいつもアスカを思い出す。


別れる前。


アスカに好きな人が出来たら僕はいつでも身を引くって約束をしてた。


「会いたい。やっぱり私...。アダムが好き。」


あのメッセ。


一生忘れない。


一生...。


無味乾燥な世界。


灰色な日々。


そんな僕を無視して無情に過ぎていく時間や出来事。


アスカの事を思い出すと、ただただ痛くて、切なくて、辛過ぎて...。


もう一度だけ会いたくて...。


でももう二度と会えなくて...。


心から心臓から血を流して生きていた。


でも奇跡が起きた。


もう一度僕を救ってくれた。


もう一度僕を選んでくれた。


もう2度と手放さない。


この光。


例えこの星を逆に回したって。


今この温もりは僕の手の中にある。


これが現実。


これが世界。


これが僕の全て。


神よ。


ナジマよ。


感謝します。


心から。


生まれて来て良かった...。


!?


...アァーーアア!アァーーアア!...


大きな声。


低過ぎて良く聴き取れない。


...アアァーー!アーーアーーアーー!...


あのおばあさん。


...何?あの人...


...立ったぜ...


言葉通じないんだ。


...ママァ...あの人おっきい...


でも何が言いたいのか分かる。


探しに来たんだ。


...デカいババァだな...


大切な何か...。


あぁ!。


船長が弾き飛ばされた。


...危ないぞ...


...警察呼ぶ?...


...誰か通報を...


「お、お客様...そちらは...そちらの方は!...」


...精神病?...


...おかしな婆さんだと思ってたんだ...


...付き添いの人どこ行った?...


...あのヤクザみたいな人達?...


...ママァ...


...ダメ!近寄っちゃ...


そっと触っただけに見えたけど...。


大きい。


良くシーシャトルに乗れたよ。


みんなが膝までしかない。


化け物だ。


昔は信号機くらいの背の高さの人間が沢山いたとか。


大きな人達はウイルスや細菌への耐性が弱かった。


そして、熱を溜め込みやすいから肝臓を腎臓を痛めた。


だから、みんな混血になり小さくなっていったって。


神話の話だけど。w


...ジリリィ...


皮靴が小石をすり潰している。


でも、実在するなんて。


...ドン...


踏みしめるだけで岩場が揺れる気がする。


大きい...。


白髪混じりの銀色の髪。


綺麗に束ねている。


着てる紺のブレザー。


少し綻んでるけどシワもない。


埃も着いてない。


でも肩が破れてる。


きっと立ち上がる時に破れたんだ。


布がまるでティッシュのようだ。


簡単に裂けそう。


あの大きな身体では。


左の肩が大きく落ちてる。


太い丸太みたいな腕。


痩せていない。


まるで太めのレスラー。


兎に角大きい。


銀縁の眼鏡。


笑っちゃうほど大きな眼鏡。


インテリっぽい。


赤い口紅。


真っ赤な。


化粧もしてるし身綺麗にしてる。


でも何か怖い。


野獣のような...。


上手く言えないけど。


食べられてしまいそう...。


大き過ぎるから?。


「ねぇ。あの人。」


アスカが振り向く。


「うん。」


観光客は離れて行く。


遠巻きに見るように。


...ズチャ...


...ズーーーーーン...


おばあさんが歩く。


太い杖をつきながら。


まるで鉄骨みたいに太い杖。


下がった左手で身体を支えてる。


大変そうだ。


胸に薔薇の銀のブローチ。


大きなブローチ。


何歳なのか分からない。


でも、かなりの高齢。


少しワシ鼻だけど昔は美人だったかも。


うっ!。


目が合った!。汗。


目が大きい。


落ち着いた目。


優しい目。


でも深い。


そして恐ろしい。


吸い込まれそう。


「...お客様。そ、そちらは困ります。それにお身体に。ど、ど、どうしよう。...」


「...お客様!。お客様!。誰か!。お連れ様が!。お連れ様がぁ!。...」


おばあさんは無視して岩場の端に向かって行く。


...ドッ...ズガッ...ドッ...ズガッ...


脚を引きずりながら。


高い壁との間。


沖の錆びた鉄のバリケード。


この島に似つかわしくない。


海上の鋼鉄の囲い。


水中の段差の方に。


海の階段の先にある。


...カッ...コッ...カッ..コロ...


「あ!。アスカ!。」


アスカが走って行く。


「待ってアスカ!。ダメだよ!。」


何でまた!。


アスカったら。


大きな看板が見えて来る。


錆びて赤茶色になっている。


こんなだったんだ。


注意書きの文字が辛うじて読める。


幼い頃にも何回も来たことがある。


地元だから。


今まで気にも止めなかった。


何十年もそのままになってる場所。


誰も気に留めない場所。


《危...》


《法...立ち入...禁止...域》


...バッ...


「アスカっ!。」


つ、捕まえた。


「痛い!。」


...ハァ...ハッ...ハァ...ハァ...


「ご、ごめ。」


「おばあさんが!。」


「分かるけど!。分かるけど!。落ち着いて!。アスカ!。」


「私、あの人知ってる!。」


「アスカ落ち着いて!。どうしちゃったの?!。あんな人放って...」


え?。


あれ人なのか?。


「...おぉ。...」


....バシャバシャ...ザバッ...バシャッ...


「...あぁぁ。...」


おばあさんが水を蹴って入って行く。


...は、は、入っちゃったよ...


水中の階段。


バリケードに向かって。


波が畝る。


一貫の終わりだ。


ここから先、足を踏み外したら。


波にさらわれたら。



大きな波が来る。


「バアさんっ!。危ないよ!。そっちは!。」


誰かが叫ぶ。


...ザッバァァァァァーーーーー...


「お客様!。お客様!。だ、だ、ダメだ。ダメだ!。カ、カトー!。つ、通報!。通報して!。」


船長さんだ。


つ、通報て...。汗


「ほ、は、ハイッ!。あわわわおわわ。」


操舵手の人が通信機を取り出そうと...。


肩ポケットから。


直通で治安警察に繋がる。


すぐに来る。


スカイスピーダーで。


操舵手は慌て過ぎて通信機を掴めない。


なかなか。


「あわゎゎ。汗」


通信機でお手玉してる。


「は、早くっ!。な、何やってんだ!。汗」


あぁ...。


空中に放り投げてしまった。


...ガチャ...カンッ...カラララララァァァーーーー...


岩の上を通信機が滑る。


「シー様っ!。」



走って来る。


...ダダダダダダ...


...ドタドタドタドタドタ...


...ドドドドドドドドドドドド...


硬く重い岩場が揺れる。


ボディガードの男達。


革靴が地面に叩きつけられる音。


普通の人の倍はある。


焚き木を集めてた?。


岩場の端で?。


何のために...。


「ちょ。ちょっと!。勝手なことされたら困ります!。」


船長さんが声を上げる。


...ガッ...


「あぁぁ...。」


ボディガードのつま先に通信機が当たった。


...ボチャッ...ン...


「おぉぉ....。」


通信機が海に。


船長さんが操舵手さんを見る。


怒った顔。


落胆したような馬鹿にしたような。


操舵手さんは目をしばしばさせてる。


汗だくだ。


「し、シー様!。シー様ぁっ!。」


...ガランガラガラガラガラン...


...ガシャンガシャンドシャンガランゴロン...


大木や焚き木を投げ捨てた。


両脇に抱えていた。


みんな固まる。


...あっ...


...ひっ...


慌てて道を開ける。


男2人は水の中の大きな階段の前に。


岩場の端。


岩場と壁の間。


波が激突する。


岩場がそのまま段差になった水中の階段。


僕が入ったら数分で溺れ死ぬ。


...ブゥワウウウゥゥゥーーーーーーーーー...


強い潮風。


おばあさんは大分先に。


もうすぐバリケード。


....バシャァ...バシャァァ...ドシャァ...


もう腰まで水浸し。


大男達は水際で顔を見合わせてる。


「シー様!。ま、待ってください!。」


...なぁに?。あの人達...


「シー様。我々が!。」


まるで女王と家来。


ボディガードの大男達が小さく見える。


「これは私の問題。おまえ達は下がってな。」


...何か言ってる...


...怖い...逆再生みたい...



え!?


た、確かに...。


でもおばあさん達の言葉が分かる。


...何語だ?あれ...


な...なぜ?。


「シー様!。お身体に触ります!。水圧が心臓に。」


アスカがこっちを見る。


確信に満ちた目を。


アスカも?汗。


なぜ。


おばあさんには上手く言えないけど威厳がある。


おばあさんが振り返る。


「ありがとよ。ここまでで。後は私1人でやる。おまえ達はもうお帰り。」


あんな大男にお帰りって...。


「と、とんでもない!。し、シー様を置いては!。」


...何て吠えてるんだ?。あれ...


...ウェーーーン。怖いよぉ...


「我らに任せて下さい!。シー様!。」


...どうしてこんな事に!。私船長さんに苦情言うわ!...


...おい。待てよ...


「十分。もう十分だよ。」


特殊な発声...。


だから聴き取れる。


「シー様!。」


「見守っていておくれ。」


「なぜ我々に任せて頂けないのです。」


...怖い。まるで狂犬みたい。...


...人間か?あの声...


「もう良い。私はこれで良い。やっとあの子を抱きしめてやれる。やっとだ。随分と待った。随分と永い永い間...。」


「我々が上手くやりますから...。シー様!。どうか!...」


「私の気がかりは、おまえ達が幸せに暮らせるかってこと。それぞれの家族とね。」


「シー様!。」


「もう時間が無い。融合は始まっている。」


...バキィンッ....


「潮が引いちまったら終わりだ。....」


...バキバキィンバギバキ...


...きゃあぁぁ!...


...おぉぉ...


火花が飛び散る。


バリケードを壊し始めた。


もの凄い力...。


... ウウウウウウゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...


!?


い、いつの間に...。


「し、シー様!。」


【...そこの女。ただちに退去しなさい!。こちら港南第6エリア 第34分隊 治安管理鋼規。繰り返す。そこの女。ただちに禁止区域から退去しなさい!。... 】

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